ブラザーズ & シスターズ
Brothers & Sisters (ABC 2007年) シーズン2

製作総指揮/ケン・オリン (「エイリアス」シリーズ)





第11話 新たな一歩 The Missionary Imposition

脚本/Daniel Silk、Brian Studler
監督/Michael Morris
--------------------------------------------------------
アイオワ州からの移動している車の中で、キティはノラからの
電話を受ける。隣には風邪を引いているトラビスが座っていた。
ノラによるとあの日のディナー以来、アイザックから連絡が
来ないというものだった。キティはカリフォルニアでの予備選
で忙しくしているだけだとし、ノラが直接オフィスを訪れて
ランチに誘えば良いと助言する。今更あのディナーでの家族の
騒ぎを見られたのだから関係が悪化することも無いという。
トミーたちとは全く話をしていないというノラ。ケビンが
ゲイで無ければウォーカー家の男性はリナに総なめにされて
いたよねと呟くキティは、とにかくアイザックに電話しなさい
と母に告げる。

リナとジャスティンは相変わらず一緒に過ごしていた。
リナは明日が早いので今日はお預けだとするが、ジャスティン
は家に帰りたくはないという。ここに居たらもっと不味いことに
なるのではないか?と告げる。ジャスティンはリナに、今あの
会社に行くのは気まずくないか?と尋ね、辞めればどうかと
するが、リナは貴方と違って仕事をしていかねば食べることも
住むことも出来ないのだと語る。私たちは周りのみんなに嫌わ
れていると呟くリナ。リナは二人で楽しみたいと言っていたの
に、ジャスティンはムキになっていると指摘する。ジャスティン
ももうクスリは服用していない事を告げるが、最近のあなたは
怒りっぽくなっていると指摘される。トミーが悪いのに、全て
のツケを俺たちが支払っているような物だと告げるジャスティ
ン。リナに対してトミーたち夫婦のことを心配する必要はない
とし、やり直すかどうかは本人達同士の事だと告げる。

トミーとジュリアはベッドで気まずいまま共にしていた。
下着を買ったというジュリアに対して、トミーは購入したの
フェニックスなのかとトゲのある言い方をする。ジュリアは
貴方のために買ったのだと強調する。トミーは素敵だと言い直す
と、ジュリアは明日ランチをしようと彼を誘う。そして前みたい
な関係に戻ろうと告げる。

スコッティが働く
サン・エスタフェにケビンは訪れる。
ジェイソンから電話が有ったことを彼に話し、明日コーヒーに
誘われたという。不愉快ならば断るとするが、スコッティは
特にそれを告げなかった。別れるにしてもジェイソンは義理の
弟であり家族でもあるので顔を合わす機会がある事を告げる。
明日ウチに来てもらうことにしたと告げるケビンは、嫌ならば
ハッキリと言ってくれとスコッティに語る。

サラとソールは相変わらず海外(中国)投資に関して見解の相違
が有った。サラは投資額が多き過ぎるとし、グラハムにとっては
ギャンブルだという。人生は保証など無いというソールに対して
それにしてもリスクが高いという。手を広げすぎた結果、会社
を傾けたら申し訳が立たないと。中国への投資も10店舗に供給
するのが限度だと語る。
そんな中、グラハムがやってくる。彼には10店舗が限度である
事を告げる中、明日
ゴールデンブラム社の会長がサンフランシ
スコに来るので逢うことになった事を語る。今夜ここを経って
明日サイモン・ラウ会長にプレゼンしようと告げる。彼もオー
ハイの社長が来るというので急なお願いでも了承してくれたの
だという。サラはあまりに急な出来事だとし、そういうやり方は
嫌いだと非難する。ミーティングではどのくらいの時間がかかる
か分からないので当日はホテルを予約して夜を楽しんでから
戻ってこようというグラハム。

ジャスティンは退役軍人の集団ミーティングに参加する。
サムという男性は、クスリをやっていた時の方がよく眠れた
事を語り、自分は妻・パメラとのセックスに逃げていた事を
語る。それを聞いたジャスティンは今の自分と同じだと感じる。
帰り際に主催者(moderator)の女性から、今度はジャスティン
がみんなの前で心情を告白してみないか?と言われる。

--------------------------------------------------------

そういえば今回ロバートが出演しなかったな。

■ゲイの三角関係

ジェイソンが都合良く戻ってきた。
彼曰くロバートの選挙戦の手伝いをするのだという。

ケビンの無神経さにも呆れるものが有るし、スコッティがわざ
わざ二人の会話を邪魔しに来るところも意地の悪さを感じる
し、ジェイソンの行動にも理解できない所もあるし、なんか
どの人物も嫌なところだらけだけど、一番憎めないのはスコッ
ティかな。

■ジュリアとトミー

うーんこの二人どちらが悪いのかな。
トミーが今回わざわざジュリアに喧嘩を吹っかけているような
感じにも思えるし、元々はやはり夫婦で乗り越えるべき所を
ジュリアが実家に戻ってしまった所が問題だったようにも
感じる。

■ジャスティンとリナ

ジャスティンもリナも互いに現実から目を反らして一時の楽しみ
だけのためにくっついていたような間柄だった。

しかしリナはあの状態からでも、まだトミーとキスしようとして
いる辺りが凄い執念が有ったな。

ジャスティンはミーティングに出席してようやく現実に立ち戻
った様子。レベッカとの関係も元通りになった感じなので
良かったか。"ほら言ったでしょ"は、二人の合い言葉か?

■ノラとアイザック

ディナーを共にすることになった二人。
キティからはいつもノラが語る言葉を引用された。
急いで関係を勧めるなということ。ただノラとアイザックには
そんなに時間があるわけではないし、この年齢ならばもう何でも
有りじゃないのか。

自分のルーツを巡る旅に言ってきたというアイザック。
妻のクレアが存命だった5年前のこと。
ノラは自分のルーツは分からず雑種だと語っていた。良い物
を寄せ集めた雑種だとの事。

■サラとダニエル

一応ダニエルは今回の件で信用度がアップした感じ。
ダニエルの中にも女性の影が有るかと思われたけど、単なる
投資相談らしい。でもわざわざこんな所に呼び出すか?みたい
な感じにも思えるし、投資の件では信用出来ても恋愛に関しては
また別かも。

キティ・ウォーカー (Calista Flockhart) 次女
ノラ・ウォーカー (Sally Field) 母
サラ・ウェドン (Rachel Griffiths) 長女
トミー・ウォーカー (Balthazar Getty) 長男
ケヴィン・ウォーカー (Matthew Rhys) 次男。弁護士
ジャスティン・ウォーカー (Dave Annable) 三男。

ソール・ホールデン (Ron Rifkin) 伯父
ジョー・ウェドン (John Pyper-Ferguson) サラの夫
ジュリア・ウォーカー (Sarah Jane Morris) トミーの妻
ホリー・ハーパー (Patricia Wettig) ウィリアムの愛人
ウィリアム・ウォーカー (トム・スケリット) 父
レベッカ・ハーパー (Emily VanCamp) ホリーの娘

ペイジ・ウェドン (Kerris Dorsey) サラの娘
クーパー・ウェドン (Maxwell Perry Cotton) サラの息子
ガブリエル・ウェドン (Tyler Posey) ジョンの前妻との子
ロバート・マキャリスター (Rob Lowe) 上院議員
ゲイリー・モリス (Paul Cassell) 議員スタッフ
マイロ・ピーターマン (Michael Nouri) ソウルの旧友
ジェイソン・マキャリスター (Eric Winter) ゲイ。ロバート弟

トラビス・マーチ (Denis O'Hare) ロバートの秘書
リナ・ブラニガン (Emily Rose) レベッカの親友
スコッティ・ワンデル (Luke Macfarlane) ゲイ、料理人

グラハム・フィンチ (Steven Weber) 企業コンサルタント
アイザック・マーシャル (Danny Glover) 政治コンサルタント
サム (Kevin Daniels)
サイモン・ラウ (Dana Lee) ゴールデンプラム社
ジャック (Andy Mackenzie) Flatline Jack
イボンヌ・カロ (Tamara Gorski) グラハムに投資の相談
--- (Holly Maples) Moderator
ニック・ブロンソン (Tony Devon)
--- (Ed Moy) Chinese Businessman / Lao Associate

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

inserted by FC2 system