ブラザーズ & シスターズ Brothers & Sisters (ABC 2007年) シーズン2 製作総指揮／ケン・オリン (「エイリアス」シリーズ)

第12話 カラオケナイト Compromises

脚本／Clifford Olin、Peter Calloway
監督／David Paymer
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レベッカはノラやジャスティンが居る中で料理を作る。
意外と料理を作るのが上手な彼女に対して、ノラはスコッティ
の店で見習いとして働いてみたらどうか?と告げる。ノラは
なんとかレベッカに将来の目標を見つけて欲しかったのである。
それを否定するレベッカに対して、それならば写真の仕事でも
したらどうか?と告げる。夏にはずっと写真を取り続けていた
事を指摘する。

一方サウスカロライナ州・グリーヴィンに居たロバート陣営。
ミシガンでの予備選が一週間後に迫っていたのである。
ここに来て対立候補のボイド・テイラーが急激な追い上げを
しており、テイラーが流しているロバート中傷のコマーシャル
が意外にも好評で世論調査では1ポイント差まで迫っている
という。アイオワでは彼に票を取られ、ワイオミングでは何と
か勝利していた。アダムソンの件で、正攻法を使いすぎた事で
逆にテイラーにつけ込まれたのだという。ロバートのやり方は
読まれているのだとし、アイザックは正しい道を行っても
目的を果たせるとは限らないと忠告する。
ミシガンでのスーパーチューズデイではなんとかこっちがリー
ドしなければならないとして、全力を尽くそうと告げる。
ロバートはブライアント州知事が支持してくれているので
大丈夫だと告げる。軍の訓練所以来の仲間で、彼の州知事選
でもロバートは助けていた。キティも信念を貫くことは大切
だと語る。

一方ケビンはスコッティに誘われ、ゲイたちの集まるバー
"シナモンジャックズ"へと飲みに行く。そこでゲイ仲間
にケビンを紹介するが、ケビンはゲイ達から堅すぎるとして
イマイチ評判が良くなかった。しかも週末はカラオケナイトが
有るので参加して欲しいと言われるが、自分はカラオケは苦手
だとして、ノリの悪さを披露する。

サラの元にグラハムがやってくる。
昨夜はシンガポールの企業の接待が有ったとして、彼は飲み過
ぎた事を告げ、サラのイブプロフェン錠を飲ませてもらう。
一度に4錠も飲む姿を見て驚くサラ。会社に関係の有るつきあい
ならば、私にも声を掛けて欲しいと頼む。
そんな中、サラに配達便が届く。それは離婚の書類だった。
サラがサインするだけで離婚が成立するものだった。

ケビンは帰宅するとスコッティに対して、いつもオレのことを
彼らになんと言っているのか?と告げる。そしてオレのことを
何と評しているのか?と尋ねると、堅苦しいという感想を言って
いたがカワイイとも言っていたと語る。

ミシガン州・デトロイト。
戦略会議を始めようとするが、キティは選挙戦の最中、用事で
遅れるという。ロバートは必死になってトラビスに州知事との
アポを取り付けるよう語る。そんな中、キティはロバートが
家族と会えずにストレスが溜まっているのを知って、ロバート
の前にソフィーとジャック、そしてジェイソンを連れてくる。
そのサプライズにロバートを大喜びする。
しかしロバートはジェイソンを連れてきたキティに、最初の選
挙の際に、弟がゲイだと暴露して回ったのはアイザックである
事を告げる。

ロバートたちは子供達を連れてカーニバルにいくが、ソフィー
は風邪を引いて熱があるためにキティがホテルに連れて行く
事になる。

ソールはノラに呼び出されて一緒にランチを取る。
ノラはソールに対して、いつも家族の事を思っている事を告げ
るが、ウィリアムとつきあい始めた頃、家族なんてそっちのけ
だっただろうと指摘される。家族は当然愛してくれているし、
私は貴方の妹であり、無条件に愛しているので、悩みが有れば
何でも話して欲しいと告げる。

レベッカはデビッドの元を尋ねる。デビッドは写真も多く撮って
おり、ホリーとの写真も多く残されていた。レベッカはノラに
言われて久しぶりに写真を撮るためにデビッドから指導を受け
ようと来たのだった。そこで色々とノウハウを学ぶ事になる。
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■ロバートとジェイソン

ロバートがゲイである事を公表したアイザックと組んでいる
事を知って失望するジェイソン。
理想だけではなかなか政治戦も勝てないものがあるし、信用
していた相手に裏切られる辺り、ちょっぴり悲しい選挙戦に
なった気がする。ただ最後には、自分が何を目指しているのか
ジェイソンと共に語り合う事で上手く起動を修正した感じ。

■キティとロバートの子供達

母親になりたいと感じているキティ。
ソフィーやジャックと関わり合うことで、今回その苦労の一端
を知る事になった。キティが母親・ノラに相談するも、励まさ
れただけで解決策は教えてもらえなかった。
その変わりに、キティたちが子供の頃に水疱瘡で苦しんでいる
時に、ノラ自身の苦労話を聞かされることで励みになったのか
な。

キティがきっちりと子供に起こる姿を見せたことで、ソフィー
もジャックもキティを気に入ったみたいだ。

■ゲイ+サラ

サラってゲイにうけそうな感じは受けるけど、まさにケビン
よりもサラの方がゲイにうけている姿が有った。
サラが歌った曲は、シェールのヒット曲のBelieve。日本でも
かなり曲が流れたよな。
ケビンは、「何か良いことはないか? 子猫ちゃん〜」と
Tom JonesのWhat's new, Pussycat?を歌っていた。
ウディアレンの同タイトルの映画の中で使用されている曲。

サラは勢いに乗じてグラハムとの関係を進めた。
グラハムはモテそうな感じがするけど大丈夫なのかな。
酔っているサラのキスを最初は止める流れが有ったけど、
意外と紳士的な人なのか。

■ソールは関係を進めようと感じた?

マイロの元に行ったソール。マイロとは友達なのだろうけど
一体目的は何だったのか。
直前にノラから妹なので無条件に愛する事を言われて感化される
ものがあったのだろうか。

■デビッドとレベッカとホリー

ホリーとデビッドって結局何が有ったのだろうか。
レベッカが母親の写真を真剣に見つめる所でフェードアウト
したけど、やっぱりレベッカってウォーカー家の血は流れて
いなかったりするのだろうか。


■エバン役のEnrico Colantoni

マイロの家に居候しているゲイ役のエバン。
今回はソールがマイロの家を尋ねるも、彼はイタリアに行って
いるとし、その間に家を借りているという。
そんなエバン役を演じているEnrico Colantoniは、「ヴェロニ
カ・マーズ」でヴェロニカの父・キース役、「フラッシュポイ
ント -特殊機動隊SRU-」でパーカー役を演じている。