ブラザーズ & シスターズ Brothers & Sisters (ABC 2007年) シーズン2 製作総指揮／ケン・オリン (「エイリアス」シリーズ)

第16話 父と息子 Prior Commitments

脚本／Greg Berlanti
監督／Ken Olin
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ノラは家族たちをみんな集める。
ジャスティンから聞いたレベッカの件をみんなの前で話そう
と考えていたからである。レベッカはウィリアムの娘ではな
かったという事実。しかしみんなそれぞれに複雑な事情を抱えて
おり、携帯で電話していた。ケビンがなかなか来ない中で、
ノラはとりあえずケビンには後で話すとして集まっている人物
に全てを語ろうとする。何と話して良いのか難しい状況の中で
ジャスティンがレベッカには血のつながりがなかった事を語る。
驚く中で、ケビンが家にやってくる。
ケビンは自分とスコッティの結婚式の事を話し合うために集ま
っていたのかと思い、結婚式はこの家で行う事を告げようと
するが、ケビンはみんなが集まっている原因がそこでは無かった
事を知る。しかしウォーカー家の面々は、今の自分たちに
とってはケビンの結婚は朗報だとして祝いの言葉を投げる。
しかし結婚式が土曜日に行うと聞いて、忙しい週末になること
を予期する。
そんな中、ケビンにもレベッカの事を話す。

キティは帰宅するとロバートにも、レベッカの事を話す。
複雑なウォーカー家の事情に今更ながら驚きながらも、
二人は医師からの電話を待っていた。二人は不妊治療を受けつ
つも、前回の排卵日には、自然交配による奇跡を願ってベッド
インしていたのである。ロバートはキティを見つめると、
最近胸が大きくなっているし、顔がほてっている感じがすると
して妊娠の可能性を匂わす。そしてレベッカが妹ではなくて
残念だと告げる。

ケビンとスコッティ。
結婚式の招待客について話し合う中、スコッティはアリゾナに
住む両親は来られない事を語る。合体する式なのに両親が出席
しないなんて・・・とケビンは告げるが、偏見とぶつかり合う
のはウンザリなので、それならばいっそのこと、来てくれない方
が良いという。

サラはホリーとトミーが居るオフィスに行くと、ホリーに対し
て、オーハイ食品を助けると言った時には、レベッカの件を
知っていたのか?と問う。知っていたというホリー。
父がホリーの為に2千万ドルを残したのは、レベッカが娘だと
思ったからのもので、ホリーは意図的にレベッカがウィリアム
との娘だとして、遺産を手に入れたのではないか?と問う。そしてそれは
詐欺行為に当たるとして非難する。それを証拠にウィリアムが
残したパスワードは6文字だった事を告げ、Rの文字がレベッカ
である事はホリーが父親に娘だとおもいこませたせいだと語る。
ホリーは呆れて部屋から出て行く中で、トミーはサラに、この
ワイナリーはオレとホリーの共同経営であり、ホリーに仕返し
する為に会社をダメにしようとするのは辞めろと告げ、もうこの
件は忘れて前に進めと告げる。

ノラはケビンにゲストリストの事を聞く。
ケビンはノラが演出する派手なパーティーにはしたくないとして
拒絶感を示すと共に、スコッティの両親が来られないことを
話す。彼も両親が来るとは期待していない事を告げ、パートナー
が女性でない限りは来ない事を告げる。
そんな中、ジャスティンとトミーはケビンの元に来る。
今夜は結婚式前、独身最後のパチュラーパーティーだと誘い
に来る。

一方レベッカはノラに呼ばれてやってくる。
ノラはレベッカに必ずケビンの結婚式には出席してくれるよう
告げると共に、ジャスティンが酷い事を言ったのは単純に混乱
しているだけだと言う。私はレベッカに出会えたことを喜んで
おり、ジャスティンがイラクに派兵した際に支えてくれたのは
レベッカである事を告げる。血のつながりだけが家族を構成
するものではない事を告げ、土曜日には必ず来るよう念を押す。

ケビンとスコッティの司式者としてキティが勤める事になる
中、キティの元にフェルドマン医師から電話が鳴る。
残念ながら妊娠はしていなかった。ロバートはキティが思い悩
んでいる事を知り、無理する事は無い事を告げ、代理母や養子
という選択も有る事を告げる。しかしキティは自分は妊娠が
したいのだとし、ロバートは先日まで子供を欲しがっていなか
った事を非難する。しかしロバートはあの時は選挙戦が有った
のであり、今とは状況が違うことを訴える。

ケビンは家でスコッティの手帳があるのを見て、彼の実家である
ウォリーとバーサの住所を見てしまう。
ケビンはそんな中、有る事を思い出していた。
かつて父親と共にオーハイの会議に出た際に、ウィリアムのパ
ートナーのダグとウィリアムについて会話していた内容だった。
食品業界ロビーイストの女性が亡くなったという話をしていたと言う
父親。そんな中、ウィリアムと初めて腹を割って
話をした時だった。ウィリアムはこれまでケビンがゲイである
事実を認められずに、どうしても避けていたが、ようやくこの日
ウィリアムは謝罪し、ケビンと和解した時だった。
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■レベッカとジャスティンの和解

まぁそんなに激しい決別が有った訳でもない。
ジャスティンはレベッカの気持ちが分かるだろうし、レベッカ
も大切な人に嘘をつかれる辛さは十分に分かっている。

最後に見晴らしの良い場所でのキスは良かったね。

■スコッティとケビンの結婚

シーズン1の最終話はキティとロバートの結婚だった。
そしてシーズン2の最終話はケビンとスコッティの結婚が演出
される。

スコッティの家はウォーカー家と違い、未だにゲイである息子
の事を両親が受け入れては居ない様子。
ケビンたちが直接逢いに行くも、式には出席しないがカフスボ
タンを父親から託される。

■キティは別の道を模索

キティは妊娠・不妊治療を諦めて養子をもらう選択をしていく
様だ。
キティはサラが妊娠していた際にN.Yで逢った時に、妊婦サラの
お腹に触れた際のことを引き合いに出して、自分も妊娠した
かった事を吐露する。
ただ妊娠する事だけが重要ではなく、寧ろ子供がいるかどうか
が重要だとされて、結局血のつながり以上に子供を持つことの
選択をした様だ。

■ソールの告白

今となってはそんなにサプライズには写らなくなってしまった
のかも。
ゲイナイトって感じで、もうこのドラマは、ブラザーズ & シ
スターズ + ゲイみたいな話になってるな。
告白する必要も無かったけど、告白したことでソールもスッキリ
したのだろうか。

■新しい事実

なんとウィリアムには別の子供が居る様子。
ライアンという名の子供。果たして本当にウィリアムの子供
なのか。全ての鍵はダグが握っているので、シーズン3は
ダグとの接触から始まりそうだね。

■スコッティの両親

母のバーサ役のJayne Brookは、「プライベート・プラクティス」
のメグ・ポーター医師役の女性。「ボストン・リーガル」では
レーチェル役としてシーズン2に出演していた。

父のウォリー役のMichael O'Keefeは「ホワイトハウス」の
シーズン3にゲスト出演。コメディドラマ「Roseanne」では
フレッド役としてレギュラー出演していた。