バーン・ノーティス 元スパイの逆襲 BURN NOTICE 製作総指揮:マット・ニックス http://tv.foxjapan.com/crime/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/1 http://www.ntv.co.jp/burnnotice/

第12話 機密情報 DEAD DROP

脚本／Craig S. O'Neill、Jason Tracey 
監督／Jeremiah S. Chechik
--------------------------------------------------------
黒幕であるコーワンから出向くようだと知り、マイケルは体を
鍛える時にも銃は肌身離さずにいた。サムがフライドチキンを
手にしながらやってくる。知人のピートから困っている女性が
居るとの話しをマイケルにするが、マイケルは今はコーワンと
の接触に集中したいとして仕事の話を断る。サムは一人で解決
するかと告げる。
するとマイケルの携帯にベンショア公園で1時に待つとメッセー
ジが入る。早速出向いてみるが一向に現れる気配はない。
しかし必ず何処かで見ていると踏んだマイケルは、一番相手が
監視しやすそうな場所を見つけビルの屋上に足を運ぶ。すると
そこに一通の手紙が残されていた。

手紙には過去にマイケルが行ったベオグラードの武器庫破壊の
事が書かれていた。スパイ同士が接触するためには互いの情報
を共有しながら、その中に有るヒントを元に少しずつスリより
信用を得ること。

サムは一人で依頼人のジリアンに逢う。
彼女はSXGと呼ばれる軍事企業に10年働いていた。同僚のメリッ
サは夫のケントが暴力亭主で不倫していたが、なかなか逢うこと
が出来ずにいた所をジリアンがセッティングして、企業の建物
内で逢わせるよう仕組んだこと。しかしそれがアダとなり機密
のものを写真に撮られ脅迫されるようになったという。トルコ
から運ばれてくる荷物を施設から持ち出せと言うもの。恐らく
ヘロインの密輸に関与させられているのだろうとの事。ジリアン
はもう関わりたくないという。メリッサの相手の男性はデーブ
というバーで知り合った男性だという。メリッサと接触する
サムだが、彼女は半ば諦めたように、サムを雇うことを反対する。

そんな中、マイケルの元に母・マデリンから電話が鳴る。
家に戻ると変な電話があったという。弟のネッドも呼び出され
る。マイケルはネッドに銃を手渡し母親を守れと告げる。

サムはフィオナに仕事を手伝ってくれと頼む。手がけているのは
脅迫事件でまだ情報が足りないという。フィオナは500ドルと
同時に経費別、時間給まで要求してサムの仕事を手伝うことに
なる。

マイケルはコーワンからサウスビーチに連絡係を寄こすと言わ
れて現地を注意深く歩く。すると本屋で"ウィスコンシン州・
マディソン誌"の雑誌を読んでいる人物に気がつく。雑誌の頭
文字は、マイケル・ウェスティンと同じMWだとして、これが
相手から送られた連絡係だと考える。接触すると男は100ドル
で手紙を渡すよう頼まれたという。木曜の午後6時にとメッセ
ージが書かれていた。
--------------------------------------------------------

★依頼人・ジリアン

軍事会社で働く彼女。
一度会社の規則を破って外部の人間を会社に引き入れた事で、
そこに付け入り不正に荷担させられる事になる。麻薬の運び人の
ような事をさせられているのを阻止したいというもの。

★なんと一緒に脅されていると思ったメリッサも共犯

サムたちはメリッサと男性が出会ったとされるゲイバーで張り
込みし、デーヴを捕まえて見るとなんとメリッサと夫のケント
が仕組んだことだと分かる。自分も被害者だと装う手口は
大昔から有る物だという。

★マイケルは黒幕のコーワンと一騎打ち

騙し合いというか接近するまでに面倒くさい手順を踏んで信用
を得ていく。マイケルは待合い場所を探るために動き回った
様な印象だった。しかし折角逢ったコーワンが一瞬にして
やられてしまったな。一体誰が狙撃したのか。

★コーワン役のRichard Schiff。

この人、映画でもテレビでもよく見掛けるな。
「Terminator: The Sarah Connor Chronicles」のポール・スチ
ョワート役。「ザ・ホワイトハウス」のトビー・ジグラー役。
「ロズウェル」のスティーブンス捜査官役、「アリー・myラブ」
でもゲストとしてシーズン1の最終話バーニー・ギルソン役で
登場。

★サムは一人でも任務をこなせるのか。

冒頭からケンタッキーのでかいピースを一人でがぶ食い。
マイケルから油で死ぬぞと言われていた彼。
元々は素晴らしいエージェントでも、今は良いオッサンだしね。
マイケルが別件で全面的な支援がない中でのミッションだった
だけにちょっと不安な流れだった。

★なんとかケントたちに恐怖心を与えようとするが・・・

この界隈で手を出させないようにするために、マイケルがよく
使う手なのかも知れないが、相手のボスの方が一歩も二歩も
上手だった。サムは掴まり、フィオナも決死のダイブ。
果たして逃げられるのか。そしてマイケルの解雇の理由も判明
するのか?


マイケル・ウェスティン … ジェフリー・ドノヴァン (スパイ)
フィオナ・グレナン … ガブリエル・アンウォー (元・彼女)
サム・アックス … ブルース・キャンベル (元相棒)
マデリン・ウェスティン … シャロン・グレス (マイケル母)

バリー (Paul Tei) マネーロンダリング
ネイト・ウェスティン (Seth Peterson) マイケルの弟

ジリアン・ウォルシュ (Maya Stange) 依頼主。SGX勤務
メリッサ・フォンテノー (Nicholle Tom) ジリアンの同僚
ケント・フォンテノー (Jeffrey Johnson) 元海兵隊
レイ・ワゴナー (Bruce Blauer) 詐欺師。"デーヴ"と名乗る
フィリップ・コーワン (Richard Schiff) 黒幕?

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)