バーン・ノーティス 消されたスパイ
BURN NOTICE (シーズン2)

製作総指揮:マット・ニックス

http://tv.foxjapan.com/crime/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/1
http://www.ntv.co.jp/burnnotice/



第2話 疑惑の任務 TURN AND BURN

脚本/Alfredo Barrios Jr.
監督/John T. Kretchmer 
--------------------------------------------------------
マイケルは自分の事を振り回してきたカーラが喫茶店で知らぬ
間に接触してきた事を知る。彼女が残していった
クロスワード
パズル
を見て暗号である事を知る彼は、そこからマリーナモー
で12時に会おうとメッセージが残されているのを知る。

フィオナとサムに頼み、サムには遠くから
カーラの写真を撮る
様頼み、フィオナに対しては彼女が立ち去る時に尾行して
気付かれないように黒幕を調べたい事を話す。
主導権を握る事。主従関係から抜け出すためにマイケルは画策
する。

そんな中、カーラがモールに有るオープンカフェで待っていた。
カーラは早速
ホログラムと電子回路入りのIDカードをコピーす
る様求める。これを出来る人物に
ネフジというチュニジア人が
居るので接触するよう言われる。そのカードは二日後には返し
てくれという。カーラは経費と共に報酬を置いていく。
カーラは去り際にサムとフィオナは居ないからとし、サムが
手にしていたカメラをマイケルに手渡し、今度は必ず一人で
来るよう告げる。カーラはサムとフィオナに気がついていて
予め対応されていたのだった。

どうやってネフジを探すのか。フィオナはマネーロンダラーの
バリーから聞いたらどうか?という。しかし彼は組織に狙われて
以降彼は俺からの接触を避けているという。フィオナに接触
してくれないか?と頼むが、もう恋人ではないのよと忠告した
後、引き受ける事を約束する。

マイケルはサムに逢うと、サムから依頼人を紹介される。
マイケルは断ろうとするが、以前サムを巻き込んでしまった
手前断れない。連れてきた女性はレストランで働いている
ソフィアで、そのレストランの客・ラウルにストーカーされて
困っているのだという。バーテンダーにも自分の事を監視させ
て逐一報告されている事を告げる。徐々に彼の態度がエスカレ
ートしている事を告げると早速逢うことを約束する。しかし
ソフィアは上客なのでレストランでは逢わないで欲しいと
頼む。

マイケルは母から電話があり、
コーヒーメーカーを直して
欲しいと頼まれる。
マイケルはサムと共にラウルの姿を見に行くと、なんと彼は
サブマシンガンを手にしている事を知る。ワケアリ人物で
ある事を知る。
その頃フィオナはマッサージ中のバリーに逢うと、ネフジの
情報を聞く。彼はヤバイ仕事を沢山していて傲慢な奴だとし、
現在は電気修理店で働いているという。以前にはチュニジア
の治安部隊に属していた事を聞く。

--------------------------------------------------------

ようやくカーラと接触したマイケルは、IDカードの偽装の仕事
を頼まれる。一方サムはヴェロニカと仲直りする為に彼女の
料理教室に来ていた女性・ソフィアからの仕事を引き受ける
事になる。

ドラマとしては現在何をしているのかイマイチよく分からない。
カーラは一体何をさせようとしているのか。
マイケルのスパイとしての活動を停止させ、口座までも凍結
した背景とどんな関係が有るのか全くの意味不明な状況だ。

取りあえずマイケルがくだらない仕事を引き受けている事は
カーラの情報収集する為の時間稼ぎにしか見えず、
マイケルの事にこんな扱いをすればいずれしっぺ返しを喰らう
であろう事は明らかだ。

さて今回はストーカー退治の話。
単なるストーカー退治ならば別にマイケルでなくても良いよう
な感じだが、調べていくウチにストーカーのラウルは麻薬の
密売人だと判明する。しかも依頼してきたソフィアも麻薬取締
局・DEAの職員だというのだから、事情は複雑だ。

リドカインとコーヒーを船で倉庫に入れている現状を見て
コカインの希釈剤と臭い消しだと分かってしまうマイケルは
流石だけど、ふらふらっと組織に近付いていくサムの姿が
笑えた。このドラマ、時々マイケルも田舎者風を装うシーン
が有るけど、日本語吹き替え版で見るとかなり笑えるんだよな。
因みにシーズン1は日本語吹き替え版で見たのだけど、シーズン
2は字幕版を録画して置いたために、その辺の楽しさは残念
ながら無くなってしまった。

相変わらずママからの要求はくだらないもの。
ただコーヒーメーカーの修理はあくまで出汁であり、ママは
マイケルとのコミュニケーションの問題を解決したい様子。
カウンセラーに悠長に通う暇など無いのに付き合ってあげる
辺り優しいね。

偽装屋の件は結局グダグダで、殺害するならばカーラ自らが
接触すれば良かったんじゃないかって感じがするエピソード。

ストーカーの件は、ラウルをボス・カンポスに裏切り者として
密告することで、上手く退治した。
最後にラウルとソフィアの立場が逆転する辺りはなかなか
面白くできていたね。

マイケル・ウェスティン … ジェフリー・ドノヴァン (スパイ)
フィオナ・グレナン … ガブリエル・アンウォー (元・彼女)
サム・アックス … ブルース・キャンベル (元相棒)
マデリン・ウェスティン … シャロン・グレス (マイケル母)

バリー (Paul Tei) マネーロンダリング
ネイト・ウェスティン (Seth Peterson) マイケルの弟
カーラ (Tricia Helfer) マイケルを脅す女


ネフジ (Erick Avari) 偽造カード作成
ラウル (Kevin Alejandro) 麻薬NO.2
ソフィア (Jacqueline Pinol) DEA(麻薬取締局)職員
カンポス (Mario Ernesto Sanchez) 麻薬ボス
--- (Diane Adams) カウンセラー
--- (Dave Corey) DEA(麻薬取締局)職員
--- (Erik Joseph) DEA職員


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

inserted by FC2 system