バーン・ノーティス 消されたスパイ BURN NOTICE (シーズン2) 製作総指揮:マット・ニックス http://tv.foxjapan.com/crime/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/1 http://www.ntv.co.jp/burnnotice/

第11話 犯罪多発地域 HOT SPOT

脚本／Ben Watkins
監督／Stephen Surjik
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マイケルの自宅の扉に爆弾を仕掛けた男。
防犯カメラに写っているかも知れないとし、エバーグリーン社
の防犯カメラを調べるために、システムエンジニアを装い会社
に潜入。不意なシステムのメンテナンスにエバーグリーン社の
ケイはメンテナンス会社に確認のために電話する。マイケルは
適当に電話の対応をしていると、メンテナンス会社の責任者の
ロンは今すぐ警察に電話するという。マイケルは防犯カメラの
映像を盗み出すと、すぐにその場を後にする。

映像を調べるマイケルにフィナオは語りかける。一体何のため
に爆弾魔を調べているのか。まるでカーラの使いっ走りになっ
ているという。するとマイケルは防犯カメラに犯行時間周辺
で二度写っている男性を見つける。フィオナに写真の男を調べ
てもらう。

マイケルはサムに会う。
サムは写真の男を見て、殺し屋にしては軽装過ぎないか?と尋ね
る。そんな中、サムは突然気分転換にアメフトを見に行こうと
告げる。元アメフト選手のショーン・マーティンと知り合いな
のでチケットが入るという。その代わり簡単な仕事を頼まれて
居るとのことだった。

ショーンはアフメト選手の卵である選手たちの更生施設で
アメフトを指導していた。選手の一人・コリーが先日ケンカを
したのだが、ケンカした相手がヤバイヤツだという。名前は
フェリックス・コールというギャング団の男とのことだった。
現在ショーンが身柄を預かっていると言うと、マイケルは危険
なのでウチで匿うことを告げる。

そんな中、マイケルの前にカーラがやってくる。
目隠しをされてカーラの事務所へと連れて行かれる。
カーラは爆弾魔によって他の諜報員もやられた事を告げ、
マイケルに犯人捜しを求める。爆弾の成分分析の結果など、
自分が知り得ている資料を全てマイケルに見せる。マイケルは
セルビア・モンテネグロの破壊工作員の名簿を見せてくれる
様頼む。

マイケルは自宅へ戻ると、サムからフィオナが凄いやる気で
有ることを聞かされる。中には、コリーの他に妹のタニアの
姿とフィオナが居た。今回のケンカの発端は、タニアが
フェリックスの車に押し込まれて襲われた為に、コリーが助け
にいきそこでバッドで殴ったのだという。フィオナはそんな
奴は絶対にやるせないとして退治する事を誓う。マイケルは
警察に任せるべきだというが・・・
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マイケルは監視カメラの映像から、カーラに手を貸している
工作員たちを殺害している人物を特定していく。
一方、マイケルはサムの知り合いからの頼みで、アメフト
選手のコリーから仕事を依頼される。最も乗り気なのは
フィオナだった。

この一件でカーラ自身も組織からの立場がピンチな様子。
何らかの意図で計画していく中で、カーラ周りの人物が
次々と殺されているのだから確かに立場が悪くなるよね。

展開としては結構思わせぶりな感じにも見えた。
セルビアで活動していたスパイの中にフィオナらしき人物の
名前が有ること。フィナオ自身も"近く"に相手が居る様な
事を臭わせるセリフ回しがあったし、今回は随分感情を露わに
して爆弾魔に対しても、今回の依頼人に対しても肩入れする
所があったように思う。

コリーに降りかかっている問題は、妹・タニアが襲われた際に
バッドで襲いかかった人物がギャング団の一味だったという
事。フェリックスの事をどのようにして退治していくのか。

マイケルは警察に任せようとするも、コリーの妹が襲われた
事を知り、フィナオは相当ご立腹だった様子。

展開としてはこのドラマでは良くある感じのもので、ギャング
団と仲違いさせるというもの。
ギャング団のボスに不審感を植え付けるということで、その
様に上手く誘導していく。

マイケルが演じている別人にフィオナが惚れていくという
面白い展開だったけど、マイケルとフィオナが付き合うように
なったのも、かつてマイケルが別人を演じていたときの姿に
惚れたからなのかな。

最後はマイケルがフェリックスの事を怒らせるだけ怒らせ
自分を襲撃するよう誘導する。その車の中にボスのトニーを
乗せているという事でギャング団同士で決着をつけさせた。

最後のクレジットには
Jose Duarte (1934-2008)に捧ぐとのメッセージ。
美術監督みたいだけど、この作品との関わりって何かあるのか
な。