バーン・ノーティス 消されたスパイ
BURN NOTICE (シーズン2)

製作総指揮:マット・ニックス

http://tv.foxjapan.com/crime/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/1
http://www.ntv.co.jp/burnnotice/



第13話 不運の連続 BAD BREAKS

脚本/Michael Horowitz
監督/John T. Kretchmer
--------------------------------------------------------
爆弾魔から聞き出した銀行口座を元にマイケルは、爆弾魔に
仕事を依頼した人物を捜し出そうと、バリーに調べて貰う事に。
奮発して高級レストランで食事を奢ろうとするが、サムは俺に
は大した物を奢らないのにバリーには大層な扱いだと呆れる。
マイケルはバリーに会うと、彼が違和感のある対応をしたこと
に気がつき、彼の体に盗聴器が仕掛けられているだろう事を
推察。その場から立ち去ろうとするが、そこにやってくるのは
政府の諜報員・
ジェイソン・ブライだった。かつてマイケルが
この町から追い出した人物だった。マイケルは再度警告を与え
るが、ブライもまたお前が脅しに使ったファイルを取り戻した
後に海の底に沈めると告げる。

フィオナはファイルを公表してしまえば良いんじゃないか?と
するが、ブライに追跡されたら自分の人生も終わると告げる。

そんな中帰宅するマイケルの家にブライが衛生局の職員を
引き連れて検査していた。この家は猛毒の菌が居るので住まい
としては不適切だとして、衛生局に圧力をかけてマイケルを
追い出す。

マイケルは激怒しつつ取りあえず母・マデリンの家にいく。
するとマデリンから
ポーラという女性がマイケルに助けを求めて
いるとして今ここに来ているという。
話を聞くと出会い系サイトで知り合った
プレスコットという
男性がストーカーのようにして付きまとってくるというので
有る。マイケルはその男に会ってみるとして、彼女から彼の
住所とインターネットに掲載されていたプロフィール資料を
マイケルに手渡す。

彼の家に行くも彼はそこには住んでいなかった。
何処からプレスコットの事を調べるかサムと相談する中で
ポーラから例の男が会社付近で彷徨いていると電話が鳴る。

彼女が勤める個人銀行へと足を運ぶ。
彼女は現在銀行の支店長補佐をしており、ストーカーなどに
付きまとわれている事が知られれば顧客の信用を失ってしまう
と訴える。
そんな会話中にもブライが個人銀行へとやってきてマイケル
に圧力を掛けてくる。マイケルは激怒し全面戦争するつもり
なのか?と問うと、そこにストーカー男・プレスコットが複数人
の男達を引き連れて銀行に来たのである。しかも手には武装
していた。彼は銀行強盗を画策し、ポーラに近付いていた事が
分かる。マイケルとブライはそのまま人質の一人として掴まって
しまう。

--------------------------------------------------------


シーズン1の7話8話に出てきた政府の諜報員ブライ。
再びマイケルの元に現れ、自分を脅していたファイルを
手渡すよう告げる。

ブライが出てくるときは決まって、フィオナとサムが対立
する構図にあるな。
今回はマイケルが最初に助けを求めて電話してきた人物は
誰なのかで争いが始まる。
いつもは言われっぱなしのサムだけど、今回はマイケルが
いの一番に電話して助けを求めたことを知り、フィオナに
対してイニシアチブを持っていた。フィオナのしている爆弾
の仕掛けなど少し頭の良い猿ならば出来ることだとして、
相当挑発的な事を言っていたぞ。

さて今回はCSIバルタン刑事こと、ブライと対立しつつ
一緒にいたところを銀行強盗に襲われるという事で、二人が
協力して銀行強盗に対峙していく姿があった。

とはいえブライはいきなり腕を撃たれてしまった事で、マイケル
が助けることになるけどね。

二人がいれば百人力かと思ったけど、相手の銀行強盗も相当
手強く、なかなか自由にさせてもらえなかった。
マイケルが上手く医療従事者の役割の元で、犯人との駆け引き
をする中で、段取りよく計画の元で色々と工作していく。

エアガンを暴発させたり、色んなクスリを混ぜ合わせたり、
電波妨害が有る中で、サーバー室を経由して外部と連絡を
取ったり・・・
色々と細かい仕掛けが多かったので、見所は多かったように
思う。

銀行の外にいたフィオナとサム。
当初の計画では銀行の壁を爆破する予定だったけど、サムは
犯人が逃走に使う船を探し出し、フィオナは銀行に近付いて
くる警察官を上手く回避させたり、脱出に使うトラックを
タイミングを見計らって爆発させた。
みんな上手くタイミングを図っていたね。
一番酷いのはフィオナからセクハラされたコーヒー店の
おじさんではないか。

緊迫感のある中でやっぱりドラマは一貫して仲違いさせて
ボス以外の人物をボスに殺害させ、残ったプレスコットは
警察に任せた。タイミングが素晴らしく良かったね。
一応これでバルタン刑事との絡みは無いのかな。
CSIでは渋い役割なのに、このドラマでの役柄は粘着性の有る
嫌な奴との印象だったけど、今回のエピソードでそんなイメ
ージを払拭できたかも。

マイケル・ウェスティン … ジェフリー・ドノヴァン (スパイ)
フィオナ・グレナン … ガブリエル・アンウォー (元・彼女)
サム・アックス … ブルース・キャンベル (元相棒)
マデリン・ウェスティン … シャロン・グレス (マイケル母)

バリー (Paul Tei) マネーロンダリング
ネイト・ウェスティン (Seth Peterson) マイケルの弟
カーラ (Tricia Helfer) マイケルを脅す女
シーモア (Silas Weir Mitchell) 武器商人


ジェーソン・ブライ (Alex Carter) 政府の諜報員
トム・プレスコット (Mark Sheppard) 銀行強盗
--- (Rodney Rowland) 銀行強盗
ポーラ・フォスター (Mandy June Turpin) 依頼人、個人銀行
--- (Gaston Renaud) 強盗"レッドブル"
--- (Patrick Michael Buckley) 脚を損傷する号棟
--- (Paul Niebanck) プレスコットの共犯者、仲違い
--- (Andrew Sensenig) Board of Health Agent 
ジェレミー (Brice Beckham)
--- (Melissa Cabana) 受付係
--- (Sandor Juan) 警察官
アンジェラ (Adele Uddo) サムと良い関係になりそうだが・・
--- (Kevin Walton) 制服を着た強盗
--- (Enrique Herrera) コーヒー店Coffee Vendor
--- (Isaac Feldman) 銀行支店長
--- (Julie Kendall) 人質
--- (Derrick Redford) 出納係


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

inserted by FC2 system