バーン・ノーティス 消されたスパイ BURN NOTICE (シーズン2) 製作総指揮:マット・ニックス http://tv.foxjapan.com/crime/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/1 http://www.ntv.co.jp/burnnotice/

第14話 真実と和解 TRUTH AND RECONCILIATION

脚本／Alfredo Barrios Jr.
監督／Ernest R. Dickerson
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マイケルは口座番号から、銀行の支店長グスタヴォの名を突き
止め彼と接触する。フィオナはリスクが高いだけで収穫は無い
ので辞めた方が良いと告げるが・・
ケイマン諸島銀行支店長のグスタヴォと駐車場で会う。
本当に本人なのか確かめようとするが、相手が不自然な行動を
取った為にマイケルが問いつめようとすると、相手はナイフで
マイケルの腕を切りつける。マイケルと格闘の末、男は建物の
上から落下して死亡する。

マイケルは治療のために自宅に戻ると、非番の警察官と釣り
に行っていたサムが獲物を持って帰宅する。
本当のグスタヴォは暗殺者によって殺されて発見されたという。

そんな中、マイケルの前にクロード・ローランというハイチ
人がやってくる。彼はマイケルに助けを求め、数年前に娘が
ハイチで殺害された事を語る。殺したのは当時ハイチで役人を
していて刑務所の所長だったJ・Pデュマンで、彼は不正を指摘
した娘を殺害したのだという。その後不正を告発され、彼は
一族と共にアメリカに逃亡したとのこと。彼をハイチで裁きたい
事を告げる。証拠も有るとして正式文章を見せ、これは米州
人権裁判所から出されたものだという。しかしマイケルはそれで
も証拠としては足りないとし、娘さんは父親に平穏な人生を
贈ることを望んでいるのではないかと告げる。クロードはその
言葉を聞いて激怒し、勇敢な男だと聞いて来たのにと失望する。

マイケルとサムはフィオナを待つ中、サムはマイケルにクロード
の件に手を貸したらどうかと声を掛ける。ハイチの刑務所は
不正にまみれて酷いところである事を告げる。

そんな中、マイケルの元に母から電話がなる。
家に不法侵入者が現れたという物。すぐに家に戻ると、母の
車からカーステレオを盗まれたものだと分かる。母親は犯人を
捕まえるためにマイケルに協力を求めるが、マイケルは現在
仕事中であることを告げる。

マイケルはクロードの件で調べることにする。
J・Pは不信任決議を受けて一族は大金を持って失踪している事。
アメリカではリュク・ルナールと名乗っている事を知る。
取りあえず不正入国した証拠を突き止めるために、彼の屋敷
に潜入する作戦を立てる。その為にフィオナにも協力を求める。
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ヴィクターがマイケルの件で絡んでいる事が判明する。
ヴィクターって誰?と感じだけど、実はシーズン2の6話
「反目の結末 BAD BLOOD」に登場している。カーラの仲間だと
思うけど、一体何のためにこの件で関わってきたのだろうか。

さて今回のメインは、ハイチから密入国してきた人物を
ハイチに戻して裁判を受けさせるというもの。

オチを見てしまうと、今回の作戦のような面倒なことをしなく
ても最初から拉致して送り返せば良かったじゃないかという
事になるけれど、まぁそれも仕方がない。

フィオナとサムが相変わらず仲が悪い。
密入国の仲介者の情報を知りたい物の、フィオナは武器の
密輸関係者には精通していても密入国者関係の情報には疎い。
サムは政府関係者とのコネクションは有っても、なかなか
その手の情報には手が回らないという事で非難合戦が始まった。

母・マデリンのマイケル妨害も存在したけど、あまりエピソード
の流れは壊さなかったかな。一人でカーステレオの配線を
完成させる辺りが凄い。マイケルの母親ってだけは有るのか。

ハイチの男については、フィオナのお色気作戦。
フィオナってハイチの言葉が話せたのね。
上手く郷愁を誘い、警戒心を解いて相手に取り入っていく。
彼女が屋敷に潜り込んで盗聴器を仕掛けたお陰で上手く情報
を掴んでいく。

しかし今回のJ・Pの父親が結構くせ者だった。
用心深いところは密入者ならば当然だけど、ここまで冷静に
対処されマイケルは大ピンチだった。サムの救援でなんとか
なったけど、もの凄く危ない橋を渡った感じだね。

サムとFBIの和解。
FBIの二人、久しぶりに登場したな。