バーン・ノーティス 消されたスパイ BURN NOTICE (シーズン3) 製作総指揮:マット・ニックス http://tv.foxjapan.com/crime/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/1 http://www.ntv.co.jp/burnnotice/

Jul. 30, 2009
第8話 友情の証 FRIENDS LIKE THESE

脚本／Rashad Raisani
監督／Felix Enriquez Alcala
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仕事の準備は細かい所を大事にすべき。意外と電池なんかが
役に立つ。
マイケルはトムからの協力要請でカメラを持って出かけよう
とする。フィオナ(以後・フィー)はあんなヤツの言いなりに
なって手を組むなんて平気なのかという。しかしマイケルは
ヤツだけが復職の切り札だとしてフィーに理解を求める。
トムがやってくると、マイケルは出かけるが、フィーは少し
でも異変を感じたら手を引いてと語る。

トムはある政府施設へと連れて行く。
アメリカの諜報機関の隠れ家であり、海外任務の際の兵器が
保管されている場所だが警備員の居ない時間帯が有り、政府の
施設でやりたい放題にしている人物が居るというのである。
あの連中が金曜日にブツを売るが取引相手が分かって居らず
取引する場所も分からないのだという。マイケルにはそれを
突き止めて写真に収めるよう要求する。

盗みはパーティーと似ている。後片付けが大変な事。
しかし掃除人(クリーナー)が施設を破壊させることで全ての
侵入の証拠を消していくヤツが居た。クリーナーの事を調べる
事に。

サムはミス・レイノルズと友人の別荘にお泊まり旅行に行っ
てくるという。マイケルは出発前にサムにクリーナーの車の
ナンバーを調べてもらっていた。車はレンタカーで使われた
カードは盗まれたクレジットカードだという。同じ車がドラル
周辺で三度ガソリン給油をしており、あの周辺で身分証無し
でチェックインが出来るのはウィイジスモーテルだけだという。
クリーナーら組織のものが潜伏しているならぱここだろうと
いう。目の前にビンゴパーラーがある事を告げ、溶け込む人物
が入ればそこで監視してもらえば良いとして、マイケルのママ
が適任ではないかという。ただし現在雨漏りが激しくて、
以前の爆発事件が原因だと思っているので相当機嫌を損ねて
いるのだという。
マイケルはマデリンの元に行き見張ってくれるよう頼む。
するとフィーはあの"寄生虫(トム)"の仕事にママを巻き込むな
んて反対だとするが・・・

そんな折りバリーから突然電話が鳴り、今までの貸しを返して
欲しいとマイケルに助けを求めてくる。カリートの方にフィー
も一緒武器持参で来て欲しいとのこと。
バリーに遭って事情を聞くと、自分が所有している秘密の
帳簿が盗まれてしまったのだとし、顧客のリストが書かれている
のだという。そいつらの隠し口座の情報など全てが記載されて
いるものとのこと。マネーロンダラーの秘密のアドレス帳だ
った。これが客に知られたら八つ裂きにされるという。
パソコンに入力するとハッキングの危険性であるので、アナログ
的に手帳に記載しているのだという。先ほど知らない男から
電話が鳴り、手帳と引き替えに500万ドルを出す様言われたとし
木曜日までに払わないと別の場所に売り飛ばすと言われた
との事だった。犯人に心当たりはあるのか?と問うが、倉庫は
偽名で借りているし、注意して保管していたものだという。
エイミーという彼女が居るが、彼女に書類の保管を頼まれた
のだという。それを聞いてマイケルはトロイの木馬であり、
書類に発信器が付いていたのだろうという。フィナオがこの件
は片付けておくという。

スパイは22歳から55歳。子供や年金生活者を疑う人は居ない。
サムはマデリンをビンゴパーラーに連れて行くと、あくまで
目立たないようにして監視してくれとし、見たら連絡をすれば
良いだけだと語る。

フィーたちはエイミーに遭いに行く。
帳簿を返すよう告げるがエイミーは何の事か分からないと否定
する。マイケルは500万ドルを要求した人物にエイミーも
殺されるぞと告げる。フィーはエイミーの所有する車には
運転席の下に振動スイッチが設置して有るとし、試しに車に
石を投げつけて揺らすと突然大爆発を起こす。エイミーは観念
したように10万ドルをやると言われたのでその通りにしただけ
だという。その男とはココナツグローブの家で会ったとの事だ
った。
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マイケルはなんとか政府のスパイに戻るべく奔走する中で唯一
の頼みの綱は素性不明のトムだけだった。彼の言葉がどれだけ
信用出来るのかまるで分からない中で、フィーは反対する。
そんな中でマイケルはトムから依頼される武器密売の証拠を
探るために奔走する。

二つの事件を同時に担当することも有って、色んな意味で制約
が有る中でのエピソード。
いつもは使うばかりのバリーからの依頼ということで、マイケル
としては少しは恩返し出来たのかって感じの内容だ。

ドラマの中で重要なキーパーソンは常に女性が握っていた。
バリーから情報を盗み出したのもエミリーという美女。
バリーの情報を盗む計画を主導していたのも被害者ぶっている
ナタリーという女性だし、そんな彼女から話を聞き出そうと
するのもフィオナだった。そして今回は何よりもマデリンを
作戦の一部に取り入れたこと。完全に安全な流れの中での
利用だったので、マデリンにとっては良い刺激になったのでは
ないかとするものがたりで、普通の生活に退屈している奥さん
にスパイミッションを与えた「トゥルーライズ」みたいな
ものがある。

ドラマとしてはバリーの流れがメインだったかな。

サムが彼女と出かけるというのになかなかマイケルの任務が
片付かずにお泊まりデートに行けるのか?って感じだったけど
やっぱり行けないとするオチはちょっと可愛そうだった。
これでも年金受給者なんだし、もう少しいたわって上げてくだ
さいなってことかも。
ミロヴァンとの絡みの中で、たるんだお腹の件で相当挑発され
て武器を奪われたときにはヒヤヒヤするものがあったけど、
なんとなくオチが読めたりもしたかも。
寧ろ計画を主導しているのがナタリーでありフィオナがそれを
知らずにいる状況というのが怖かったかも。

ベネットという協力者の元に行く際には、下っぱの部下には
計画の全容など聞かされていないだろうと踏んで、"俺たちみ
んなヤバイぜ作戦"が意外にも効果的だろうって感じだったけど、
あっさりばれてしまうところもまた笑えるところ。

作戦の為とは言えマイケルがフィオナを殴った際には、流石に
どん引きするところだったけど、作戦としては効果的だった
の゛何とも言えないものがあるかな。
ナタリーは強者だと言うことで今後もまた登場してくるの
かな。当分はマイアミにこなさそうな気もするけどね。
とりあえずナタリーの再登場は【Season 4, Episode 14】と
なっているのでどういう形で関わるのか気になるな。
それと共にフィオナも町を出て行ってしまうところが切ない。

トムとのミッションをソツなくこなして取りあえず上層部と
繋がったみたいだけど、ディエゴとトムが結託していることも
考えられるし、組織としてマイケルにこれまで散々見捨てられて
ひどい扱いをされているので、映画「ランボー」のスタローン
的憤り感を感じていくのかも知れない。

■ナタリー・ライス役のCallie Thorne

「ホミサイド／殺人捜査課」でローラ・バラード刑事役として
シーズン6から7にかけてレギュラー出演していた彼女。
「プリズン・ブレイク」でマホーン捜査官の妻・パム・マホーン
で出演。「ER緊急救命室」ではシーズン12で5話に渡り、ERの
ドクターと不倫していたジョディ役で出演。

■使用された曲

・Julian Beeston Alec Puro and Raney Shockneの"Rent Boy 60"
・Michael Wandmacherの"Walk Soft, Big Stick"
・Carne Crudaの"Pump Audio 203406"
・The Alternate Routesの"Good Time Gang"
・Salme Dahlstromの"Speed Freak"
・Chuck Sherの"CM104 Energy Salsa"
・Phunkpiranhaの"Tailgunner"
・Jeff Biebuyckの"Tenterhoooks"
・Russell Howardの"Back Handed"
・Edgard Jaudeの"Sacred Mission"
・The Young Werewolvesの"Pump Audio 57206"