バーン・ノーティス 消されたスパイ
BURN NOTICE (シーズン3)

製作総指揮:マット・ニックス

http://tv.foxjapan.com/crime/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/1
http://www.ntv.co.jp/burnnotice/




 

Feb. 18, 2010
第14話 共犯者 Dressed to Kill

脚本/Michael Horowitz
監督/Dirk Craft
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フリーランスのサイコ野郎・ギルロイはマイケルに対して、
手を組む前に、マイアミから飛び立つ自家用機の
6週間分の
飛行計画書
を盗み出せと要求してくる。成功すれば金を払う
と言われ、サムからは22日の飛行計画書を見ると、この日だけ
空路が開けてあるのだという。
チリを出発してマイアミで
燃料補給し、行き先はポーランドだ
という。マイケルはその
事実を持って、狙っているのはこの飛行機だろうとし、この
飛行機には何が積み込まれているのか?と問うと、生物兵器と
ワクチンを届けるのだという。それを聞いてマイケルはすぐに
嘘だと分かる。


「外国のスパイのオフィスを探すには、お国の家庭料理を出す
店を調べる事だ。」

マイケルはフィーをデートを名目に連れ出すが、行った先は
ポーランドの軍事情報部のオフィス前だった。こんなのデート
じゃないというフィーに対して、俺だって出来ればビーチで
デートしたい事を告げるが、それならばギルロイを探るのを
やめて殺してしまおうと告げる。それで終わりじゃないのと
言うが、雇い主が居るハズであり、阻止する為にはまだまだ
サイコ野郎とのゲームをいる必要が有るのだと語る。

マイケルは軍事情報部の職員の中でも買収出来そうな人物・
コンラッドを見つけ出す。泥沼離婚で金も尽きている為に
買収しやすいだろうとのこと。

「人の愛国心を見抜くのは難しいことだ。」
マイケルはコンラッドに近づくと、極秘フライトの件で
オフィスが知っている情報を手に入れたいことを告げ近づく。
話によっては力になれるかもしれないというコンラッド。
マイケルは自分はロシアのスパイであり同郷に訴える作戦
だったが、逆に彼はロシアのせいで全てを失った事を告げ、
ポーランドでの仕事、妻、家族を失っている事を語る。
ロシアのスパイになど情報を売るはずがないとして銃を
突きつけられるが、フィーがフォローし彼を気絶させ、なんと
か逃れる。

マイケルはこうなったらオフィスに侵入するしかないとする
が、フィーは別の方法でコンラッドにアプローチすれば良い
のだという。
CIAのエージェントとして逢うのが一番だが、
作戦には相当の金がかかるとのこと。マイケルはサムから
アパレルメーカーの女社長の件で金になる仕事があると言って
いた事を告げ、すぐにサムに電話する。フィーは恐らくデブ
は金よりもモデルの方に興味が有るんでしょと告げるが、
サムはマイケルが仕事を引き受けてくれた事を喜び、彼女の
店は
グアイスロイホテルに店舗があるので見てみろという。

早速社長のイザベルにサムとマイケルで接触する。
すると副社長をしているティム・ヘイスティングスと最近
揉めているが、それは
収支の帳簿が合わず金が消えていること
に気がついたからだという。内密に調査して欲しいと告げ
報酬として3万ドルを渡すと告げる。

「情報を聞き出す為にはターゲットに自分が特別だと思わせる
ことだ。」

フィーはカフェにいるコンラッドの隣に座ると、自分はCIAの
職員でありロシアから接触が無かったか?と問う。その男の
正体と狙いが知りたい事を告げると、何か重要なフライトが
あると言っていたことを告げる。しかし私はこのフライトの
件にはノータッチなのでなんのフライトなのかは聞かされて
いないという。

「協力者は金の為か信念のために動く」。フィーはそんなコン
ラッドに金を渡すと、フライトについて極秘で調べて欲しい
と告げる。

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ギルロイの計画を知る為に彼らが狙っているフライトが一体
何を積んでチリからポーランドに向かおうとしているのかを
探るために軍事情報部の職員のコンラッドに接近する。
一方でその為の軍資金が必要になり、マイケルはサムが
協力を求めていたアパレル会社の案件を担当していくことに
なる。不正経理を行っているとする副社長のティムを調べて
いくが、実際にはティムではなく共同経営者のデーモンが
イザベラを殺害し、会社を独り占めしようとしている事を
知る。

ギルロイの流れの為にアパレル会社の案件を担当。
ギルロイの件は相当緊迫感が有るために、もう一方の流れ
は多少ブロのマイケル達からすれば容易に案件かに思えた
けど、意外と思ったとおりに行かず苦労していく流れが有った。

相変わらずフィーの役割が随分と多くなり、今まで散々反対
していたフィーだけど、ギルロイの件では流れの中で、
フライトでポーランドに運ばれるものが物資ではなく囚人で
ありしかも超大物の犯罪者ということも有って、真剣に
協力してくれそうな感じ。ただマイケルがCIAに戻ることは
反対だとは思うのだけどね。

CIAの職員としてフィーがコンラッドに接近していく流れは
上手かったな。マイケルが結果的に囮になってしまったけど、
ポーランドとロシアは相当仲が悪い。何故マイケルはロシア
のスパイとして接近したのか。コンラッドの国籍なり、
事情を正確に把握していなかったからなのだろうか?
ポーランドは歴史的に見ても、日ロ戦争によってロシアと
対峙していた日本に対する親近感が高い国とも言われている
けど、上手く心理的な状況で彼を丸め込んだ感じだった。

その過程でマイケルの写真が必要になり陸軍時代の写真を
とりに行ったけど、マイケルは陸軍、サムは海軍にそれぞれ
所属していたんだね。

イザベラの案件に関してはちょっぴり微妙だった。
マイケルがデーモンと関わっていくウチにデーモンも味の
ある役柄をしていたので、ちょっぴり懲らしめるのが気の毒に
なりかけたけど、自白を引き出すために仲違いさせた流れ
は少々うさんくささが存在した。
何度も警察を呼ぶサムの姿が有った。

マイケル・ウェスティン (Jeffrey Donovan) スパイ
フィオナ・グレナン (Gabrielle Anwar) 元・彼女"フィー"、武器商 人
サム・アックス (Bruce Campbell) 元相棒
マデリン・ウェスティン (Sharon Gless) マイケル母

バリー (Paul Tei) マネーロンダリング
ネイト・ウェスティン (Seth Peterson) マイケルの弟
メイソン・ギルロイ (Chris Vance) フリーランスのサイコ野郎

イザベラ (Christina Moore) アパレルメーカー社長、元モデル
デーモン (Jeffrey Vincent Parise) イザベラと共同経営者、元デザイナー
ティム・ヘースティングス (Rick Kelly) 副社長、無実
コンラッド (Tom Nowicki) ポーランドの軍事情報部の職員
リック・ピーターソン (Todd Cahoon) クラブDJ、殺し屋
--- (Alexander Alonso) Police Officer
--- (Shannon Gartman) Fashion Critic
--- (Sean Mahabir) Police Officer

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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