BURN NOTICE (シーズン4) 製作総指揮:マット・ニックス http://tv.foxjapan.com/crime/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/1 http://www.ntv.co.jp/burnnotice/

Mar. 4, 2010
第1話 友と敵 Friends and Enemies

脚本／Matt Nix
監督／Matt Nix
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マイケルとフィオナとサムは三人はチームである事を約束して
お揃いのコンバットナイフを持っていたが、結局マイケルは
みんなを巻き込みたくなくて、彼だけが行動を取ることになる。
スパイをして重警備の刑務所に収監させられていたサイモンの
逃走に手を貸すことになったマイケル。しかし彼はとても危険
な犯人であり、改めてマイケルはサイモンを捕まえる。
しかしマイケルは頭から布を被せられて何処へともなく連れ去
られる。サイモンは別れ際にマイケルに対して、「お前はオレ
のようになる」と意味深な発言をされる。
一方マイケルの母・マデリンはFBI捜査官のキャラハンによって
逮捕される。マイケルが自分に向けて発砲したとするが、息子
が本気で狙えばあんたは死んでいる筈だと告げる。

マイケルは気が付くと、豪華な部屋の椅子に座っていた。
少ない情報からマイケルは現状を把握しようとする。
するとマイケルの前にヴォーンだと名乗る人物が現れ、伝説の
スパイのマイケルに会えて光栄だと語る。
この場所は、"プライベート収容所"、"秘密の監獄"と呼ばれて
いるが、正式名は"文書処理センター"だという。
マイケルは何故俺を連れてきたのかと問うと、マイケルが上司
に腹を立てつつも助けたことが功を奏した事を語る。
サイモンが上役を襲ったのは手初めて終わりそうもないことが
起きているのだという。マイケルに対して私と手を組めば全て
がうまくいく事を告げる。しかしマイケルはそれを拒絶する
中、暫くはこの場にとどまってもらうとして、その間にファイル
でも呼んでいて欲しいと告げる。話合う気になったらいつでも
呼んでくれとのこと。

マイケルはファイルを目にしてパターンを調べる。
情報源を調べる必要があると感じて、改めてマイケルはヴォーンの
ことを呼ぶ。マイケルはファイルから分かることは、世界各地で
暗殺や戦争、干ばつが起こる度に特定の口座に金が入っている
事を語る。これがオレに何の関係があるのかと問うマイケル。
するとヴォーンは、マイケルと組んでこの陰謀を止めたいのだ
と語る。口座の持ち主がサイモンの逃走を企てて、更には私
たちの組織を潰そうとしているのだという。マイケルはヴォーン
たちの組織とは一体何なのかと問うと政府の助っ人のような
もので、政府とは縁の切れた連中を雇って使っているのだという。
マイケルは嘘くさい誘いだとして拒絶するが、敵はサイモンの
様なサイコ野郎を利用して色々と工作している事を告げ、協力して
欲しい事を告げる。ヴォーンはカーラやビクターのようなものが
居たので信用出来ないのも理解出来るとするが、君はそのような
人物とは違うだろうと語る。
ファイルを目にして何を感じたかと問われるとマイケルは、
ダミー会社と架空の口座の流れがある事を告げ、各地の戦争に
一人の武器証人が絡んでいるようだと語る。グレゴリー・ハート
という武器証人で衛星電話を取引している人物だとすると、
もしもオレが調査するなせばハートに逢って話を聞くはずだと
いうマイケル。ヴォーンはそれならば一緒に彼に会いに行こう
と告げ、仲間になるかどうかはその後で良いと語る。
ハートは今ゲリラのキャンプに居るのだという。

武器の密売人は大金を稼げる反面、色んな人物から狙われている
のが実情だった。武器ディーラーのハートも金を得て豪邸に
暮らしている訳ではなく、ハートのような逃げ隠れしているのが
原因だった。
ヴォーンとマイケルはハートの元にいくと、取引している客の
名前を言うよう脅す。しかし彼は顧客はスイス銀行を使い匿名のメルア
ドしか知らないのだとし、名前すら分からないのだと語る。
すると突然どこからともなく無人偵察機が現れると、マイケルは
ヴォーンに対して今すぐ逃げるよう告げる。ヴォーンも命がけ
で逃げる中、相手の組織は無人偵察機を使えるほどの金を持った
組織である事を告げ、一緒に手を組むか?と改めて問うのだった。

マイアミへと戻る二人。
世界各地で工作員が襲われている事を告げる。探りを入れてる
CIAやドイツ情報局員たちもやられており、マイケル自身も
危ない事を語る。マイケルはハートは政府のファイルを持っていた
事を告げ、どこかのチームがハートを捜査中であり内部情報が
漏れている筈だと語る。マイケルはこの件を引き受けるのであれば
仕事は自分が主導する事を語る。

マイケルは久しぶりに母・マデリンの元に帰宅する。
久しぶりの再会に喜ぶ中、マイケルはフィーから連絡はないのか
と問う。彼女はとても悲しんでいたのでまだ心の整理がついて
いないのかも知れないと語る。
マイケルはフィーの自宅へといくと、これからサムと行っている
仕事にいく所だったとし、マイケルにも手伝って欲しいという。
依頼人は弁護士のウィンストンで、ハンターというストーカー
男に接近禁止令を出したがまるで効果が無く、裁判所命令で
彼のバイクを差し押さえしたら、彼はブレーカーズという暴走族
に属しており、総長の男がウィンストンを殺せと指示を出した
のだという。先ほど電話でウィンストンの自宅にハンターらが
来たということで電話がかかってきた事を告げ助けに行くのだと
いうフィオナだった。
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■新たな大仕事

政府の裏仕事という事はもうマイケルは正式なスパイとしては
活動出来ないのかな。元々スパイ活動自体が裏の仕事では
有るのだろうけど。
そろそろマイアミだけで活動をするという流れ自体に相当
窮屈なものが有って、バイカー案件だけならば良いのだけど、
国際的な組織の実態を暴いていくという流れに於いては
色んな国を回らない限り難しくないのかな。

ヴォーンの事は取りあえずは安心して見ていられそうだけど、
巨額の金が動いている事を考えると、安心して居られない。
今回のケースでもマイケルがデータを盗んだ際に別の誰かが
マイケルの変わりに罪を着せられてしまった。
マイケルがハメられた形で捜査機関から下ろされたのも
こんな形で別のスパイが捜査する流れでたまたま利用されて
いたとするところが有ったのかも知れないね。

マイアミに戻りママとフィーとすぐに面会。
相当心配しているハズなのに気丈に振る舞っているのかという
感じだったけど、なかなか感情を表に出さないのでちょっと
心配した。最後にフィーは殴っていたけど、マイケルとして
は気持ちをぶつけられた方が安心出来たのだろうね。

取りあえず盗んだデータから何か発覚するのかな。

そういえば無人偵察機で襲われたけど、あれって敵による
攻撃なのか、それとも政府の別機関が監視していて狙った
ものなのかよく分からなかった。

■暴走族"ブレイカーズ"との対決。

今回の依頼人は弁護士のウィンストン。
暴走族の厄介なところはメンツに拘るということ。
まぁマフィアだって法廷で不利な証言をすれば延々に追いか
けて来て見せしめの為に殺すということは有るのだろうけど、
暴走族にもそこまで執念があるものなのだろうかという
感じはする。

ウィンストンを殺したら大変なことになると思わせる作戦を
取ることになり、フィーを敵のアジトであるホームステッド
のバーに潜入させたり、作戦上暴走族をビスケーン大通りに
連れてくる為にフィーが暴走族を挑発して盗んだバイクで
走り出す(by尾崎豊)シーンはなかなか格好良かった。

ただウィンストンは流れからするとブレイカーズの仲間と
なってしまった感じだし、書類上では相当ヤバイことを
している人物とさせられてしまったので、今後の彼はFBI
にマークされてしまったりしないのだろうか?とちょっぴり
不安な感じ。まぁ死ぬよりは良いとは思うけどね。

裏切ったハンターを始末するエドの光景はスッキリしたかな。
アメリカの凄いところはハンターも相当巨漢なのにそれ以上
にエドはデカイ。デブ扱いされるサムも真っ青。
サムはエドの女と格闘することになったけど、最後は思いっ
きり殴ってしまったね。最初からそうすれば良かったんだ
って感じ。