22 Oct. 2011
第10話 宿敵との再会 Hard Time
脚本/Alfredo Barrios Jr. 監督/Dennie Gordon
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ベテランのスパイに尋問するには、事前にどんな人生を送った のか詳細を知る必要が有る。
サイモン・エッシャーが持っていた聖書を巡り、何者かがそれ を奪おうとしていた件で、マイケルたちが先にそれを入手する。
しかし聖書にはサイモンにしか分からない暗号が書かれており、 マイケルはヴォーンに頼んでサイモンと面会させてもらうこと
になる。サイモンの出生証明書や、彼がスポーツ選手で膝を 故障していたこと。アイルランドでは爆破事件に関わっている
ことなどを知る。 フィーはマイケルの元にやってくると、気晴らしに射撃訓練に
でも行こうと誘いに来るが、ヴォーンの宿題をしている最中だと 語る。誰がサイモンのことを操ろうとしていたのか知りたいと
語る。聖書には陰謀を暴く鍵が書かれているハズだと。
マイケルはヴォーンに逢う。
面会は3人を立ち会わせるというが、マイケルはあくまでサシで 行いたいと語る。俺は拷問して相手から情報を引き出すような
やり方はしないというマイケル。 マイケルはサイモンの前に立つと、サイモンは逢う日を楽しみに
していたという。ヴォーンは何処に居るのかと問うと、自分は 君と二人きりになりたいと頼んだのだという。どうせ裏切り者
はゴミ扱いされるだけだろうというサイモンに対して、聖書を 手に入れた事を語る。俺よりも前に聖書を盗もうとしたヤツが
いる事を告げると、聖書のことを話して欲しいと告げる。 するとサイモンはお気に入りの一説を教えると語る。
ヨハネ8の32
「あなたたちは真理を知り、真理はあなたたちを自由にする」。
そう告げるとサイモンは手錠をハズして、マイケルと共に窓 ガラスを割って外に出る。サイモンは盗聴されずに会話したい
事を告げ、マイケルに対して 「グラント通り3丁目 837区画の墓に埋めたカセットテープ、
ラベルはベルリン2007」と書かれたものを聞いて欲しいと告げ、 そこにはブービートラップがあるので気をつけろと語る。それを
聞いた後にまたここに来れば聖書のことを話すという。
マイケルはその話をフィーとサムの元で話にいく。
墓を掘れなんてハッタリか罠じゃないのかというサムに対して、 どうしても俺に聞かせたいものらしいと告げ、テープを聞けば
聖書の事を教えてくれるのだという。罠ならばブービートラップ のことも口にはしないはずだと語る。
するとサムは二人だけでこの件は行ってくれないかと告げ、 自分は連邦刑務所に面会にいく用事があるという。
服役しているダチが居て、その彼が命を狙われているのだという。 元工作員のフアンで、コロンビアにいた頃、命を助けてもらった
恩人だという。マイケルはヴォーンの手下にマークされている ので墓を堀に行くことはできないのでフィーが一人で掘りに
いくしかないという。
サムはフアンに逢うと事情を聞く。
あと一週間で出所だが、サムは遺言執行人を俺に指名したのは どういうことかと尋ねる。
するとフアンはラ・ナシオンというラテン系ギャング団の幹部
クルーズがこの刑務所にいるが、ヤツは俺がマネーロンダリング
で捕まった事を知って、ラ・ナシオンから金を盗めと要求され たのだという。生き延びるために仕方なく手を貸したが、
クルーズは出所すれば俺がラ・ナシオンから金を盗んだことを バラされると恐れて、ケンカのフリをして殺そうとしているの
だという。警察に言えば、ギャングが妻子を殺すと言われている のでどうにも動きようがないという。自分の命は良いが妻子
だけは守って欲しいという。
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