バーン・ノーティス 消されたスパイ
Burn Notice (シーズン4)

製作総指揮:マット・ニックス

http://tv.foxjapan.com/crime/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/1
http://www.ntv.co.jp/burnnotice/





3 Dec. 2011
第16話 偽りの仮面 Dead or Alive

脚本/Lisa Joy
監督/Peter Markle
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マイケルはバレットがリストを欲しがっている事を知ってマイ
アミにおびき出すが、マイケルとバレットは襲われ、ジャステ
ィン・ウォルシュによって奪われる。彼は暗号解読の専門家で
10年以上国家機密に携わってきた人物だった。その彼はオーク
ションにリストを出品するという事を聞いてマーヴに調べて
もらうとサントドミンゴで2週間後にオークションが開かれる
ということを聞いて、マイケルたちはオークションが開催される
前にバイクで移動しながらデータを所持してものを倒してそれ
を奪う。
ついにデータを手に入れたが、暗号はスーパーコンピュータ
レベルのものではないと時間がかかって解けないものだった。
このデータを正しいものに托さないといけないこと。
マイケルを首にした組織の情報も入って居るとして、マイケルは
このデータをどうしたいのか?と問われる

『スパイにとって極秘情報は武器の一つ』
このリストは政府に渡そうというマイケルはジェシーに頼み
マーヴに話を持っていく。ジェシーによるとマーヴに俺たちの
スパイ復帰を頼んだ事を告げるが、如何せん色んな部署との
兼ね合いで時間がかかる事を知る。マイケルはマーヴと直接
逢って話したい事を告げると、ジェシーは絶対にマーヴを
怒らせるようなことはしないでくれと語る。

マーヴに逢うマイケル。しかしマーヴは強迫して調査させた
ヤツを信じることなど出来るかと問う。しかもマイケルの経歴
を調べたが汚い仕事が多くきな臭いという。しかしマイケルは
全てオレがやったものではなくねつ造されたものだと主張する。
マーヴは今までマイケルがしたことを資料としてまとめるよう
告げ、嘘発見器にもかけてもらうという。27年間スパイ
防止の仕事をしているので慎重を期すのも当然だと語る。

『スパイが住む世界では真実に力がある』
『真実を切り札に出来るのはあと一歩で解決するって時の一度だけ』

ジェシーはファイルを壁から出す中、マデリンが部屋に入って
くる。オレとマイケルが復帰したらママさん家の壁にファイル
を隠さずに済むと語ると、マデリンはマイケルがまた政府の仕事
に戻るのかと問う。ジェシーはとっくに知っているものだと
思っていたので気まずい思いをする。

サムはマイケルの元にFBIに渡したマイケルの報告書を持って
くる。組織と関わりを思い出す助けになる資料だろうと語る。
サムはこれから警察官をやっているダチが行方不明になっている
として、妻のクレアから相談されたことを話す。マイケルは
それはケビン・バルシェル刑事の事なのかと問うと、新聞にも
汚職がバレてメキシコに逃げたという事が書かれているという。
サムはその手の記事は真実とは限らないと語る。

クレアに逢って話を聞くと、2週間夫と連絡が無くなっている
事を告げる。警察の見解ではケビンが麻薬ディーラーを殺して
コカインを盗み出して逃げたとされているとのこと。クレアの
隣にはケビンとコンビを組んでいたというピートがいた。
コンビを組んで4年、ケビンは馬鹿正直なヤツなので汚職に手を
染めるなんてあり得ないという。しかし2週間で捜査は打ち切りに
なってしまったのだという。ケビンの車にコカインの粉が
見つかり携帯の履歴には犯罪者と接触していた跡が見つかった
為に上司が不祥事をもみ消すために捜査の深追いはしなくなった
のだという。クレアは夫がいなくなったことで給料もなくなり、
友達も汚職警官だと聞いて離れていったという。息子も学校で
虐めに合っているのだという。サムはケビンの通話記録と
クレジットカードの履歴を見せて欲しいと語る。

調べると上司には内緒で何かを調べていたことが分かる。
通話履歴には数秒の会話で切れた跡がある事が分かる。
フィーはそれを見て浮気ものがよくやる手だという。
通話記録の中でテッド・セイヤーズという前科持ちの男と精通
していて、殺害された麻薬ディーラーの近所に住んでいる人物
だという。

『スパイは警察と別の尋問テクニックを使う』
『スパイって仕事も慣れれば楽になる。でも家族の死を
告げるのはベテランでも辛い』
『ナパームはゼリー状の燃料でナパーム弾として有名。これは
ガソリンに添加物を混ぜネバネバにさせた化合物。爆破や炎の
大きさをコントロール出来る』
『車だらけの都会で暮らす人ならば分かると思うが渋滞はちょっと
したことで起きる』
『長年警官をやってりゃ人を疑うクセがついている』
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マイケルは手に入れた諜報員のリストに関して、誤ったところ
に提出すれば大変な事態になると考えて、政府の中でもスパイ
防止活動をしているジェシーの上司のマーヴに渡そうと考える。

一方サムは友人の警察官・ケビンが汚職警察官の罪を着せられ
たまま失踪してしまう。本人のことを良く知っていたサムは
絶対にそんなヤツではないとしてケビン捜索を行うと共に
麻薬ディーラーを射殺してコカインを奪った人物を特定していく。

マーヴの死はちょっと残念だったな。
とても良い感じのキャラクターだった。
諜報員が死と密接な関わりを持つという中でも彼は不本意な形で
マイケルたちと関わりを持たされたことで亡くなってしまう
のだから益々ジェシーとの関係が気になってくる。

マイケルは元の地位・職場に戻れたとして、本当にマイアミから
去り、ママやフィーの前から消えてしまうのか。政府のスパイ
をやる限りではその場に留まっている訳にはいかないしね。

サムの件は興味深かった。
ピートがもの凄い慎重な人物だということは分かるけど、
これだけ慎重な男がそもそもの事件の発端である麻薬ディーラーの
件で殺害してコカインを盗む行為自身がある意味説得力を失う
ものがある気がする。
最後までマイケルたちが取引しようとしていたけど、
金の流れを追われれば確実にピートに対する疑いをもたれる
ことは必死なので、麻薬を売りに出すだろうかという感じにも
思える。

ピータが関与していることを証明する為にテッドを拷問した
けど、この手の監禁した中での拷問から情報を引き出す
シーンって以前にも描かれたよな。女性スパイのシーンもそう
だし、サム自身もこんな拷問のされ方をされていたよね。

タイラー役のJay Karnesの出演回

Season 2, Episode 15
Season 3, Episode 3
Season 4, Episode 16 <-今回ここ
Season 4, Episode 17

演じているJay Karnesは、
「ザ・シールド 〜ルール無用の警察バッジ〜」で、オーランド・“ダッチ”・
ワーゲンバック捜査官役、マドンナが出演した映画「2番目に幸せなこと」
ではケビンの弁護士役で出演していた。ブラザーズ&シスターズ
シーズン4でもロイ役でスポット出演している。



マイケル・ウェスティン (Jeffrey Donovan) スパイ
フィオナ・グレナン (Gabrielle Anwar) 元・彼女"フィー"、武器商人
サム・アックス (Bruce Campbell) 元相棒
マデリン・ウェスティン (Sharon Gless) マイケル母

バリー (Paul Tei) マネーロンダリング
ネイト・ウェスティン (Seth Peterson) マイケルの弟
ヴォーン・アンダーソン (Robert Wisdom) 政府・裏組織
ジェシー・ポーター (Coby Bell) スパイ防止
マーヴ (Richard Kind) ジェシーの上司

テッド・セイヤーズ (Leo Fitzpatrick) 前科持ち、
クレア・バルシェル (Alexie Gilmore) ケビンの妻
ブリッグス (Tom Hillmann) 警部補
ピート・ジャックマン (Raphael Sbarge) 汚職警官
タイラー・ブレネン (Jay Karnes) サイコ野郎
--- (Stephen L. Cohen) Mourner


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