バーン・ノーティス 消されたスパイ
Burn Notice (シーズン4)

製作総指揮:マット・ニックス

http://tv.foxjapan.com/crime/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/1
http://www.ntv.co.jp/burnnotice/





10 Dec. 2011
第17話 起死回生 Out of the Fire

脚本/Craig S. O'Neill
監督/Marc Roskin
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サイモンの事を目障りで消したヴォーンは、マイケルのクビに
もかかわっていた。リストが有ればそんなクビにした連中が
潰せるとして手に入れた格好だったが、このリストを世に出せば
死人が出ることも明らかだった。マイケルは政府に渡そう
してマーヴに話を持ちかけると、マイケルをクビにしたという
組織のリストを作るよう言われる。マーヴにリストを渡そう
という際に、マーヴはタイラー・ブレネンに脅されていたこと
が分かり、彼の手にリストが渡ってしまう。マーヴが殺害され
たことでジェシーは激怒する。

戦闘で仲間を失った兵士、上官はその言動に異常が無いか
目を配る。冷静に判断が望めそうになければ死者が増えるのを
避ける為に任務から外す。それはスパイの世界でも同じこと』

ブレネンから電話で一時間後にカリートで逢いたいとマイケル
に接触してくる。マイケルはあくまで話をしに行くだけだと
して息巻くジェシーを落ち着かせる。しかしブレネンはただの
武器商人ではなく、ネイトを拉致したり、子供に爆弾をくくる
人でなしである事も確かだった。ジェシーにはここに留まって
欲しい事を告げ、お前がもし俺が早まったことをしそうになれば
止めるだろうと語る。マーヴがマイアミで亡くなったことで
スパイ防止チームが必ず調べにくるハズであり、捜査が及ばない
ように時間を稼いで欲しいと頼む。ジェシーはサポート役に
あくまで徹しろという訳かと語る。

タイラーに逢うマイケルとサム。
12万ドルの金を昨年使ったというタイラーは、その金はスパイ
を監視する為につかった金だとしてマイケルのことを監視していた
事を告げる。お陰でマーヴにも逢えたし、君からリストを
奪えたとして、君をクビにした組織は有益なことをしたとして、
まさに君は金のなる木だと語る。今回のメインは商談であり
スパイをスカウトしにきたのだという。しかも殺し屋として雇う
というもの。マイケルはリストの中の誰かを殺させたいのか?
と問うと、君には復讐にもなるし俺には金が手に入るのだという。
この提案を断れば、ある音声ファイルがヴォーン宛てに送信され
ることとなっており、家族や仲間の全員がヴォーンらの組織
によって殺されるだろうとのこと。
今回ターゲットとされるのはリストネーム132Gの人物だという。
インドネシアに赴任していた人物で今はマイアミにいる人物
だという。教えてくれるのはIDナンバーだけなのか?と問う
マイケルに本名を探るのも仕事だと告げる。
サムはタイラーの勝手な言い分に念力で殺そうとしてジッと
にらみつける。タイラーは俺が毎日5時に連絡がないと音声データ
が自動的にヴォーンに送られることになっているので殺害しよう
としても無駄だと語る。特別ゲストとしてマイケルたちの
お目付役にある人物を用意したと告げ、ラリーを目の前につれて
くるのだった。IDナンバーは、連邦裁判所に行けば調べられる
と告げる。

『奇襲作戦にも色々有る。頭上からの突入はパニックを起こし
やすい。もっとも陥れやすいもの』
『特定のグループのフリをして爆弾をしかけるならばそいつら
に併せて設計プラン・材料・C-4のブランドを選ぶ事』
『不動産バブルがはじけると困るヤツは大勢いるがスパイは大喜び』
『陽動作戦の爆破は殺傷力よりも派手さ。一方進入口を作る
爆弾は大きな音が出ても目立ってもダメだ』
『金庫の性能はここ30年で格段に進歩したが、壁は中世以来
変わっていない』
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マイケルたちは入手したリストを政府機関に渡そうとするが
残念ながら悪い奴らによって再びダッシュされ、マイケルは
サイコな男であるタイラーによって脅されることになる。
マイケルが協力しなければヴォーンに全てを話すと言われ
マイケルは協力するフリをして何とかそのデータを取り返そう
としていくが・・・

まずは今回の主要キャラであるものたちの過去の出演歴。

ラリーの登場回

Season 2, Episode 8
Season 3, Episode 13
Season 4, Episode 17

タイラーの出演回

Season 2, Episode 15
Season 3, Episode 3
Season 4, Episode 16
Season 4, Episode 17

過去にも書いたけど一応便宜を図って抜き出してみる。

色んな組織があるので、ヴォーンがどの立ち位置にいる
のかイマイチよく分かっていない。ラリーとかタイラーに
してみるとヴォーンの組織はどう写っているのだろうか?
誰もそれを明らかにしようとしていないし、ただただ大きい
組織としてしか見ていないのだろうか?

タイラーによって操られるマイケル。
なるべく血を見ない作戦を取るためにラリーが提案する
殺害作戦を回避しようとするマイケルの行動が印象に残る
けど、いずれにせよその作戦も限界が来るのではないかという
感じはする。
そしてラリーにとしてもタイラーにしても、工作員同士
そう簡単に出し抜けるとは思っていないはずで、無理に従わせ
る程にしっぺ返しが来るのだろうなとは思って見ていた。

ジェシーが意外とあっさりと恩師のマーヴが殺害されたのに
対して冷静で居られること。長いこと引きずりそうな心の傷
をマデリンがあっさり解決してしまうところは年の功なのか。

94年サンクトペテルブルク外交官の弁護士作戦というだけで
互いにあうんの呼吸でその場を切り抜けてしまうところは
マイケルもラリーは実は良いコンビ。

マイケルを首にした人物の一人を退治することになったけど、
リストには46人いると言っていたし、これらを殺しても
タイラーは何処から金を手にするつもりだったのだろうか?

ラリーがマイケルに元の非情な感情の元で作戦を遂行して
居た時のマイケルを求めている様子。
ヴォーンの組織の実態が掴めていない状況の中でマイケル
たちは対処出来るのか。
このままだと家族全員でジプシーのように行動を共にして
逃げつつ攻撃していかねばならないね。それはまた果てしなく
壮絶なものが有りそうだ。



マイケル・ウェスティン (Jeffrey Donovan) スパイ
フィオナ・グレナン (Gabrielle Anwar) 元・彼女"フィー"、武器商人
サム・アックス (Bruce Campbell) 元相棒
マデリン・ウェスティン (Sharon Gless) マイケル母

バリー (Paul Tei) マネーロンダリング
ヴォーン・アンダーソン (Robert Wisdom) 政府・裏組織
ジェシー・ポーター (Coby Bell) スパイ防止
マーヴ (Richard Kind)

ラリー・サイズモア (Tim Matheson) スパイ、サイコ
タイラー・ブレネン (Jay Karnes) サイコ野郎
ラミレス (Alfredo Barrios Jr.) 捜査官
--- (William Barnes) Marshal
--- (Vincent Chimato) Clerk
アルバート・マチャド (Oscar Corbella) IMF
アルフレド (Paul Louis) 修理店、セキュリティ
--- (Steven Brack) Courthouse Security Guard
--- (Don Festge) US Marshall
--- (Mike Michaels) Lawyer
--- (SteevJBrown) Bar Patron


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