CHUCK / チャック
(シーズン1)

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第12話 チャツクVSカサブランカ Chuck VS the Undercover Lover

脚本/Phil Klemmer 監督/Fred Toye
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2004年チェチェン共和国
フォトジャーナリストの
イルザ・トリンキーナと、当時NSAの
工作員として海外で活動していたケイシーは、エネルギーコン
サルタントという名目で彼女と出会い。恋人関係にあった。
彼女からは
シュガーベアと呼ばれのろけるケイシーの姿。
朝、彼女は先に仕事に出かけるが、突然ケイシーが泊まってい
たホテルの一階で爆破テロが起こり、彼女が所持していたカメラ
だけが爆発の中、落ちていた。

職場に一眼レフカメラの故障・返品に来た客のカメラを見なが
らその時のことを思い出すケイシー。ケイシーは客に殴りかか
ろうとしているのを見てチャックが止める。

一方ジェフは
グランドセビルに泊まる客の情報をハッキングして
タラ・リードの電話番号をゲットしたと喜ぶのをチャックが
見かけて止める。こんな事をしたら捕まると忠告するが・・・
そんな中、そのホテルの宿泊者リストを見て、チャックの中に
映像が飛び込んでくる。
ドミトリーという名の旧ソ連時代の
武器商人の名前から始まり、次々と焦臭いロシアの犯罪者の
名前が浮かび上がってくる。なんとその中にはケイシーと、
その彼女であるイルザの情報もインターセクトとして浮かび上
がってくる。
その事をすぐにケイシーに報告する。そしてチャックは彼を
からかおうとしてイルザの名前やシュガーベアの名前を挙げる
と、次にその名前を出せば殺すとしてチャックの首を締め上げ
る。

チャックはサラの元にいくと、ケイシーの彼女・イルザの名前
が情報として浮かび上がってきたことを告げ、サラに彼女の
事を調べてくれないかと頼む。ケイシーの恋愛事情を知るには
興味深いだろうと告げる。

その頃チャックが勤める店"BUY MORE"には、エリーとデボンが
買い物に来る。チャックは不在だがモーガンが対応に出る。
二人は記念日に何か買い物をしたいとして見に来たのだという。
エリーは大型テレビが欲しい事を告げ、デボンは洗濯機が欲し
いのだという。モーガンは買い物セラピストと称して二人の
話を聞く。しかしエリーは病院からの連絡で帰ることになり、
デボンに対してサプライズを期待すると言い残していく。

チャックとサラとケイシーは、将軍にホテルに滞在するロシア
人犯罪者の存在を報告。するとホテルでは貸し切りのパーティー
が開かれることを知る。サラとチャックは潜入し、客を見て
映像が飛び込んでくるか確認して欲しいと言われる。チャック
はケイシーに、イルザと遭うチャンスなのでは無いか?と告げる
が、サラからイルザは既に亡くなった事を聞かされる。

パーティー会場にいく。
三人は従業員として会場に入り込む。
ロシア人がウォッカを飲んで陽気に踊る中、次々とチャックの
脳裏には犯罪者の情報が飛び込んでくる。そんな中で、なんと
死んだはずのイルザの姿があることに気がつく。

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情のないロボットだと思っていたケイシーが過去に恋愛をして
いた事を知り、チャックは二人の関係を調べて、応援しよう
とする。例えスパイでもケイシーがその関係を維持している
事を知れば、サラとの関係に於いても可能性が見いだせると
考えていたからだった。しかしチャックはケイシーに対して
それ以上の関係を求めていく。

今回は本来の緊迫した状況の下でのスパイ活動をするという
よりは、ケイシーの意外な一面を描いた内容だった。

ただ前回チャックが不要だとされ、ケイシーに対して将軍から
処分の言い渡しをされていた事もあり、ここに来て情を築き
上げてシーズン最後の展開で盛り上げるための布石に見えて
しまう所が残念ではある。

チャックがケイシーに対して、過去の恋愛に於ける消化仕切
れていない結末に対して、"感情の便秘を耐えるのか?"と称した
ところが良くできていたし、ケイシーとチャックが背あわせの
状態で、相手と戦うシーンなど面白くできていた。

まさかとは思ったけど、サラがチャックたちを探す中でプール
に飛び落ちてくるというネタを使ってくるとは思わなかったけ
どね。

そして今回久しぶりに姉・エリーが登場。
エリーたちが絡んでこないとやっぱり物足りない。
店員達との物語を色濃く描くのか、それともチャックの家族
周りの事を描くのか、その辺の時間配分は難しそうだけどね。

テレビを買うか洗濯機を買うか。
この家、まさか洗濯機はないのか?というツッコミ処も存在
しているし、二人とも医者なんだから二つ買っても十分な
給料を貰っている気がするけどね。

男同士のポーカーで脱ぎ合いになる異様なノリとか、チャック
がケイシーとイルザのキスを密かに覗いているラストシーン
など、小ネタも面白くできていた。

チャック・バトウスキー (Zachary Levi) オタク
サラ・ウォーカー (Yvonne Strahovski) CIA
モーガン・グリムズ (Joshua Gomez) チャックの友人
エリー・バトウスキー (Sarah Lancaster) チャックの姉
ジョン・ケイシー (Adam Baldwin) NSA

ハリー・タン (C.S. Lee) チャックの職場の上司
デボン・ウッドコム (Ryan McPartlin) おみごとキャプテン
アンナ・ウー (Julia Ling) チャックの職場の仲間
ジェフ・バーンズ (Scott Krinsky) チャックの職場の仲間
ビッグ・マイク (Mark Christopher Lawrence) チャックの上司
レスター・パテル (Vik Sahay) チャックの職場の仲間、中東系
ダイアン・ベックマン (Bonita Friedericy) NSAの上司
ブライス・ラーキン (Matt Bomer) 元CIA、チャックの友人
グラハム (Tony Todd) CSIの上司


イルザ・トリンキーナ (Ivana Milicevic) フランスの諜報員
ビクター・フェデロフ (Pasha D. Lychnikoff) ロシア活動家
--- (Cutter Garcia) Hostile Customer
--- (Igor Korosec) Russian Creep
--- (Vahe Bejan) Fat Drunk Russian
--- (Alan Mueting) Russian Mobster


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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