CHUCK / チャック (シーズン2) http://www.superdramatv.com/line/chuck/ http://wwws.warnerbros.co.jp/chuck-dvd/

10 Nov. 2008
第6話 チャックVS元カノ Chuck VS the Ex

脚本／Zev Borow 監督／Jay Chandrasekhar
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2003年スタンフォード。
チャックはカンニングの罪を着せられて大学を退学させられる。
その上恋人だったジルを親友のラーキンに奪われていた。
チャックはジルの家に行くと、窓ガラスにピンポンの球をぶつ
けて話を聞いてくれるよう頼む。カンニングの件は誤解である
こと。しかしジルの親友のシャリーが出て来て、ジルは話したく
ないと言っている事を代弁する。現在チャックはBUY MOREで
アルバイトしていてバーバンクから557kmの道のりを車に乗って
やってきたのである。全てはジルを愛していると伝えたかった
一心だった。話し合いたいとするが、ジルはもう遅いとして
ラーキンと付き合っている事を語る。ごめんと言われチャック
はショックで立ち直れなくなる。

現在。
チャックの元にエメットがやってくる。
エメットはチャックに技術支援サポートの為にシェラトン
ユニバーサルのカンファレンスセンターに出張に行ってくれと
いう。
エメットはマイクのご機嫌取りのためにドーナツを持って
いくが、マイクは頬張る余りドーナツを喉に詰まらせ危うく
窒息死しそうになる。

チャックが行ったホテルでは生物科学の協議会が行われていた。
そこで、元彼女のジル・ロバーツと偶然再会する。
卒業後に生物理工学の博士号を取り協議会には感染症に関する
レポートの講演する為に来たという。チャックは未だにBUY MORE
で働いている事は言えず、技術を活かして小さな会社だが
11店舗の店を経営していると嘘をつく。彼女も最後にあった
時にはBUY MOREでバイトしていると言っていたので抜け出せて
良かったと語る。
ジルは上司のギー・ラフルアと共に来ており、ウォルドルフ
ホテルに泊まっているので、後でコーヒーでも飲もうと誘われ
る。そんな中チャックは上司のギーの姿を見ると、突然VTR
が飛び込んでくる。

チャックはCIAのダイアンたちに報告する。
するとギーは現在コールマクレガー製薬の主任研究員をして
おり、イギリスの諜報機関MI:6によると、生物兵器を闇で売ろ
うとしている事が判明する。ダイアンはチャックにジルとデート
して彼女も何処まで関わっているのか調査するよう言われる。
人生の全てを否定した人物で、ラーキンと寝た女性とデート
するなんて無理だとするが、サラは気持ちに蹴りをつける良い
機会だとして調査するよう告げる。

一方BUY MOREではマイクが命を落としかけた為に、有事の際に
対応できるように緊急事態を学んでもらうと職員達に告げる。
デボンが心肺蘇生の指導をしてくれるとし、みんなには応急措置
の資格を取ってもらうとのことだった。

チャックは背広でビシっと決める中、姉のエリーは気合いの
入った服装を見てデートなのか?と嬉しそうに声を掛ける。
チャックは昔姉が付き合っていたダグを思い出したりするのか?
と問い、もしも偶然ダグに再会して食事をしようと言われたら
行くかと尋ねる。するとエリーは多分いくだろうと答える。
チャックは実は今夜の相手はジルだと語ると、エリーはチャック
を振って身も心もズタズタにした女性だとして、行ってはダメ
だと語る。もう落ち込んでいたチャックの姿は見たくない
という。しかしエリーは最近チャックに必要以上に構い過ぎて
いると感じてコレ以上の口出しはしないと語る。
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チャックの前に大学時代に別れた元彼女のジルが現れる。
チャックとしては触れられたくない過去だが、乗り越える
べき過去でも有り、見返したいとする思いが強かったが・・

ドラマが微妙に映画「トゥルーライズ」っぽくなっているな。

チャックとしてはカンニングの汚名を濯ぎたいものが有る
だろうし、何よりも男性ならば当時の自分から成長した
姿というものを見せたいとする思いも強いのだろう。

男性のプライドを掛けた思いという事で、チャックとケイシー
がそれをかなぐり捨ててキスをするというシーンが今回最大の
見せ場だった感じのする話だった。

サラとチャックは取りあえず前回の流れで別れたという事で
良かったのか。
サラがプロに徹する為に別れたとしても、正直チャックが絡む
と彼女の判断力の中にプロらしくない一面も見られる為に、
どうしてもグダグダ感が有る。

チャックも先日までサラ・サラ言っていたのに、別れた途端に
ジルに鞍替えしてしまうというのも相当違和感が有るぞ。

BUY MOREは救命を勉強する。
すべてはマイクがのどを詰まらせたドーナツのせい。
デボンの部屋から筆記試験を答案を盗み出そうとして、エリー
の元に行くシーンはなにげに面白かったかな。
エリーの下着を思わず手にしてしまったモーガンが、あの場面
で何を言っても言い訳にしか聞こえない所も有るけどね。

ジルとのデート。
CIAが全面バックアップの豪華デート。
チャックの一時のプレゼントみたいな格好だけど、ケイシーの
髪型が不自然すぎて笑えるし、サラは黒髪にすると全く雰囲気が
違って分からなくなってしまう感じがする。
レスターらが通りかかってチャックが嘘をついている事をバラ
してしまう辺りは殺意を感じる流れだったけど、チャックも
よくぞ怒らず温和な人物だなと。

エリーはサラとの関係が進んでいると感じていたようで、なかなか
その事実を言えなくさせるシナリオも面白く出来ていたし、
チャックに対して過保護すぎるとする自覚を持っていて自制する
所は意外だったかも。

ウィルス・血清の流れはなんだかよく分からない感じだったけど、
ケイシーとチャックのキスシーンの一連の流れは笑えた。
唾液で血清の代わりになるはず無いでしょうとするジルの突っ込み
のタイミングも良くできていたね。

さて今後はジルとチャックが繋がることでサラが嫉妬していく事
になるのかな。