CHUCK / チャック (シーズン2) http://www.superdramatv.com/line/chuck/ http://wwws.warnerbros.co.jp/chuck-dvd/

Mar. 9, 2009
第16話 チャックVSリーサル・ウェポン Chuck VS the Lethal Weapon

脚本／Zev Borow、Matthew Lau 監督／Allan Kroeker
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コールがフルクラムに捕まったという事で、もしもコールが
フルクラムの拷問に合えばインターセクトの情報を話してしま
う可能性が有り、そうするとチャックが狙われると危険性が有った。
チャックはモーガンに誘われ、一緒にルームメイトとして引っ越し
を考えていたが、サラからはチャックを警護対象者として24時間
密着してマークすると言われる。

その頃コールはフルクラムのダンカンによって捕まっていた。
激しい拷問を受ける中、CIAはペルセウスについて何処まで知っ
ているのか、そして誰がCIA側のインターセクトなのかと激しい
拷問に合う。

一方サラと同じベッドで寝泊まりする事になるチャックは眠れぬ
日を迎える。サラはCIAが新しいアパートを見つけるまでの同棲
だとし、本来ならばケイシーが護衛としてチャックに24時間
警護してもおかしくはなかったのだと告げる。サラはツイている
事だという。チャックはサラにコールの事が心配かと尋ねるが、
きっと彼ならばやり抜けるはずだと信じていた。チャックは二人
がキスしているのを目撃しており、コールはサラの事を助けた
恩人でもあって、二人の絆は固いと指摘するが、サラはあくまで
チームの一人で仕事だけの間柄だと語る。

エリーは朝、サラとチャックが部屋から出てくると、嬉しそうに
二人に飛びついてくる。エリーは一緒に住むのであれば、チャック
に持って行かない荷物の事も話して欲しいと告げる。
デボンは二人を見て恋する鳥たちは毛虫付きの立派な愛の巣を見つけ
ないといけないと指摘する。エリーはチャックに引っ越し先に
持って行かないリストを作ってと語る、12歳の時から飾ってあり
TRONのポスターもその一つだという。しかしチャックはポスター
は父がくれたものだと告げる。エリーはチャックがその映画が
大好きな事を知っていた。チャックに父親の居場所は分かったか?
と尋ねるが、必ず姉さんの結婚式までには見つけると語る。

チャックはサラと住む事になった為にモーガンとは同棲できない
事を話せずにいた。

一方バイモアでは、ジェフとレスターがラップでディスり合う
ような行動を見せていた。話題の中心は、モーガンの
母とビッグマイクの事で、モーガンを冷やかしていた。モーガンは
それを聞いていたが、オレはこれからチャックと暮らすことに
なったとして、お前らは絶対新居には呼ばないと語る。

チャックはモーガンに同居できないことを話そうとするが、
ケイシーがそれを止めると、オフィスに来るよう告げる。
オフィスではダイアンから報告が入る。
12時間前にフルクラムによってコールが捕まったこと。
口を割っている可能性が有るのでチャックを安全な場所に隠し
直すという。しかしそんな中、敷地内に何者かが侵入したとする
警告音が鳴り響く。急いで逃げようとするが、なんと施設にやっ
てきたのは、命からがら逃げてきたコールだった。

コールによると敵のフルクラムを9人倒して来たという。チャック
はいくら何でもウソだろうとするが、ケイシーはそういう事は
よくある事だという。コールは敵には何も言っていない事を告
げると、チャックたちは逃げる必要がなくなった事を語る。
何よりもサラを危険にさらすような事を話すはずがないと語る。

一方バイモアではアンナがモーガンに対して、付き合って16ヶ月
のプレゼントを突然渡される。モーガンは俺たちの間でプレゼント
は無しだと約束しただろうとするが、アンナはモーガンからの
プレゼントならもらったという。今朝アパートの契約書が起きっ
ぱになっていた事を告げ、これは私と同棲するという事でしょう
と喜ぶ。アンナと暮らす分けではないという事を言えないという
モーガン。それを聞いていたジェフとレスターは、お前と一緒に
暮らすことが悪夢だと思わせれば良いと告げる。

コールが逃げる際にダンカンから聞いたのは、フルクラム版の
インターセクト開発者がペルセウスと呼ばれていたこと。
開発主任責任者である事を告げ、昨年接触しようとしたが、フル
クラムの中でも上層部しか逢えないとのこと。しかしダイアンに
よるとその人物が今夜スイス領事のパーティーに出席することに
なっており、国務省の職員として二人に潜入せよという。
潜入するのはサラとケイシーで、チャックとコールは監視カメラ
の映像を見てインターセクトの情報が蘇るか、そして怪しい人物
が居るかどうかを調べて欲しいと告げる。
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二週に渡りCIAのロンドン支部でエージェントをしていた
コール・バーカーが登場。
どうやって戻って来たのか謎だし、コールって実は相手の二重
スパイなのかと思わせるものが有ったし、発信器をつけられて
いるんじゃないか?とかなり疑いの目で見ていたのも事実だけど、
どれも外れ。でもチャックのサラを巡るライバルとしては
かなり手強いモノが有った。

冒頭からチャックとサラが一夜を共にするシーン。
サラは平気そうな顔をしていたけど、チャックが目をパッチリ
にしていた姿はなんとも可哀想。
エリーがチャックとサラの仲が復活しているのを知って嬉しそう
にしている姿は印象的。怪我したチャックを見るや、救急車を
呼ぶ勢いだし、早いところお姉さんを安心させてあげて欲しいぞ。

チーム・バイモアでは、相変わらずビッグ・マイクとモーガン
ママがネタとして取り上げられた。
ラッパーたちが、喧嘩で罵倒して自分の力・テクを誇示し合うか
のように、冒頭からジェフとレスターがモーガンをネタにして
言い合っている姿が笑える。よくディスり合った末にアメリカでは
発砲事件に発展した事も有ったけど、流石にバイモアの争いは
健全か。

流れからモーガンとアンナが同棲することになってしまい、
モーガンはチャックに言えず、チャックもまたサラと同棲する
事になったことを言えずにいる。
アンナに対してモーガンと同棲したくなくなるよう誘導する為に
変な趣味を持って居る人物を装う作戦に出るけど、元々変な
趣味を持って居るモーガンを好きになったのだろうし、それを
引き離すのは無理が有るな。
汗をかいたジェフのハグをみんながスルリと交わしていく姿が
面白すぎたぞ。

チームとして良い感じに動いていた感じは受ける。
特に助け、助けられの構図で、みんなが少しずつ傷ついていた。
その中でもやはり命を張ってでもサラを守るコールの姿は、
映画「ボディガード」のケビン・コスナー状態だったけど、
足を挫いてしまったチャックも今回はミラクル連発だし、もう少し
みんなホメてあげてって感じだったね。

内容自体は、インターセクトを作っていた人物が登場という事で
チャックの未来に希望を持たせるものが有った。
自分の人生を取り戻すことはサラとの関係についても未来有る
ものとして写るのか。シーズン1から2の跨ぎの中で、インターセ
クト情報が失えば、チャックは暗殺されるとの怖いエピソード
が有ったので、サラとしても複雑なものが有るのだろう。
研究者のオリオンとは一体誰の事なのか。
チャックの父が行方不明という辺りが実に気になる。

それにしても映画「TRON」のポスターの裏には、あんな相関図
が書かれていたのね。もう書き込みするスペースが無くなって
いたぞ。

■使用された曲

・Bloc Partyの"Signs"
・Blitzen Trapperの"God and Suicide"
・The Puppini Sistersの"Walk Like an Egyptian"