CHUCK / チャック (シーズン2) http://www.superdramatv.com/line/chuck/ http://wwws.warnerbros.co.jp/chuck-dvd/ http://www.ntv.co.jp/chuck2/index.html

Apr. 27, 2009
第22話 チャックVSリング Chuck VS the Ring

脚本／Chris Fedak、Allison Adler 監督／Robert Duncan McNeill
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チャックの頭からインターセクトが消え、モーガンとアンナは
バイモアを辞めてハワイで鉄板焼きの店を持つ事になる。
そしてエリーの結婚式が近づく中、チャックは父・スティーブ
を連れて戻ってくる。

チャックとケイシーはバイモアに行くと、既に店はエメットの
帝国が築き上げられ、オフィスにはバイモリアの文字と共に
独特の旗が掲載されている事を知る。チャックは新マネージャー
なんてクソ喰らえだとして、ここを辞めて出て行く事を報告。
ケイシーも同時に辞める事を語る。エメットからは先の人生を
どうやって生きていくのか?と尋ねられるが・・・

キャッスルに行き将軍・ダイアンから話を聞く。
ダイアンはチャックに対して政府が独自のインターセクト計画
を立てておりチャックに対してシステムアナリストとして働か
ないかと告げるが、僕はヒーローなどではないとしてその話を
断る。ダイアンはケイシーとサラにこれでバトウスキー計画は
終了だと語り、ケイシーに最後の事務処理をしてくれと語る。
ケイシーはこの仕事が終わればワジリスタンに大佐として派遣
されることになっていた。
ケイシーはチャックに報酬の小切手を手渡すと、あまりの額に
驚く。チャックはケイシーに対して何度も命を救ってくれた事
を感謝しハグする。お前はよくやったというケイシーは万が一の
事が有れば電話しろとしてケイシーから名刺を手渡される。

サラはダイアンから新インターセクト計画にラーキンと共に
参加して欲しいと言われる。今回のインターセクトの情報は
ラーキンの中に入るのだという。チューリッヒに飛んで一緒に
任務に就くよう命令される。

チャックはエリーの結婚式会場へといくと下準備している会場
を見回す。チャックは控え室でドレスに着替えている姉・エリー
にちょっと話がしたいとして遭いに行く。そしてそこで姉への
結婚の贈り物だとして今日バイモアを辞めてきた事を語る。
エリーは今日私は夢を叶えたのだから今度は貴方の番だとして
ブライドメイドのサラの方に視線を向ける。
チャックはサラの元に行くと、サラに告白しようと近づく。
サラはそれを止めようとするが、君と一緒に居たいこと。そして
銃もウソもない世界で過ごしたい事を告げ、報酬の入った今なら
ば何処にでも連れて行けるとして、一緒に休暇を過ごさないか
と告げる。しかしサラは結婚式の翌朝、私は新しいインターセクト
計画のためにチューリッヒに立つことになっていると語る。
式の後に話そうと思っていた事を語る。

チャックは一人落ち込み会場の椅子で座っていると、従業員が
殺されているのを目にする。するとそこにフルクラムのテッド・
ロークが来ている事を知る。インターセクトキューブを持って
来なければ40分後にお前の姉・エリーを殺害するというので
有る。

チャックは急いでキャッスルに保管されているキューブを取りに
行こうとする中でモーガンと遭遇する。モーガンは困った事が
有れば何か力になりたい事を告げると、チャックは指輪を
自宅に忘れてきてしまったので時間を引き延ばして置いて欲しい
と頼む。モーガンはチャックには何度も助けられているので
俺が悪者になってなんとしてでも式を後らせる事を告げる。
チャックは緊急事態だとしてケイシーに電話するが、彼は既に
上空を飛行し、部下の部隊と遭遇していた。マイルズはケイシー
が戻って来た事を歓迎し、部隊はケイシーが戻って来たことで
大盛り上がりをするが・・・
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いよいよシーズン2の最終話。
チャックの頭の中のインターセクト情報が全て取り除かれて、
自由に生きることが出来るようになった今、果たしてチャック
はどのような道を歩んでいくのか。

シーズン1の終わり頃には、例えインターセクト情報を取り除
いたとしてもチャックを殺害するみたいなことを口にしていた
のでどうなることかと思っていたけど、情報を取り除いた今
NSAからもCIAからも何のお咎めもなく、更には給料まで支払わ
れるというのだから驚き。
ただ当然ながら任務を解かれれば、チャックの周りからは
サラもケイシーも居なくなる訳で、遅かれ早かれそんな時期
は訪れるのかと思うとちょっぴり寂しいものが有る。

シーズン2のファイナルはチャックの姉・エリーの結婚式が
舞台。フルクラムは全て一掃したかに思えたけど、前回の
ラストでロークが生きている事は明らかだったし、なぜ
こうも無防備なのかということで、今回の事態が起きた感じ。

久しぶりのブライスの登場。
サラとの関係に於いて、ブライスはまだ諦めきれないものが
あったのか。
死んだと見せかけていたブライスが今回本当に亡くなって
しまうというのもちょっぴり残念だけど、ブライス役の
Matt Bomerは「ホワイトカラー」への出演も有るのでここらが
潮時だったのかな。

驚くべきはチャックがバイモアを辞めてしまったことと親友の
モーガンとの別れだけど、そんなに容易には別れないと思うので
どんな形で関わってくるのか今後とも楽しみ。ジェフもレスター
も最終シーズンまでクレジットされているのでこんなところで
終わる人たちではないんだろうけどね。

結婚式ではレスターとジェフが久しぶりにライブで大暴れ。
モーガンもレスターもジェフもチャックの為に一肌脱いだ
訳だけど、披露宴はともかく結婚式でのパフォーマンスとして
はちょっとやり過ぎだったのかな。
まぁケーキや料理なども銃撃戦で相当ぐちゃぐちゃになって
しまったし遺体もゴロゴロしている状況を、どう説明を付けた
のだろうね。
デボンはチャックが国家のために戦っている事を知っている
のでもう少しフォローしてくれるかと思った。

サラはチャックと生きる道を決めたのか。
普通の人生を生きたいとするチャックの気持ちもよく分かる
けど、サラとしてはどうしたかったのか。
ブライスには付いていかないけど、この界隈でスパイとして
働いていくのか。
エリーの結婚式を見れば普通の生活をしたいと思いたくなりそう
だけどね。

ケイシーがまた別の任務に戻って仲間と合流するシーンが
興味深く描かれた。
まるで軍隊みたいな感じだけど、ケイシーの部下は何故裏切った
のか。ケイシーの登場の仕方とか格好良かったけど、チャック
の役割を重視したのかこれまでと違って妙に弱々しい一面が
有った。

新型のインターセクトに再び触れたチャック。
今度は何故かカンフーの達人としての能力が引き出された。
設定としては強引だけど、チャックにもスパイ活動を本格的
にさせるための布石なのかな。
チャックパパからもらったパワーグローブの様なコンピュータ
システムだけでも随分役に立ちそうだけど。


■使用された曲

・Vik Sahayの"Mr. Roboto"
・The Thermalsの"Now We Can See"
・"Looking At the Sun"
・The Cureの"Friday I'm in Love"
・Slow Clubの"Christmas TV"