クライアント・リスト
The Client List

http://www.dlife.jp/lineup/drama/clientlist_s1/




 

Apr. 15, 2012
第2話 幸せになる権利 Turn the Page

監督/Allan Arkush 脚本/Barbara Nance
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"The Rub"で働くことになり、夫が家から出ていき、リフォーム
のローン支払いにも困った為に、普通のマッサージだけでなく
性的マッサージも行うことになるライリー。
店にはニックというスタッフが店の注文で必要な物品を届けにやってくる。
店の女性たちはニックの肉体にうっとり。
その後夫から電話が有ったのか?と問われると、家を出てから
初めて電話が鳴ったが無言で切られた事を告げ、その後彼の携帯
には一切通じないのだという。それを聞いたジョージアは今夜
はみんなで飲みに行こうと告げる。ライリーは子供たちが居る
のが困るとするが・・・

そんな中、客の一人で"ラクダ"と呼ばれているTJブラスウェル
がやってくる。ライリーがTJの応対に出る。彼は海洋油田の仕事
をしているので半年ぶりに陸上に戻ってきた事を告げる。
ライリーは半年も禁欲生活をするのは大変でしょと語ると、
大変だからこそ戻る前にここに通い詰めるのだという。
自分がラクダと呼ばれているのは水無しでも耐えられるという
意味で店の子たちから言われているのだという。

リネットは教会にいくと告げる。ライリーは子供たちはどうする
のかと問うとレイシーが見てくれるという。
リネットとレイシーはそろそろライリーの仕事の事を話して
くれても良いのではないかと問い、従業員割引とか無いのかと
問う。店でマニキュアをしたりマッサージを受けたり海藻パック
をしたいという。ライリーは話題を誤魔化し、教会の催しもの
とは一体何のことなのかと問うと、リネットは話を誤魔化そう
とする。ママも話したくないみたいねと告げる。

ライリーはカイルの所有していた荷物を調べ、彼が行きそうな
場所が無いかを調べる。とにかく居場所が知りたいという
ライリー。
子供たちに対してそろそろ眠って欲しいことを告げ、ママは
これから店の人と付き合いがあるので出かける事を語る。息子のトラヴィス
父親のジャケットを着ており、パパの臭いがするのでこれを
着て寝たいとするが、ちゃんとパジャマに着替える様告げる。
ジャケットを脱がす中、ポケットの中から"マックス"と書かれた
メモが有り電話番号が書かれていた。
留守番を頼むレイシーにメモの事を告げると、マックスならば
何か知っているかもしれないとして、電話をかけるべきかと問う。
ライリーは電話してみると留守電になっている事を知り、
なんと留守録の声は女性・マキシーンだという事が分かる。
留守電にとりあえずメッセージを入れるライリー。
レイシーに対してカイルが出て行ったのは女性が居たからなの
かと問う。
ライリーはとりあえず留守電にはメッセージを入れて置いたので
電話が来たら知らせて欲しいとレイシーに告げる中、ライリーが
酒を飲みに行く事を知って、普通友達ならば誘うものじゃないのか
と告げるが、今回は店長が連れて行ってくる内々のものだから
としてレイシーを説得する。

カウボーイパレス
ライリーたちは店のスタッフ全員と飲みに来ると、客たちを
見て色々と語り逢う。男を選ぶ際に顔と体ならばどちらを
優先するか?というと、ライリーは私ならば顔だという。
セリーナはライリーの夫・カイルは顔が良いからねと告げる
中、ちょっぴり不思議ちゃんなケンドラから、"答えは傍に
ある、手を伸ばして"と言われ、夫は連絡をとりたがっている
ハズだという。ライリーはジョージアに対して、そろそろ制服
を新調して見るというのはどうかと店のアイディアを出す。
変化無くして進歩なしよねとジョージアも賛同する。

そんな中、カウボーイパレスでは舞台の上でカラオケを歌う
事もイベントの一つだった。ライリーはみんなから歌う曲を
選んで欲しい事を言われて、Carrie UnderwoodBefore He Cheats
をみんなで歌うのだった。ジョージアはライリーがかなり酔って
いる事を知って、ライリーの携帯の一番に登録されているエバン
を呼ぶと、店に来たカイルの弟・エバンは目にして、ライリーの
イケている姿にちょっぴり特別な視線を送るのだった。

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失踪してから一年が経過。
夫の消息をなんとしても知りたいライリーは、夫の荷物に調べて
いるウチに、彼のジャケットからマックスと書かれた電話番号
がメモされている事を知る。
電話して見るが相手からの連絡がなく、ライリーの友人である
レイシーは電話番号から住所を割り出し、ライリーに伝えていく。

ライリーの設定として専門分野の資格があるような事が書かれて
いたけど、元々は心理カウンセリングのようなことをしていた
のだろうか?それともカイロプラクティックのような整体療法
を身につけているのだろうか。一話の面接の際に推薦状もある
と語っていたので、それなりの資格があると思われそれが上手い
こと役に立っている印象はある。

逆に夫婦がプライドを大きくするに至る高校時代の栄光めいたも
のは一切除外された感じで、その辺の主張が無くなったところは
見やすくなったのかも。

店の店長であるジョージアが自分自身も夫に死別されて孤独な
身であることから、ライリーには親密に接することも有るし、
従業員思いの一面が有るので、一話を見た頃に予想していた
客を奪い合って確執めいた嫉妬の感情というのは、今のところ
無いのは安心できる。

映画版では何の因果か、教会の向かいに風俗店が有り、ライリー
はある程度神への信仰心が有ったのだけど、このドラマでは
母親が時折神の名を借りて色々と現状を示唆しようとする流れが
有る。一話の時には確か「神は女を一人にしない」と語っていた
けど、今回は「女は自立出来ないの、神は女に力仕事を教えなか
った」と語る姿が有った。これを語る母・リネットは相当
男性関係が派手で、幸せを掴むためにフラフラとしているけど、
一体何をしたのだかね。

一話ではかなりウザい存在として登場した弟のエバンが少しだけ
頼りになる存在に思えてきた。ただ逆にライリーに関する愛情
が存在するのではないかという感じにも思える。
一話の中で裸で芝生を刈るシーンが有ったけど、セックスアピール
ではなく純粋にライリーのことを家族として見守る上での行動
かと思ったけど、カラオケで歌う彼女の姿を見て、かなりときめい
ていたようにも思える。

マックス(マキシーン)についてはなかなか面白いアクセントに
なった。カイルに女の影が有るのか。二重生活を送っていたのか。
夫婦の間でも知らないことが存在したのかなど、色々と問いかける
ところがあり、客の心を理解しようとして奮闘するのとは
逆に夫のことに関する無知さ加減というものに気がついていく
ところは面白いのかも。
真実はしるべきかどうかの選択に迫られ、常にドラマでは、自分
の決断というものを試されていきそうだ。
経営者のジョージアはその決断を直感で選んで生きてきたことを
語っているけどね。

とりあえずカイルは鎮静剤の中毒になっているようで、もしかしたら
売人とトラブルにでもなったのか?

今回の客は半年間、女性の居ない環境に置かれる海上油田の職業
に就いているクジラことTJを対応した。
セカンドチャンスという名のサイトが有り、そこでやり直したい
人たちはメッセージなどを掲載して、アピールするみたいだ。
TJのプロポーズを断り消えてしまった女性のアニーはそのサイト
に掲載していたということはTJとやり直したい意思があるという
ことなのか。

TJは過去は振り返らないような事を語り、カイルの弟のエバンは
兄を許してはいけないと語るように、ライリーに対する夫と
別れろ光線がやたらと発せられているけど、ライリー自身はどう
思っているのか。

TJを演じたSam Pageは、スイッチ〜運命のいたずら
弁護士クレイグを演じたりMAD MENの医師グレッグ・ハリス、
ゴシップガールのコロンビア大の教授コリン、
デスパレートな妻たちでブリーの元夫の隠し子でブリーの
仕事を奪ってしまう息子サム・アレンなどを演じている。

■使用された曲


・"Before He Cheats" by cast of "The Client List" (originally by Carrie Underwood)
・"Southern Gentlemen" by Georgia Thomas
・"Prizefighter" by Marissa DiBlasio
・"Let's Celebrate" by R Wayne Tester Project
・"Get What I Want " by Bitter:Sweet


■検索用キーワード

ライリー・パークス (Jennifer Love Hewitt) 二人の子持ち
ジョージア・カミングス (Loretta Devine) "The Rub"経営者
エバン・パークス (Colin Egglesfield) カイルの弟
リネット・モンゴメリー (Cybill Shepherd) ライリーの母
レイシー・ジーン (Rebecca Field) ライリーとリネットの友人
ケンドラ (Naturi Naughton) "The Rub"の従業員・黒人
セリーナ・ラモス (Alicia Lagano) "The Rub"の従業員、ライリーの知人
ジョリーン (Kathleen York) "The Rub"の従業員、マジメ
カイル・パークス (Brian Hallisay) ライリーの夫、膝の怪我
テイラー・バーカルター (Elisabeth Rohm) 嫌みな女
ディー・アン (Desi Lydic) "The Rub"の従業員、金髪
トラヴィス・パークス (Tyler Champagne) ライリーの息子
ケイティ・パークス (Cassidy Guetersloh) ライリーの娘
トウィンクル・バーカルター (Hazel Sepenuk) 夫

TJブラスウェル (Sam Page) 客、海洋油田
マキシーン (Colleen Foy) 薬物依存だった
ニック (Matthew Florida) "The Rub"の男性従業員
--- (Ki Hong Lee) Delivery Guy
--- (Amanda Gist) Curl Up & Dry Hair Stylist
--- (Sean McCracken) Button Down Salt N Pepper Man
--- (Kevin Sateri) Country Dancer
--- (Daniel Sobieray) Sexy Spa Guy

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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