クライアント・リスト The Client List http://www.dlife.jp/lineup/drama/clientlist_s1/

May 6, 2012
第5話 秘密の顔 Try, Try Again

監督／Timothy Busfield 脚本／Dawn DeKeyser
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"ザ・ラブ"ではいつものようにマッサージの仕事が行われて
いた。ジョシュという客に対応するのはライリーだった。
施術室の中から変な声が聞こえてくるのを知ってジョージアは
室内で一体何をしているのかと耳を澄ます。すると彼の対応を
したことの有るジョリーンは「嵐が丘」を流しているのだと
いう。マッサージしながら物語を聞くのが好きな人で、信仰心
が厚くて特別なサービスはしない人だという。それを知らず
ライリーは彼のアソコを握ってしまう。ジョシュのリアクション
を見てライリーは普通の客だと知って急いで事故だったことを
語り謝罪すると部屋から逃げ出してしまう。

ライリーはレイシーと逢う。
レイシーはライリーが落ち込んでいる事を知って、仕事で何か
有ったのかと尋ねるが深くは言及しなかった。レイシーは
デイルとの間に子供が欲しいと考えており、ライリーの子供
たちの世話をすることで練習をしていた。ライリーは彼女に
デイルは子作りに協力してくれることになったかと尋ねるが、
レイシーは妊娠すれば気が変わるとして、避妊薬を辞めたこと
をまだ話していない事を知る。レイシーは彼は子供は欲しいと
思っている筈だと言うが、ライリーはきちんと話した方が良い
事を語る。
そんな中リネットがライリーたちの元にやってくる。
リネットは彼氏であるギャレットと突然旅行に行くことになっ
たことを知ると、娘のライリーは、慎重にゆっくりと交際を進
めていくのが目標だとしていたのに、一気に進めるなんて
危険だという。しかしリネットはお互い思い合っていて趣味も
同じなのだから大丈夫だという。愛を知るにはおそれずに飛び
込まないと駄目だというリネットに対して、ママの場合飛び降り
に近いと非難する。リネットは寧ろライリーこそ指輪を外す決心
をしたのだから、一度の失敗にめげずデートすべきだと語る。
デートの先に幸せがあるのだと言われる。

翌朝、ライリーはエバンの車が修理から戻っていなかった為に
職場まで送っていく。エバンは上司のガルザから昇給の約束を
守ってもらえていない事を告げると、ライリーは角が立たないよ
うにボスをおだてながら話をしてみたらどうかと告げる。
職場に送ると、ライリーは作業員から人気の的だった。

ライリーは昨日の失敗を職場の仲間たちに話す。
とても誠実でイケメンで良い人だったのにバカをしたことを語る
と、気があるのであればデートしたらどうかとみんなライリーに
彼をお薦めする。しかしライリーは人妻で子持ちであり、
デートなんて20世紀以来していないと語ると、ディーアンは
ジョリーンだって同じだと小馬鹿にする。ライリーは高校の頃に
カイルと出会いそのまま結婚したので、彼が唯一の人だという。
それを聞いたスタッフたちは驚き、もっと楽しまないと駄目だ
という。ディーアンは金曜日にみんなで出かけないかとすると
ジョリーンは用事があるとして、いち早く断る。ディーアンは
家でDVDを見るのは用事とは言わないのよと突っ込むが・・・
ケンドラはジョリーンが居なくなるとみんなに、彼女は何か
最近様子が変だと告げ、メール中に声をかけたら飛び上がっていた
のだという。

エバンはボスに対して、自分は昇給を条件に現場監督の仕事を
引き受けた事を告げる。ボスは最近入札3件落として、作業員
も減らしている状況だと告げるとエバンは、利益は出ている筈
だという。ボスは上層部と掛け合ってみる事を約束する中、
エバンに対してライリーとは付き合っているのかと問う。あんな
いい女、オレならば放って置かないといわれる。

ライリーの元にジョシュがやってくる。
気まずそうにやってくるジョシュに気まずい対応をするライリー。
昨日サイフを忘れてしまった事を告げる中、土曜日は空いている
か?と問われる。ライリーは店の予約かと思うが、マッサージ
ではなくデートしないか?と誘われる。服を着た状態で逢うのだと
するが、ライリーは即決する事は出来なかった。
スタッフたちに相談すると、ディーアンは私ならば飛びつくという。
ケンドラももっとポジティブに捉えて試しにデートするのも
良いのではないかと言われる。
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このドラマ、それぞれの存在やそれぞれの主張がくどくなり
すぎず、テレビ映画版のように、私たちって学生時代は
ベストカップルで誰もがうらやむ存在だったみたいな下りが
排除された分、とても良い感じでアレンジされていると思う。
マッサージ店自体も性的な部分ばかりにスポットが当たる訳
ではなく、ライリーに対して近づいてくるものたちも紳士的
な人が多いことも有って、意外と飽きずに見ていられる。

そういえば、ライリーに店を紹介してくれたセリーナって
結局不正をした事を受けて辞めさせられてしまったのか。
ジョージアがある意味しっかりとした人なので安心して
見ていられる要因の一つなのかも。


今回は抽出された問題と言えば・・

・親友のレイシーの夫婦の価値観の違い。

結婚する前には気の良いことを言って、結婚した後には
約束が違うってことは良くある事だけど、無理して妊娠、
出産した結果子供に及ぼす影響を考えると、レイシーが
一人で突っ走るのもやや問題はある気がする。
しかしこのドラマを見ていると離婚している人が多いし
シングルである人も多く、それでもあまり生活に対する
切迫感が無いので、問題無いようにも思えてしまう所が
あるかな。

・リネットの恋愛。

ギャレットのことをどこかで見たとするジョージア。
一体何処で見たのかという感じだったけど、蓋を開けて
見ると、教会を作るという名目で寄付金を集めて、トンズラ
する詐欺師だと判明する。しかしジョージアもまた
一体その人物を何処で見たんだろうね。
ブラジルの貧しい村に教会を建てようとしていたようで、
愛している人にとっては過去の事だと思いたい様だった
けど、結果的には娘の忠告通りに近づいてくる男性を
良く精査することは必要だということ。
手の込んだことをするもんだね。

・ジョリーンの電話の相手

ジョリーンってジョシュと関係が有るのかなと思って
見ていたのだけど、実際にはサムという男性との間に
過去息子を作っていた事が判明。若かりし頃の何らかの過ち
によって、子供とは会えない状況だったみたいだけど、
今回初めて遭ったことで相当感動していたようだ。
父親の写真を与えたところを見ると、息子自身父親のこと
を知らず、里親の元が暮らしていたということなのかな。

・ライリー自身の事

そろそろ恋愛を・・と行きたいところだけど、まだ正式に
離婚しているわけではないし、ライリー自身、ちょっと
無責任じゃないかという感じもする。その点、ジョシュは
事情を知って深入りする前に、冷静に別れを告げた感じ。

問題はライリーが相当な金を冷蔵庫貯金にしていること。
まだローンが残っているようなことを言っていたのに、
結構な札束が入っていたね。あんなところに入れておく
なんてちょっと不自然。子供たちだって容易に開けられる
ような場所でしたね。

そしてカイルの弟のエバン。
兄の嫁だけど他の男性とデートするのを見るのはちょっと
我慢出来ない感じ。静かな男性だけど、いつ気持ちを
抑えられなくなるのか。


ジョシュ役のMatthew Del Negroは、イギリスのドラマ
「ミストレス」のアメリカリメイク版「Mistresses」に
ジェイコブ役で出演。このドラマ、韓国の俳優、キム・ユンジン
さんが出演しているんだよね。

■使用された曲

・"Falling Star" Rie Sinclair
・"I Depend On You" Quinten Broid