クライアント・リスト
The Client List (シーズン2)

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March 31, 2013
第8話 天国は罪の先にある Heaven's Just a Sin Away

監督/Nikki Schiefelbein 脚本/Debbie Allen
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カイルが仮出所で家に戻ってくる。君のお陰だとしてライリー
に対してキレイだと告げる。しかし次の瞬間豹変した様にして
アバズレ!と声を掛けてくる彼の姿が有った。
ライリーが見た夢だった。先日5万ドルの為に男性とセックス
したことが未だに尾を引いていた。その時に受け取った大金を
ナイトテーブルの引き出しから出して目にする中、娘のケイティ
が部屋にやってくる。明日父と娘のダンス大会があるのに
パパが居ないというもの。ライリーはママのプロムの時には
エバンが連れて行ってくれた事を告げ、パパよりもエバンは
ダンスが上手いと語る。

レイシーが朝ライリーの元にやってくる。
先日の義妹の為にレイシーは出産前パーティー(ブライダルシャ
ワー)を演出したものの、ライリーが手伝いに来てくれなかった
事を受けて、ケンカしていた。レイシーはいつもライリーの事を
手伝っているのに彼女は肝心の時に手伝ってくれないという
ものだった。レイシーはリネットの客を担当することになったの
で彼女の手帳を取りに来たというが、ビジネスライクな会話だけ
しかしていこうとしないレイシーに呆れる。ライリーはレイシー
に対して十分この件で私も苦しんだことを告げ、つんけんした
態度をするのは辞めて欲しいと語る。私は根に持つタイプだから
というレイシーだが、ライリーが仕事で何か起きたということは
聞いていたのでそのことを聞こうとする。

エバンがやってくる。ケイティから電話が有ったとして何が
有ったのかと尋ねる。ケイティがエバンの前にやってくると、
ケイティは父と娘のダンス会があることを告げ、エバンに一緒に
行って欲しいと語ると、喜んで同行するという。学校イチの美人
さんの頼みは断れないという。

ザ・ラブ。
ライリーは結婚10周年だという客の対応をしていた。妻は伝統の
贈り物が欲しいと言っているのだとし、錫なのだという。
ライリーに対して、クーラーバケツの中に氷とビールを入れて
楽しもうと語ると、ライリーは先日のモナハンとの関係を思い出し
突然その場に居られなくなる。風邪気味なので移すのは悪いと
してスタッフを変わってもらうと語ると部屋から出て行って
しまう。ニッキーに事情を話して変わってもらうと、ニッキー
「熱には小食、風邪には大食だ」と語る。
そんな中スタッフから飛び込み客が来ていることを聞かされると
セリーナが対応すると語る。セリーナはライリーが罪の償いを
感じて居るとして、自分はカトリック校の出身なのでライリー
の心情が見て取れるという。私はまともな仕事をしようとしている
のだという。セリーナは罪悪感などそのウチ消えるとし、
そういう事は誰から話してはきだした方が良いと語る。

ハロルドバーでは、ハロルドとジョージアが仲良くしている中、
ライリーがやってくる。ジョージアに対してライリーは夫が
居るのに別の男と寝てしまった事を語り、一線を越えてしまっ
たのだと語る。罪の意識に潰されそうだというライリーに対して
日曜教会に来てみたらどうかという。どん底を救う唯一の場所だ
として、バプテスト教会でハロルドと出会った事を語る。
ハロルドもゴスペルは最高だし、コーヒーも悪くないと語る。

レイシーはリネットの変わりに専属の客の対応をしていた。
テイラーから働きすぎではないかとするが、リネットは母親代わ
りの人だからと語る。仲が良くてうらやましいというテイラー
そういう人は大切にしないといけない事を語る。

レイシーはライリーの元にいくと、お爺ちゃんのピクルスを
持っていく。ライリーは失望させたことを謝罪すると、彼女に
カット用の最高級のハサミをプレゼントする。それを見ると
レイシーは一体何を隠しているのかと問う。昔人形の頭を
刈ってしまう告白するのが恐い時にあなたは贈り物をしていた
ことが有ったと語る。するとライリーはパーティーに遅れた
のは男と居たのだとし、恋人ではなく5万ドルを出すという客
と寝ていた事を語る。幾らでも怒ってくれて良いが、沈黙しな
いで欲しいと頼む。レイシーは飲む時間が必要だとすると、
いつか仕事柄こういうことになるのではないかと心配して
いたのだという。ライリーは金が必要だったのだと語ると、
レイシーにそんな目で見ないで欲しいと頼む。レイシーは心配
しているだけだと告げる中、なんと家にはカイルが戻ってくる。
突然の帰宅に驚く中、連絡くらいしてくれたら良いのにと語る。
これから弁護士に逢いに行くのだというカイルだか、父の
姿を見つけた子供たちは父の帰宅に大喜びする。
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ライリーはついにケビンが自宅に戻ってくる。
彼が子供たちの為、家族のためにチャンスが欲しい願いを
求める中で、ライリーとしては複雑だが、子供たちがケビン
をうけとめている事を知って、どうすることがベストなのか
悩む。なんといっても懸念すべきはライリーにも秘密があり、
夫の居ない間に体の関係を持っていた事だった。

やっぱりライリーとしては許すしかないのだろうけど、
どうしても許し難いものは存在する。しかし子供を優先と
した思いからすると、これだけ待ち望んでいた父親を
奪い取るのは難しそうだ。

レイシーが先日ライリーに対して、私はライリーに色々と
しているのにライリーは困っている時に助けてくれない
事を語っていた。確かにライリーが誰かの為に何かをしている
というシーンをあんまり見ていないかも。いや夫と子供たち
の為には頑張ってはいるのだけどね。
彼女はエバンやレイシーに助けを求めるが、逆に彼らに何をして
あげたのかという気がする。

ついに一線を越えたということで苦悩する。
5万ドルは喉から手が出る程の額でありどうしても手に
入れなければならない事情が存在したこと。
最後になってライリーは、他の男性と寝た事実を語り、金を
もらったことこそ伝えなかったけど、一部始終を語り、
ちょっぴり複雑に感じになった。レイシーとしては元々悪いのは
ケビンだとするけど、ライリー側にも罪悪感を持ったことで、
ケビンだけを責められなくなったというのは確かみたいだ。

前にも語ったけど、この店に於けるVIP客というのは、当然
売春サービスのことを指していると思っていたので、今更
金をもらって云々というのは、ちょっと違和感があり、
変なところで純粋性を求め過ぎているところが気になる。
そもそもシーズン1では、売春しているような素振りを見せて
いた気がするし、セリーナが店の外で売春していることへの
是非が問われた気がするので、なんでシーズン2になって
突然純粋さを求めるようになったのか

問題はケビンが店で働いていることは知っているのだろうけど、
どんな仕事をしているのかということが伝わっていない
ことだろうか。
仮釈放になったとしても、そんな仕事を妻がしていると知れば
途端に仮釈放違反になりそうな気がする。

一方店と客の距離感の問題に関しては、リサとデレクの関係を
通して描かれた格好だった。
リサは私生活が上手く行かず、この店のデレクにサービスされ
ることで、現実逃避をしていた事実が有る。
ただある意味ではそこまで現実逃避出来ていたのであれば、
サービスが上手くいっていたことを示すものなんだろうけどね。
リサは思った程デレクに固執していなかったので驚いたし、
セリーナが意外と異性にも嫉妬深いキャラだったという辺りが
逆に新鮮なのかも。

悩んでいるライリーがジョージアにアドバイスを求めると
自分達が通う教会へと誘われた。
黒人たち(この教会では白人も多く歌っていたが)のあのゴスペル
を歌う姿は、よく見られるシーンの一つだけど、なかなか感動的
な姿。そしてハロルドがジョージアにプロポーズする辺りも、
結婚が神聖なものであると感じる程にライリーに対する罪悪感が
増長したのだろうね。

夫婦カウンセリングは上手く行くのか。
そして"ザ・ラブ"を手に入れようとして近づいてくるカーライル
の姿。ジョージアは上手くあしらっていたけど、何処まで
その圧力を食い止められるのかだね。

そしてエバンはシェルビーとの関係を進めていくことに決めた
様子。シェルビーの容姿を見ると「HAWAII FIVE-0」等に出演する
グレース・パクさんに見える。シェルビー役のT.V. Carpioさん
のプロフィールを見るとフィリピン系の血が入って居るみたい
だけどね。

カイルがエバンの家に泊まりに来た際に兄弟でまた言い争い
になっていたけど、やっぱりこれまでの姿を見ているとエバンに
同情的になるな。


■使用されている曲

・At Last (Music from "the Client List") by Loretta Devine
・One Heart Missing by Grace Potter & The Nocturnals
・Chocolate by magnificent Dreams
・What Happens by Madeline Slate
・His Eye Is On the Sparrow (Music From "the Client List") by
Jennifer Love Hewitt

■検索用キーワード




ライリー・パークス (Jennifer Love Hewitt) 二人の子持ち
ジョージア・カミングス (Loretta Devine) "The Rub"経営者
エバン・パークス (Colin Egglesfield) カイルの弟
リネット・モンゴメリー (Cybill Shepherd) ライリーの母
レイシー・ジーン (Rebecca Field) ライリーとリネットの友人
セリーナ・ラモス (Alicia Lagano) "The Rub"の従業員、ライリーの知人
カイル・パークス (Brian Hallisay) ライリーの夫、膝の怪我
テイラー・バーカルター (Elisabeth Rohm) 嫌みな女
トラヴィス・パークス (Tyler Champagne) ライリーの息子
ケイティ・パークス (Cassidy Guetersloh) ライリーの娘

ニッキー・シャノン (Laura-Leigh) 短大生、"The Rub"にバイト
パメラ・コール (Jowharah Jones) メガネの"The Rub"の従業員
デレク・マロイ (Rob Mayes) 医学療法士
デイル・ロックリン (Greg Grunberg) レイシーの彼
シェルビー・プリンス (T.V. Carpio) 警察学校
アレックス・トリンブル (Marco James) 警察学校
ハロルド・クレメンス (Michael Beach) バーのオーナー、ジョージアの彼
グラハム・サンドバル (Marco Sanchez) 弁護士

グレッグ・カーライル (Johnathon Schaech) 危ない男
リサ・ムンジー (Sunny Mabrey) デレクに惚れる客
メイソン・ダンカン (Randy J. Goodwin) 牧師
--- (Kevin Dunigan) Academy Instructor
ケビン (John-Michael Carlton) 客
ミシェル (Michelle Faraone) スタッフ
--- (Cat Hammons) Wife
--- (Mandy McMillian) Wife
--- (Earlene Davis) Cat Lady
--- (Ajani Perkins) Regular Male Client
--- (Celeste Scalone Stoney) Choir Member
--- (Kristian Weathers) Church Goer



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