クローザー The Closer (シーズン3) http://lala.tv/programs/closer/

Dec. 3, 2007
第14話 愛する家族（Part 1） Next of Kin (Part 1)

脚本／Mike Berchem 監督／Scott Ellis
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ブレンダとフリッツはクリスマス用のツリーを室内に飾り付ける。
ブリンダはこんなものは飾りたくないとするが、家を売るために
不動産仲介業のゲイリーは売れやすくするためにもツリーを
飾れば目を引きやすいとし、"ゲイリーは嘘をつかない"と言われ
たという。ブレンダは折角の貴重な一日を他人の為に遣う様で
もったいないとし、クリスマスは好きだが強制されているみたい
でイヤだという。
そんな中、ゲイリーは家を買いたいとする客・ブレットとジェフ
リーを連れてくる。二人はこの地域の治安などや住み心地など
色々と質問してくるなかで、突然ブレンダの携帯に事件が起きた
との連絡が入る。連続強盗事件が起きたみたいなので、これで
失礼するとし、ブレンダは銃などを手にして家を出て行く。

事件は現金輸送車が襲われたもので、強盗殺人課のテイラーと
ロスは11ヶ月もこの事件に対応していた。一月から続いている
事件は連続事件に発展し、今回の事件も一連の連続強盗事件と
手口が似ていた。犯人がスキー帽を被って顔を隠している事。
犯行に車を使っていること。しかし使用された銃がこれまでと
違って桁違いの威力の銃を使っているという。
今回の襲撃で15万ドル分の紙幣が盗まれたとのこと。
ブレンダたちはポープとテイラーに対して、この事件は我々
特捜班が引き継ぐことになるんでしょ?と確認する。テイラー
たちは11ヶ月の捜査の努力を訴えるが、逆に11ヶ月解決出来な
かったとしてポープはテイラーたちを黙らせる。
現金を銀行から回収したのはTAS警備会社。輸送巡回ルートの
確認を指示するブレンダ。タオによるとセミオートマのウージー
などの軽機関銃で防弾チョッキを貫通しているという。
リボルバー程度の銃では応戦できなかっただろうとの事。
サンチェスは殺しの残忍さからギャングの仕業ではないか?と
疑う。時給10ドル程度なのに辛い仕事だとし、この街には銃が
多すぎると呟く。

ガブリエルからの報告で、これまでの事件では犯人は三人だった
が、今回は二人だけだったという。目撃者は警備員のウェスリ
ー・リードとそれ以外にも三人の客が目撃しているという。
ウェスリーは流れ弾が当たり負傷し今にも救急車で運ばれようと
していた。犯人の車はシボレーのアストロだとすると、ブレンダ
はタオに盗難車を調べろと指示する。

ウェスリーから話を聞く。
彼は一緒に警備をしていたアーニーとヘイズの容体を気にする。
襲撃を受けた際、アーニーは車を降りるなと行ったが自分は
トラックの下に隠れたという。

調べていく内に回収する警備会社の車は銀行に予定よりも12分
早く到着していたことを知る。
またタオによるとL.Aで一年間に盗まれた車は12248台で
そのウチ、シボレーは961台だが該当する車は無いとのこと。
ブレンダは関係者の携帯の通話記録を調べるよう告げる。内通者
が居る可能性が高いと。また被害者二人に前歴は無かった。
アーニーは家族に恵まれ、ヘイズは母と二人暮らし。警察学校
に入学を希望していたという。唯一生き残ったウェスリーは入社
8ヶ月で真面目な男だが、家族はなく、会社の方針で前歴者を
雇うことはしていなかったという。入社前には嘘発見器を使って
徹底的に調べるとのことだった。
犯人グループは無作為に現金輸送車を襲っているが、前回と前々回
はTAS警備会社の車を襲っているとのこと。

そんな中ウェスリーがX線の検査をしようとしている際に何処か
に消えたとの連絡が入る。タイラーたちが見張っていたハズだ
が・・

ウェスリーの自宅で張り込みするブレンダたちは、部屋に明かり
が付いたのを見てすぐに突入する。男はフリンの腕を折り
逃走するが、囲まれて捕まえる。男はグレイディで有り、捜している
ウェスリーではなかった。
そんな中、ウェスリーの経歴が明らかになり過去に微罪だが、
マリファナと乱闘事件で逮捕状が請求されているという。
ジョージアが彼の出身だと言うが・・
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殺人捜査課が捜査に手をこまねいている現金輸送車連続強盗事件を
ブレンダら特捜班が引き継ぐことになる。
内通者の存在を疑う中で、生き残った警備員の一人で目撃者の
ウェスリーが治療を受けずに居なくなった事で彼の行方を追うこ
とになる。彼はブレンダの実家のあるアトランタでウェスリーが
捕まっている事を知り事情を聞きに行くが・・・

正直テイラーたちが11ヶ月も解決出来なかったとする辺りが
イマイチ意味不明な程簡単に解決しそうな感じのするネタ。
シーズン3の最後のエピソード故にクリスマスに引っかけた遊び心
の多い話という事なのかな。

ブレンダもわざわざ両親に会いに来たと言わねば良かったのに
・・と思える案件。
旅行まで中止させて起きつつ、捜査のために来ましたでは、父が
語る通り、ちょっと可愛そうな感じがする。ただ両親も仕事は
引退している身であろうし、いつでも旅行は出来ると思うので
これはこれでオッケーか。

短いスパンでまたしてもフレッツィとブレンダ両親の対面。
クレイの飼い犬のビッキーがフレッツィの凄い所に噛みついて
いたけど、ビッキー&フレッツィは良い感じの関係になりそう。
ブレンダとフリッツィ両親との対面は有るのか?って感じだけど
その辺は今後のエピソードに期待しよう。

さて事件の方だけど、逃げ回っている暴力的男性・ウェスリーの
弟役が「MacKenzie Falls」「サニー with チャンス」「So Random!」
のチャド役のSterling Knightだったのがちょっと驚き。
「グレイズ・アナトミー」のシーズン4にも出演したりしている
のだけどね。

本当の兄弟なのかは前半だけではよく分からなかったけど、
弟を置いて逃走するとはちょっと無責任というかあり得ない感じも
する。

今回のドラマで凄いのは容疑者の一味かも知れない男を実家に泊め
てしまうブレンダの行動に有るところかも。相手は相当な銃器を
手にしている訳で、ウェスリーが犯人ではないにしても、襲われる
という危険性がある中で、実家の両親まで危機にさらすような
行動を取るのかと思う所も有る。

まさかのロードムービー。
プロペンザとフリンが合流したことで、頼もしいところだけど、
アトランタからL.Aまで4、5日かかるという所がある意味凄い。
ブレンダママとは気が合いそうなプロペンザが居るので、暴走
は食い止められるだろうけどね。

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