クローザー The Closer (シーズン4) http://lala.tv/programs/closer/

Sep. 15, 2008
第10話 シンボルの意味 Time Bomb

脚本／Steven Kane 監督／Michael M. Robin
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弟・オスカーが殺害されたサンチェスは必ず犯人を捕まえると
誓う。一方タイムズ誌のリカルドによって殺人特捜班が捜査に
優先順位を付けている事を誌面で語られ、ブレンダやポープは
新たに重大犯罪課としてスタートさせる。

この日、自宅アパートで殺害された男性の遺体現場に来ていた。
バズがカメラを回す中で、ブレンダは現場のレポートがてら
語る。ブレンダは殺人特捜班が重大犯罪課になったという事を
忘れて言い間違え、再度取り直しをしたいとするが、一度カメラ
を回すと決して止められないと言われる。
死因は腹部をショットガンで撃たれたこと。余程苦しんだのか
シーツを掴んで亡くなっていた。通報者によるとダレンと言って
いたとのこと。郵便ポストにはメルマンと書かれている事から
ポープは、ダレン・メルマンだろうとのこと。領収書などを
見る限り、彼は建築請負業をしていた。ブレンダは資格担当局
などに連絡して、身元を確認するよう告げ、前歴も調べて
欲しいという。ルームメイトは居た形跡は無く、部屋の汚さ
から彼女も居ないだろうとフリン。ブレンダはすぐに携帯と
パソコンを押収する様告げる。検死官がなかなか来ないために
遺体に触れる事が出来ずヤキモキする中で、息子の体調が悪くて
母親に預けてきた為に遅れたという。

遺体の服にはマジックテープがついており、遺体のタトゥーや
壁に貼られた"EE"のロゴが気になっていた。サンチェスに
ギャングのシンボルか?と尋ねるが知らないという。彼女の
イニシャルか何かなのか。
室内には屋根用の釘、配管用のパイプが有り、弾薬やライフル
用の3種の銃弾が有ったがライフル自体が存在していなかった。
ハリウッドヒルで狩りなんてするものか?というブレンダ。
傷口を見ると、ショットガンで撃たれたものではない事が判明。
別の金属だとすると、検死官やタオは爆弾によるものだという。
ブレンダはパソコンや携帯を押収してから待避するというが、
サンチェスはブレンダを抱えて出て行く。
すぐに爆弾処理班が呼ばれる事に。

ブレンダは人をお芋の袋のように担ぐなんてと憤怒するが、人
を守ったのに怒鳴られる筋合いはないというフリン。しかし死体
やパソコン、携帯などの証拠が必要だという。
そんな中、バブスと呼ばれるUGV(無人陸上車両)が運ばれてくる。
聖パルバラだというタオは、爆弾技術者の守護聖人にちなんで
名付けられたと説明する。遠隔操作で爆弾を処理するものだが
とにかく走行スピードが遅かった。フリンはプロペンザが走って
いる所とソックリだとジョークを飛ばすが、当のプロペンザは
俺は走らない事を知っているだろうという。一同爆笑する。

そんな中、ガブリエルはダレン・メルマンの情報を伝える。
19歳で2年前に逮捕歴が有ること。何故逮捕されたのかは本部で
調書を読まないと分からないという。
バブズがようやく建物内に入る中、一同モニター越しにバブズ
が写す映像を見ていた。その映像の中にはなんとブレンダが
写っていた。ブレンダは携帯、パソコン、そして被害者のサイフ
や自分のバッグを取りに来た格好だったが、遺体の下から本当に
爆弾が出て来た為に、急いで爆弾処理班がブレンダを連れて
出てくる。

テイラーはそんなブレンダの行動を非難し、やっとあなたに
慣れ始めたのに爆発する姿なんて見たくはないと語る。

ブレンダはなんとかサイフだけは持ってくることが出来た為に
中身を調べると、IDの他にホームサプライセントラルという日曜
大工の店のレシート・358ドルを使っている事が判明する。
そんな中、タオは突然爆発するぞと告げると、室内でパイプ爆弾
を処理してしまう。不安定だったのでその場で処理を余儀なく
されたとするがそのせいでパソコンも携帯も遺体も全て吹き飛んで
しまうのだった。タオはバブスも吹き飛びましたと落ち込む。

レシートからダニエルズは被害者が購入したものを揃えてくる。
直径20cmの亜鉛メッキパイプ10本入りが3箱、ドリルが1つ、
万能マッチ5箱、屋根用の釘23kg2箱、これだけ見れば火薬を加え
れば爆弾だって作れるというテイラー。更にプロパンタンクを
4本買っていた。しかし銃や弾薬を買った形跡が無く、別にレシ
ートがあるのかも知れないと告げる。しかしタンクはダレンの
家には無かったとし、何処に有るのか?と疑問に感じる。

そんな中、ダレンの逮捕容疑が公共物の汚損だと分かる。
自分の通っていた高校に侵入し、校長の机の上で排便をしたの
だという。自前のウンチ爆弾だとプロペンザ。両親は三週間の
予定で地中海クルーズに出ていて連絡が取れなかった。
交友関係とシンボルの意味を探るよう告げる。

ガブリエルたちはダレンがホームセンターで購入した時間を
頼りにその時の防犯記録を取り寄せる。
するとトラックのナンバープレート、そして友達連れだと判明。
更に店員と親しそうに話している事が分かる。
ホームセンターの店員、フランクとキースから話を聞くと、
自分たちは西オークバレー校繋がりがあると告げ、ダレンと
一緒に居るのはジョンという3年生だと知る。
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ブレンダたちは殺人特捜班から名前を変え、重大犯罪課として
新たにスタートを切る中、若者が自宅で亡くなっている姿が
発見される。なんと若者が爆発物で亡くなっているであろう
形跡を見つけた為に、すぐに爆弾処理班が現場に立ち入る
があまりの慎重さに捜査のスピードを欠き、しびれを来した
ブレンダは閉鎖された区域に入って証拠を持ってこようとする。
ブレンダは軽く考えていたが、爆弾が部屋に残されている事を
知って救い出される。

今回冒頭のコントのような軽いノリとは逆に、重大犯罪課と
いう名前に負けない様な事件が用意された。

久しぶりにフリンとプロペンザのコントが見られて至るところで
プロペンザが口で魅せる姿が有るなと思っていたけど、まさか
最後に身の毛もよだつ様なシーンが描かれるとは思わなかった。

クララが立った!もとい決して走らないプロペンザが走ったと
して、サンチェスは遺言になるかもしれないあの状況の中、
それを指摘するのだから、こいつは死なないなと感じさせる
ものがあった。

このドラマではここまで激しい銃撃戦は今までに無かったし、
取調室こそ主戦場だったドラマなだけに、重大犯罪課という
のもあながち名倒れしないものが有ったね。

アメリカで起きたコロラド州ジェファーソン郡コロンバイン
で起きた事件が引き合いに出されていた。
フリッツは完全にその説明の為ばかりにかり出された感じで、
ショッピングモールでは壁紙の事ばかり気にしていたけど、
出来れば銃撃戦に於いてはフリッツの普段は見ない勇姿を
見てみたかったぞ。

一体何台有るのかという感じのロボット"バブス"。
タオが如何にも好きそうなおもちゃだね。

ポープが勇み足でマスコミ対応に出なくて良かった。
チームで話し合いをしている中でブレンダの脇にSOYJOYが
置かれていたけど、当初ポープがおもしろがって置いたのか
と思った。最近SOYJOYが出るシーンが多いな。