クローザー The Closer (シーズン5) http://lala.tv/programs/closer/

Dec. 7, 2009
第13話 人生の落とし穴 The Life

脚本／Hunt Baldwin、John Coveny 監督／Steve Robin
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フリッツは朝、ダンボールを片手にブレンダに気づかれずに
室内に入ってくる。ブレンダは洗面中。ブレンダが食卓に来る
と、フリッツはドーナッツを買ってきたという。しかし
実際にダンボールに入って居たのは、子猫だった。ジョエル
と名付けていることに不満を告げるブレンダはまだ心の準備が
出来ていないのだとして、あのネコ(キティ)の変わりにはなら
ないと語る。ネコの名前ならばせめてダッシャーとかダンサー
じゃないのと呟くと、それはトナカイの名だという。"ネコ
(キティ)"と呼んでいるだけよりは良いだろうと告げる。
そんな中、ガブリエルからブレンダの携帯に電話が鳴る。
フリッツにはネコは返してくるよう告げるが、これは拾ってきた
ネコだと語る。

ブレンダはガブリエルと共に事件現場・アルマ通りの空き地
へと向かう。テイラーに現地で合流すると今回はいつものケー
スとは違うと言われる。ここは一年前から空き屋になっている
が、ギャング団のトレス・コロレスのたまり場になっている
事でも有名だという。ブレンダは中に入ると男性が撃たれて
倒れて居るのを目にする。しかしなんと倒れて居るのは、12歳
程度のまた小学性だった。ギャングは最近低年齢化していると
告げると、俺たちは高齢化しているのになと呟くプロペンザ。
プロペンザは婚約者と激しく喧嘩したようで不機嫌だった。

検視官によると、検視官も子供の遺体に見慣れていない為に
動揺していた。昨夜24時前後に殺害されたもので、サンチェス
によると腹部に三発撃たれた後にここで嘔吐し、出血死に至った
のだという。指先が無くなっているのは、恐らく手を挙げて
投降しようとしたが撃たれたのではないかというものだった。
少年はギャング予備軍だとし、腕に彫られていたタトゥーは
本物ではなく、ペイントされたものだと分かる。
敵のギャング団が乗り込んで来て殺したとなれば余程度胸が
据わっているものだろうとし、自殺行為だというサンチェス。

そんな中、昨夜マヌエルが撃たれたとする通報が有った事を
聞く。しかし名前だけでは人物の特定は難しかった。
この近くには公立校はタフトとハーディングが有ると聞いて、
問い合わせる様部下に告げる。
吐瀉物を見るとガムが含まれていて、酸っぱいストロベリー
のガムだと分かる。

被害者はハーディング小学に通うマヌエル・ソト(12歳)だと
判明する。特に学校では問題の有った生徒ではないが、
父親のベンジャミンは傷害罪で11年服役している前科が有り、
兄のクルス・ソトは脅迫、暴行、自動銃所持で7年の刑で
現在でもペリカン・ベイ刑務所に収監中とのこと。しかし
彼はトレス・コロレスのリーダーで、刑務所内からも指示出来る
立場だという。
もしも対立するギャング団による仕業ならば宣戦布告だと
捉えられかねないとし、大戦争になってしまう事を語る。
現場からは二人の指紋が検出され、ラファエル・メンデス(通称:
スナイパー)、フェリックス・ベガ(通称:スタンク)のものが
見つかったとのこと。もう一つ判明していない指紋があるとの
こと。現場には9mm口径の薬莢が落ちていた為に、銃を探す様
指示する。

ブレンダはサンチェスとガブリエルを連れてマヌエルの父の
元に死亡告知に行こうと告げる。フェルナンドは自宅に居たが
家には猛犬が居て捜査官達を威嚇する。
フェルナンドによると妻は8年前に出て行ったという。
マヌエルの事を尋ねると、夕べ友達の家に泊まると言って
電話が有ったのだという。ブレンダは射殺されたことを語り
私たちが力になるとするが、フェルナンドは助けなど必要は無い
という。マヌエルはまだギャングにも入って居ない事を告げる
中、フェルナンドは葬儀代の2000ドルは支給されるのか?と
問う。ブレンダはクルスはどんな子だったのかと尋ね、敵対
するギャングとの抗争などについて尋ねるが、フェルナンド
は答えようとしなかった。
ブレンダは現場にケータイ電話が無かった事を受けて、現場
に居たものが持って居るのではないかという。スタンクの家の
捜索令状が下りた事を聞くと、早速調べに行く。

しかし現場に着くと、既に警察が家を捜索していた。
ホーレンベック署のランスキー捜査官が担当している事件で、
ここでは2人が殺害されたのだという。ブレンダは私たちが
捜査を引き継ぐ事を告げるが、ランスキーは一端は断る。
しかし別にも沢山事件を担当して居るのではないかと問い、
自分たちが片付けると約束する。現場には9mm弾の薬莢が落ちて
いた。2人のサイフも落ちていて、スタンクが撃たれ、もう
一人・スナイパーは逃げようとしていたところを撃たれて居た。
彼らのポケットからはカミラ・サンティアゴというクレジット
カードが見つかる。

ポープはブレンダに対して、あの界隈は麻薬課が半年の内偵調査
をしているのでくれぐれも慎重に捜査して欲しいと頼む。
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またしても凶悪事件が発生する。
空き屋が見つかったのは、12歳の少年・マヌエルの射殺遺体。
しかもその少年はギャングのまねごとのように、トレス・コロ
レスの一員であることを臭わすタトゥーのペイントをしている
事が判明する。
現場からは3名の指紋(マヌエル、スナイパー、スタンク)と
1名の不明の指紋が発覚。殺害に使用されたのは9mm銃だと判明
する。被害者の事を調べていく内に家庭環境は最悪で、父も
前科持ち、兄のクルスもトレス・コロレスのリーダーだと判明
する。

相変わらずギャングと言っても人数は比較的少人数だったり
するんだよね。

女性のカミラがレイプされ、銃を奪って殺害したとしていたけ
ど、ドラマの性格からして、最後の最後でマヌエルに関しては
カミラの味方なのかと思って見ていたのだが、結局マヌエルも
悪い環境から手に染まっていた感じで、早かれ遅かれこういう
死に方をしていたであろう事は伺える。

父親があまりに外道な訳だけど、息子と一緒になってギャング
団の構成員だったのかなと思うと共に息子に電話して相談する
っていう父親の姿があまりに滑稽すぎる。

レイプされた家族による報復なのか、それともギャング団の
抗争なのか、内部分裂なのかと選択肢が有ったけど、結果と
しては、レイプされた本人が正当防衛でマヌエル殺害。
マヌエルをギャングに連れ込んだことで父親が激怒して、
他の3人を射殺したとの事だけど、その理由も"1年早かった"と
いう馬鹿な父親の姿に辟易するものがあった。

クローズネタは、相変わらず息子の仮釈放委員会に録音テープ
を流すかどうかで脅して、父親に自供させるけど、第一級殺人
の裁判では使用するとしていた。ありがちなパターンではある
けど、これが一番しっくり来るかな。

ネタ的にはプロペンザがついに年下の彼女と別れたこと。
フリンが自分の写真をプロペンザのフォトフレームの中に
入れて置く辺りの皮肉が笑えた。俺は独りぼっちの年寄りだと
するプロペンザに対して、ついに地獄を抜けだしたのだとし、
離婚もなければ服に金を掛ける必要も無いとして慰める辺り
はフリンらしいところかも。

また新しいネコちゃん登場。
フリッツがブレンダの為に飼ったもの。
ブレンダとしては前のネコとの別れに於いて、相当堪えて
いるようなので、また同じような思いをしたくないとして
いたけど、フリッツィーが居るから良いよね。

ブレンダが結婚していると知ってもアプローチをかけてくる
ランスキー刑事が何気に凄い。彼からもらったチョコを
フリッツーにプレゼントだとして右から左に受け流す〜(死語)
ところが凄い。


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