August 6, 2012
第21話 最終決着 The Last Word
脚本/James Duff、Mike Berchem 監督/Michael M. Robin
--------------------------------------------------------
グリフィスパークで遺体が発見される。
20代の金髪女性。遺体が発見されるのはこれで三体目であり
更に警察犬の吠える声からして二体は見つかるハズだという。 ブレンダが到着すると、プロペンザが遺体の場所に案内する。
午後10時26分に通報が有りグリフィスパークに女性が埋められ ているというものだったという。通報してきた少年はグリーク
シアターの上だと言っただけで、当初はイタズラかと思われた のだという。携帯はバーモントのゴミ捨て場で発見され、その
携帯の契約者はダグラス・グラントという不動産業者だった。 昨夜携帯を盗まれたとの連絡も入っているとのことだった。
ケンダルによるとレイプされ首を絞められて殺害されたのだ ろうとのこと。しかし埋めている最中に通報者に見られた為
に所持品が辺りに残っているのだろうという。 被害者はカレン・オンシディ、UCLAの4年生で22才。アイオワ
出身で、死亡時刻は8時半〜10時半だという。口には粘着テープ でふさがれており、両手首に拘束具による擦り傷、膝も傷だらけ
でうつ伏せにされて首を絞められたのだろうと。凶器は鎖だった。 フリンとガブリエルに48時間のカレンの足取りを調べる様告げ
プロペンザには被害者の衣服を回収して、失踪者データベース を照合し、FBIにも協力を求めて欲しいという。
タオは被害者が殺害されたのは昨夜だが、穴が掘られたのは
2日以上前のことで土曜日の大雨が穴に流入したであろう跡が
認められるとのこと。つまり計画的犯罪だという。 足跡が有り、革靴とスニーカーの人物のものだった。
足跡から辿るともみ合いになり崖から落ちたであろう形跡が 有り、被害者は犯人を見ているハズだという。
ブレンダは通報の音声を取り寄せるとそれを再生する。 一方盗まれた携帯の持ち主のダグラスから話を聞く。
色々と話を聞いていくウチに、彼が何故ここにいたのかを問う。 ここに落ちてあるコートやメガネやペンなど明らかにダグラス
の持ち物だった。しかも何故か少年のものだと思われる下着
などが見つかる。問い詰めると相手は未成年ではないと告げ、
あの少年は18才だという。正直に今話さなければ一生性犯罪者 の烙印を押されることになると脅すと、確かに夕べここに
いて、犯人が裸の女性を埋めているのを見たという。 相手は黒い目出し帽を被った男性で、頭がパニックとなり逃げた
という。一緒にいたのはラスティと呼ばれる青年で、サンセット
大通りで屯しているものだという。
カレンの足取りを調べていると、防犯カメラにはグローブショッ
ピングセンターで香水を購入している姿が有った。その映像から
カレンに近づく男がカレンに名刺を渡しているのを目にするが、 監視カメラの位置を全て把握しているかのようにして、全く顔は
写っていなかったのである。しかしブレンダはその映像を見て 犯人はフィリップ・ストローだと語る。
ポープやテイラー、レイダー、そしてホッブス検事補が居る 中、ブレンダは確実にストローが犯人であり、歩き方で分かる
という。しかしその理屈だけで令状を取るのは無理とのことだった。 一番遺体の腐敗が進んでいるのは2年以上前に埋められたもの
で、その頃にはGPSが付いている車に乗っていたのではないか とするが、ブレンダは既に調査済みで自家用車で少なくとも
現場近くには立ち寄っていないという。ストローの財務状況と
通話記録を知る為にも令状が必要だと訴える。ホッブスは
私は単なるオブザーバーなので捜査権限はないという。テイラー はまだ私にも指示する立場になく士気を上げるのに徹するという。
それをあげるためには犯人逮捕に邁進することではないかという。 レイダーは私がチーフの捜査の許可を許すということでどうか
と告げ、それならばロス市警が訴えられることもないという。 容疑者ではなく私を監視するという名目なのかとすると、
ジョンソンルールを作ったツケねと語る。容疑者に訴えられる 以前に心配することになるなんてと語る。
ラスティを捕まえて取調室に連れて行く。 グラントは俺の時間を買っただけだという。
一方4人目の被害者の衣服からアンナ・シルズというサンタモニカ 出身の女性だと分かる。俳優志望で姿を消す前日にはルームメイト
に対して、ショッピング中に声をかけられたとし、自称カメラマン だと相手は名乗っていたのだという。アンナはストローとは
通話していないことが分かる。5人目の被害者も調べるようブレンダ
は告げる。昨日の被害者からDNAは検出されず、金髪・30才以下 という共通性が有ったが、フリンはストローの手口だとするが、
レイダーは今まで彼は共犯者がいて、今回は一人で埋めていた ことを考えると、犯行の手口は一致しないのではないかと語る。
フリンはもう密告者もいないとし、ガブリエルも現在ここには いないと語る。ブレンダはそれを聞くとフリンに怒る。プロペンザ
はフリンとサンチェスは少し頭を冷やせというが、サンチェスは 俺は何も言ってないと反論する。
-------------------------------------------------------- |