クリミナル・マインド FBI行動分析課
Criminal Minds (2005年米CBS〜) シーズン2

製作総指揮: マーク・ゴードン


第9話 2人のシリアル・キラー The Last Word

脚本/Debra J. Fisher、Erica Messer
監督/Gloria Muzio
--------------------------------------------------------
ミズーリ州セントルイス。
4歳の子・
ケイティと共に夫・トムと妻・エレンは遊びに来て
いた。エレンが食事を用意する中、トムは子供とボールで
遊ぶ。エレンの元に男がやってきてモリーが隠れん坊をして
いる間に見失ってしまったと告げる。一緒になって近くの茂み
を探す中、突然男はエレンを殴りつける。

BAUのホッチの元に一人の女性がやってくる。自らを
エミリー
プレンティス
と名乗る女性。その名前にホッチは見覚えがあっ
た。プレンティス大使の娘だと分かる。彼女はイェール大を
卒業しFBIに入って10年のキャリアが有るという。これまでに
セントルイイスやシカゴでやってきてと告げ、異動の命を受け
て今日からここで働くことになったという。しかしホッチは
承諾した覚えないとし、帰ってくれと頼む。
ホッチはギデオンにウチに入るとする書類を持っていたが何か
知らないか?と尋ねるも、ギデオンはホッチの許可無くチーム
に人を入れることはしないと語る。

そんな中、JJは連続殺人事件が2名発生しているという。
3件目の事件が発覚してようやくBAUに話が持ち込まれたとの事。
エレン・キャロルが昨日から居なくなっており、マーク・トウ
ェインの国有林でミルクラーク
付近で犯罪が繰り返されている
事から、
"ミルクラークキラー"だと呼ばれていた。
また8人全員娼婦を殺害しており、先日も
マーシー・ミッチェル
を殺害。殺害に使われる拳銃は44マグナムで有り、
ミズーリ
ヘラルド誌
ジム・マイヤーズ記者に犯行文を送っているとの
事。ホローパイント弾を使用していることや、声明文の中で
自らを
"ホロウマン"だと書いていた。

双方が殺しを初めて一年が経過し、その間相手の殺しからしっ
かりと学んでいるという。アメリカでは常に30人程度の連続
殺人犯が居るが、同じ街に住んでいるとは珍しい事だという。
リードが知るところでも過去に3件しかなかった。

ミルクラークキラーは主に中産階級の主婦を狙っており、
鈍器による頭部に外傷を追わせるもので、犯人像としては両極端
だという。犯人をおびき出すには、存在を無視する事だと
ギブオンは語る。

--------------------------------------------------------

BAUに新たなキャラクター?

エミリー・プレンティスという女性。
大使の娘でホッチナーは過去に大使の警護についた事が有るみ
たい。イェール大学卒業。FBIに勤務して10年。セントルイス
シカゴなどで働いていたという。
ホッチナーが彼女に異動を認めなかったのは、親の七光りで
就任したと思っているからなのだろうか?

演じているのはPaget Brewster。1969年3月10日、マサチュー
セッツ州生まれ。
ドラマ「HUFF〜ドクターは中年症候群」でBeth Huffstodt役。
人気トークショー「レイト・ナイト」の元ホスト・アンディ・
リクターのシットコム「Andy Richter Controls The Universe」
でJessica Green役。そしてフレンズではKathy役として
何度か登場している。

2人の殺人鬼

1人はキルクリークキラーと呼ばれる人物。
白昼堂々綺麗な女性を狙って儀式と称して、その遺体を自分の
ものだけにするもの。無駄にイケメンである所が、相手の信頼
感、距離感を近づけ犯罪を容易にしてしまう所がある。

後発して出てきた2人目はホロウマンという人物。
彼は目立たないタクシー運転手。売春婦を狙って殺害を犯す
為に新聞紙面でも殆ど目立たない。ただ皮肉なことに、日陰の
人間を殺害し、遺体には接触することがない事から、なかなか
捕まえるのが難しい事。

2人の犯人には繋がりが・・・

リードが見つけた事だけど、新聞の連絡欄を使って二人は
交信していた。ホールデンとサニーというペンネームは
「ライ麦畑でつかまえて」の主人公から拝借したもの。

ミルクリーク殺人鬼が師匠でホロウマンが弟子の関係だった
様だが、ミルクリークの方が常に注目されてしまい嫉妬する
形でホロウマンが妨害しようとする。

死体の隠し場所に先回りする

6千平方キロメートルの国有林が繁る森の中の一体何処に隠す
のか。BAUは国有林を管理する職員で有ろう事を突き止め
警備の巡回の傾向を掴んで、上手くソルトグラスコウブに
かくして居るであろう事を掴んでいく。しかしホロウマンに
よってその流れを妨害される。

交信に使う新聞を逆手に取る

殺人鬼が遺体に触れることが出来ずいらいらしているであろう
事を逆手にとって、遺体をプレゼントするという広告を出す。
するとそこにやってきた殺人鬼は逮捕されるが、直接殺した
という証拠は無い訳で取りあえずは任意の事情徴収となった。

BAUによると誘導

殺人鬼からは自供を引き出し、ホロウマンにはBAUがよく使う
無視を決め込んで、相手から接触してくるのを待つ作戦。
8話でも同様の手口で相手からコンタクトをさせたよね。


ジェーソン・ギデオン: マンディ・パティンキン
アーロン・ホッチナー: トーマス・ギブソン
エル・グリーナウェイ: ローラ・グラウディーニ
デレク・モーガン: シェマー・ムーア
スペンサー・リード: マシュー・グレイ・ギュプラー
ジェニファー・ジャロウ: A・J・クック
ペネロープ・ガルシア: カーステン・ヴァングスネス 


エミリー・プレンティス (Paget Brewster) FBI歴10年

--- (Jason O'Mara) ミルクラークキラー
--- (Scott Michael Morgan) ホロウマン
ジム・メイヤー (Maury Sterling) 記者
ジェームズ・シェリダン (Christopher B. Duncan) 捜査官
トム・キャロル (David Barry Gray) 夫、ケイティの父
ベティ (Deborah Van Valkenburgh) 
エレン・キャロル (Victoria Kelleher) 拉致される主婦
カーラ・ベッカー (Natalie Salins)
マーシー・ミッチェル (Rochelle Greenwood)
ジェーソン・ミッチェル (Chip Hormess)

--- (Jeff Grays) 保安官の補佐
--- (Cory Tyler) ガード
--- (Kate Rene Gleason) 女性FBI
--- (Trevor Olsen) 男性レポーター
--- (Landall Goolsby) 男性レポーター
--- (Inger Tudor) 女性レポーター
--- (Karina Bennett) 女性レポーター
--- (Robert C. Koch) 刑事
--- (Jonathan Kehoe) 怒った男性
--- (Bethany Geaber) 拉致されそうになり大声
--- (Michelle Russo) 犠牲者


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

inserted by FC2 system