クリミナル・マインド FBI行動分析課
Criminal Minds (2005年米CBS〜) シーズン2

製作総指揮: マーク・ゴードン


第12話 疑惑のプロファイラー Profiler Profiled

脚本/Edward Allen Bernero
監督/Glenn Kershaw
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リードは、JJやガルシア相手に物理の実験を見せる。エミリー
がやってくると再度その実験をしてみせる。ホッチが来ると
辺りは一変し、怒られるかどうかでビク付くが、彼がジョーク
で返してきたことで安心する一同。

そんな中、モーガンはこの日、母の誕生日の為実家の
イリノイ
州・シカゴ
に帰省していた。
墓参りするモーガンは、その後、妹の
デジリーと共に買い物に
出ていると、突然ストリートギャングの
ロドニーに絡まれる。
モーガンは挑発してくるロドニーを軽くあしらおうとするが、
銃やバッヂを持っているからといって舐めるなよという。しか
し銃無しでも勝てることは証明したろと切り返すモーガン。

モーガンは
アップワードユースセンターに足を運び、少年達が
アメフトの訓練をしているのを遠くから見ていた。
少年の
ダミアンジェームズが練習後に小競り合いをしている
のを見てモーガンは止める。ジェームズは彼はFBIのモーガンだ
とするとダミアンの目の色は変わり尊敬した眼差しでモーガン
を見つめていた。

姉の
サラ、妹のデジリーも集まり、母・フランの誕生日会が
ささやかに行われる。ケーキを前にして、家族仲良く母の誕生
日を祝う姿。母はもっとモーガンが実家に顔を出してくれる事
を望むが、俺の職場はバージニアにしかないからと呟く。母は
モーガンを父と同じように死なせたくないと感じていた。

そんな中、シカゴ市警の
スタン・ゴーディンスキーウォリー・
デニソン
がやってくると、突然モーガンを逮捕するという。
一体何の容疑だとするが、答えもせず署に連れて行く。
モーガンはスタンが差別主義者であることを非難。しかしスタン
はもっと何年も前に逮捕しておくべきだったと語る。
モーガンは電話を掛けさせてくれと要求すると、スタンは既に
ホッチナーには連絡しておいたという。BAUに居たホッチナーは
メンバーたちを招集し、ギデオンにも電話してモーガンが殺人
の容疑で捕まったことを告げる。

スタンはモーガンに昨日撮った写真を見せていく。
墓の前にいる写真を突きつけ、一体誰の墓なんだ?と尋ねる。
更に昨日ユースセンターに行った事を尋ね、男の子・ダミアン
を家まで送っただろう?という。ダミアンが死体で見つかった
という。
ホッチナーたちはシカゴ署へとやってくると、早速モーガンに
会わせる様要求する。

4年前にも路地で少年の遺体が見つかっていること。その遺体
はモーガンが帰省し、帰ると共に発見されたものだと指摘。

スタンはホッチナーたちに会うと、モーガンは少なくとも15年
間で3人の少年を殺害していると告げる。ギデオンが送ってくれ
たプロファイルはデレクが容疑者である事と一致しているという。
リードたちはそれを聞いてプロファイルは単なるガイドであり、
相手を特定するものよりも、当てはまらない該当者を外していく
ものだと説明し、これに頼りすぎてはいけない事を語っていく。

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モーガンの家族

モーガンには母と姉妹が居るのね。
父は刑事でひったくりを捕まえる際に殺されてしまったのか
な。
シカゴで育った彼の周りには、ストリートギャングの男性が
付きまとう。果たして何故そんな相手から因縁を向けられて
いるのか。

モーガンが殺人の容疑者

なんと過去3件に渡る連続殺人事件の容疑者。

15年前の1991年が発端。
なかなか人が入り込まない空き地の奥で少年が殺されていた。
4年前に殺害された少年が2件目。
そして今回ダミアンが殺された。
前二件は身元不明の少年であり、一体何が起こっているのか。

ギデオンのプロファイル

スタン刑事はとても憎たらしいけど、確かにプロファイルの
事を聞くとモーガンにたどり着く。大抵この手の刑事は馬鹿な
人が多いけど、プロファイルに関してもかなり理解している
ようだし、ギデオンたちの疑問に対して先行するように言いく
るめてしまう辺り、ただの馬鹿ではなさそうだ。

モーガンに隠されていた過去

ロドニーは単なるダミーで、施設のカールが何らかの事情を
持った人物でありその彼の事を庇っているのだろう事は明らか
だったけど、まさかモーガン自身も虐待を受けていたのね。
モーガンが女姉妹に囲まれて過ぎしてきた事に驚きだけど、
父を亡くして荒れていた時期なんかもあったのね。

カールの口添え・嘆願書で過去の罪が記録として残らなかった
みたいだけど、残っている所がまた皮肉。

ガルシアがモーガンの過去を探ることに難色を示していた
所が、これまでの二人を物語っている様で複雑だったね。

モーガンの経歴

ノースウェスタン大にスポーツ奨学金で入学。
アメフトの選手だったが、二年生の時にヒザの怪我でスポーツ
の道は閉ざされていた事。しかしその後は授業料とかどうなっ
ていたのかな。

モーガンが逃亡

まるで凶悪犯とばかりに刑事達が彼の消息を追うシーンに
緊迫感があった。上手くカールの元に行き会話しているところ
をスタンに聞かせたなと思う。

リード役のMatthew Gray Gubler来日。

このドラマを見ているのが2010年12月11日だったりするんだ
けど、DVD発売のためなのか新シーズン開始のためなのかで
来日したみたい。結構ハイトーンボイスな方なので驚いた。
いつもこのドラマ吹き替えで見ているので、リードの声って
初めて聞いた気がする。
空港が近ければ見に行きたかったなぁ。



ジェーソン・ギデオン: マンディ・パティンキン (リーダー)
アーロン・ホッチナー: トーマス・ギブソン (リーダー)
デレク・モーガン: シェマー・ムーア (爆弾処理が得意)
スペンサー・リード: マシュー・グレイ・ギュプラー (ドクター)
ジェニファー・ジャロウ: A・J・クック (広報官)
ペネロープ・ガルシア: カーステン・ヴァングスネス (解析)

エミリー・プレンティス (Paget Brewster) FBI歴10年


スタン・ゴーディンスキー (Skipp Sudduth) シカゴ市警
カール・ビューフォード (Julius Tennon) アップワードユースセンター所長
ウォリー・デニソン (James MacDonald) シカゴ市警
フラン (Kerrie Keane) モーガンの母
ジェームズ・バーフィールド (Jascha Washington) 施設のリーダー
サラ (Erica Gimpel) モーガンの姉
デジリー・モーガン (Benita Krista Nall) モーガンの妹
ロドニー・ハリス (Keith Tisdell) ストリートギャング
ダミアン (Myzel Robinson) 被害者の少年
--- (Jordan Carroll) 若い頃のモーガン


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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