クリミナル・マインド FBI行動分析課
Criminal Minds (2008年米CBS〜) シーズン4

製作総指揮: マーク・ゴードン

http://www.dlife.jp/lineup/drama/criminalminds_s4/




 

Sep. 24, 2008
第1話 闇に消えたテロリスト Mayhem

脚本/Simon Mirren 監督/Edward Allen Bernero
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ニューヨークで白昼堂々22口径の銃を使い監視カメラの事など
気にしない犯罪者による犯行が起きる。ケイト・ジョイナー

NY支局長やNY市警察と連携してFBIの行動分析課BAUも犯人像の
プロファイルの為に招集される。状況は深刻で、冷静沈着で
複数犯による犯行、監視カメラを気にしないことや、意図的に
事件を起こして警察やFBIの対応力を試していると思われる
行動の習性を見てBAUはテロリストによる行動だと判断する


連邦庁舎のある
フェデラルプラザから出て来たホッチナーと
ケイトの車が突然爆発炎上する。
辺りでは火災報知器の音が鳴る中で、ホッチナーは爆風で
吹き飛ばされ一時的に難聴に陥る。そんなホッチナーを心配
したサムという男性が近づいてきて何が起きたのかと問う中、
ホッチナーは911に連絡をして欲しいと頼む。ホッチナーは
少しずつ現状を把握していく中で、ケイトの様子を気にして
辺りを捜すと、
ケイトは爆風によって吹き飛び、路上に倒れて
いた
。また意識は有るが、両足は激しい裂傷で出血が酷く、
ホッチナーはすぐに止血する。ケイトも辛うじて意識が有り
ホッチナーはIED・手製爆弾により吹き飛ばされた事を語る。
ケイトは自分の両足がまるで感覚がないとして心配する。

救急車が遠方からやってくるが、規制線を張られてそこから
内部にはやってこなかった。ケイトは私たちが爆発地点には
安全が確認されるまでは来ないように命令している為に
彼らは近づいてこれないのだろうという。ホッチナーは遠くに
いる救命士たちに助けを求めるが・・・

マスコミもこの爆発事件について報道が有る。
三週間で8つの銃撃事件との関連性が語られ、更なる攻撃の
可能性も示唆される中、NY市警察の指令本部にいたロッシの
元にリードがやってくる。ラジオで事件を聞いて飛んできた
が携帯電話が使えなくなっているとのこと。
ロッシはすぐに8つの事件現場を国土安全保障省に連絡させて
部隊を送るよう指示する。

一方
爆弾はスポーツワゴン車に仕掛けられていたとの情報が
入る。BAUのメンバーたちは自分たちが使用している車である
事を知って互いに連絡を取り合おうとする。

ガルシアもたたき起こされて
監視カメラ管理本部へとやって
来るとリサと共にフェデラルプラザ近くに有る300カ所のカメラ
で詳細を調べるよう指示される。ガルシアはリサに対して
爆発地点から20ブロック以内にあるカメラの映像を全て回して
くれと頼む。モーガンと連絡が取り、プレンティスとも連絡
が取れる。JJもワゴン車でホテルに戻ったとして、被害は
彼女なのかと心配される。モーガンらと電話している最中に
ガルシアたちとの通話は途切れてしまう。

FBI NY支局マンハッタン・フェデラルプラザ26
JJは現場で捜査しているシェリーと合流し第二波に備えて
避難させて欲しいと告げる。
ハドソン通り700・トライベッカ地区に指令本部が設置された
ことを知る。
ガルシアは爆発の映像を見つけると、爆破されたのはホッチナー
とケイトだと知る。しかし車に乗った状態で爆発したのではな
く、近くに居た際に爆発していたのを知る。車の下に仕掛けら
れたのだとし、爆弾は車が停車した後に置かれたものだろうと
推察していく。

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ニューヨークで起きた連続無差別発砲事件。
犯人像、犯人の行動の意図を探る内に、単独犯ではなくテロリ
ストの集団によって画策されたもので、相手はFBIか組織犯罪
対策課の行動を図りながら犯行を繰り返している事を知る。
背景には必ず大きな犯行の意図が隠されているとして、緊迫感
が走っていく。

ありがたいことにDlife様が特別編成でシーズン3最終話と
シーズン4初回を連続放送してくれたので、新鮮なままに
シーズンを移行出来た。本国の放送日時を見てみると、2008年の
5月に終了し、新シーズンは9月からの放送になっているので
本来ならば4ヶ月の間ヤキモキすることになっていたのだろう。

シーズンまたぎの最大の関心事としては、BAUも使っていた
スポーツワゴン車が爆発したということ。一体誰が乗っていた
のかが気になっていたけど、結果的にはホッチナーとケイト
が被害にあった。入れ違えて居たらホッチナーが亡くなっていた
事になるし、前回のプレンティスとクーパー刑事の件でも
明らかなように、二人で行動している限りどちらかが犠牲になる
のかは分からずその行き違った結末には、なんとも怖いモノが
有る。どうしてもBAU視線で見ているので、被害を受けるのであ
ればBAU以外の人って視線になってしまうところがあるんだけど
ね。

事件としては単純なようで複雑なものが有ったけど、いざ問題
の矛盾点を紐解いていけば意外と容易に問題が解決するものが
有った。
手の込んだ犯行計画の先には病院がターゲットとなっていて
そこに要人が入院していたのが全てだったようだ。
果たしてテロリストたちが狙っていた要人は誰だったのか。

残念ながらケイトは亡くなってしまった。
突然出てきたキャラクターなので、良いようにドラマの脚本家
に踊らされたキャラクターだったけど、やはり寂しいモノが
有る。
モーガンがNY支局長として働くことも出来る状況の中、まだ
まだ彼がチームを離れるということはないのかな。

モーガンの命知らずな無謀な行動の背景には、チームの仲間
を信頼していない事の現れでも有るようだ。
仲間に命を預けられるのか?と最後にホッチナーから問われて
答えられない彼の姿が有ったけど、それとホッチナーが運転
していくのとはまた別も問題な気がする。

テロリストによる犯行が起きた際のN.Yのシミュレーション
的行動は興味深かった。携帯電話が繋がらなくなっていたけど
意図的に犯人同士が連絡を取り合えないようにするために
接続出来ないようにしているのだろうか?

テロリストの一人サムを演じていたのは新ビバリーヒルズ
青春白書
のナビド役のMichael Stegerだった。
NHKは新ビバヒルの新シーズンの放送を放棄してしまったのだ
ろうか?ビバヒルには拘りを持って放送していると思ったんだ
けどね。

ガルシアとモーガンのやりとりも興味深く、モーガンにとって
ガルシアは勇気の源であり、ガルシアに対して口を利かない
なんて事は決してしないで欲しい事を語っていたね。


■使用された曲



■過去の事件

アザハリ・フシン博士

アジアで最も恐れられた爆弾魔。「破壊屋」と呼ばれている
らしい。爆弾を芸術品のように扱うとのこと。


■偉人の言葉

アーネスト・ヘミングウェイ

いかに正当な理由があろうとも、戦争は犯罪である

■検索用キーワード

・SWAT、ハズマット
・チェンバーズ通り駅
・セントバークレー病院
・クムロ酸塩、過酸化水素、過塩素酸塩 レッドマーキュリー

デビッド・ロッシ (Joe Mantegna) BAU創設に携わったベテラン
アーロン・ホッチナー (Thomas Gibson) リーダー
デレク・モーガン (Shemar Moore) 爆弾処理が得意
スペンサー・リード (Matthew Gray Gubler) ドクター
ジェニファー・ジャロウ (A.J. Cook) 広報官
ペネロープ・ガルシア (Kirsten Vangsness) 解析
エミリー・プレンティス (Paget Brewster) FBI歴10年

ケイティ・ジョイナー (Sienna Guillory) ロンドン市警NY支局長
クーパー (Erik Palladino) 刑事
ブラスティン (Jack McGee) 刑事
リサ・バートレビー (Monique Daniels)
ベン・アブナー (Adoni Maropis) 救命士に成りすましたテロ
サム (Michael Steger) テロリスト
シェリー (Amie Farrell) 捜査官
コルム・ラガン (Joe Basile)
ワーナー (Greg Collins) 警部
ショア (Loren Lester) 医師
--- (Monica Young) TV News Reporter
--- (Brandon Hirsch) ESU Two
--- (Geoffrey M. Reeves) ESU One
マリノ (Zac Alexander) 医師
コーム・ラガン (Joe Nicchi) シークレットサービス
--- (Lance Strumpf) Helicopter Pilot


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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