Jan. 31, 2002
第14話 ちぎれた指 The Finger
脚本/Danny Cannon、Carol Mendelsohn 監督/Richard J. Lewis
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閉店間際の銀行に不審な感じの男・ロイ・ローガンがやって くる。男は血のついた100万ドルの小切手を行員に見せると
現金化したいと語る。女性行員は取りあえず金額が大きいので 支店長の指示を仰ぐことを告げ、ミーガー支店長の元にいく。
ミーガーに不審者が金を下ろそうとしている事を告げると、 時間を稼いで警察に連絡するよう語る。
アタッシュケースに金を入れる中、ロイは車両に乗って出発 しようとする、警察が現れ彼を駐める。
キャサリンとギルは取り調べ室へと向かう。 不動産業者でダウンタウンの委員もしている資産家のロイ・
ローガンが100万ドルを持って不審な行動を起こしていたという ものだが、取り調べ室にいる彼は弁護士が来るまでは何も話さ
ないと語っているのだという。ロイはやたらと時間を気にして 時計に目を向ける中、キャサリンたちはロイの手に付着してい
る血を採取し、そして服を脱ぐよう要求する。 特に外傷はなく、手以外に血は付着していなかった。
デニソン弁護士がやってくると、不当な尋問だとして、すぐに ロイを解放する様告げる。これはロイ本人の金であり不正は
何もしていないと語る。弁護士によって捜査を邪魔されたこと を見て、キャサリンは「弁護士を全部殺せ」という台詞の劇が
有った事を告げると、ギルは「ヘンリー6世」だなと告げる。 血の採取を終えるとキャサリンは、今日はリンゼイが主役の代役
として演劇に出演するので帰宅させてもらうと語る。 しかしキャサリンは取調室にロイがサングラスを忘れていった
のを見てすぐに彼に届ける。 するとロイの携帯電話に電話がなりキャサリンを出せと要求
している事を告げる。キャサリンに対して何者なのかと問う 携帯の相手は、ヘリウムガスで声を変えて居た。鑑識のもの
だと答えると、銃や無線、携帯電話など全ての荷物を地面に 置いてロイの車に乗れと要求する。もしも不審な行動を起こせば
アマンダの命はないと語られる。全ての行動は見ていると言われ る。 仕方なくキャサリンはロイと共に車に乗って出て行く。
ギルはキャサリンがロイと車に乗るのを見て不審に思い電話 してみると、路上に検査キットも含めてキャサリンに手荷物の
全てが置かれていることに気が付く。
グレッグはロイの手から採取した血は女性のものだという。
ブラス警部はロイには一切前科がない事を告げ、妻・ダイアン と7歳の息子がいるという。ブラス警部は現在車を監視させて
いるとの事だった。
キャサリンとロイは走行中、犯人からの指示があるまで車で
走行しろと指示されていた。その間にキャサリンはロイに 色々と話をする。アマンダは妻の知らない友達だとすると、
愛人である事を示唆する。電話に何度もかけても出てくれない ので不自然に思い自宅に行ったらベッドの上に切り取られた指が
有ったという。そんな中犯人からの電話が鳴り、今日中にキャッ シュで100万ドル用意するよう言われ、警察に言えばアマンダ
を殺害すると言われたとの事だった。
ハンクとサラは仕事以外と逢うのは初めてだとして、ディナー
デートをしていた。サラと初めて出会った時に酷い臭い がしていた事を指摘して笑い話にする。
すると何故かキャサリンとロイが喫茶店に入ってくる。 今のウチに何か口にして置こうというキャサリンは、ワイン
グラスに氷を入れたものを要求すると、その中にアマンダの家で
見つかった指を冷やして証拠を確保する。
するとその時犯人から電話が鳴り、ボールダーハイウェイを南 へ向かい93号線に乗ってユッカ方面に進めという。酒場近くに
蹄鉄の看板があるのでそこで車を駐めろといわれる。 キャサリンは外に出て行く中、サラのテーブルの上に証拠である
指の入ったグラスを置いていく。
ブラスはロイの妻と子どもの安否を確認すると無事だと判明する。
キャサリンはロイに対して車の中でスーツケースを開ける様 告げると、蛍光ペンで札束に印を付けるよう要求する。
サラはオフィスにキャサリンから手渡された指を持っていく。 しかし現在ロビンス医師は弟の結婚式でカンザスシティに
行っているのだという。人差し指をキャサリンに渡されたこと。 しかしキャサリンはダイナーでは目を合わせようともしなかった事。
指図していたのはロイではなくキャサリンだったと語る。 するとギルは誘拐されている人物が居るのだろうと告げる。
しかしサラは私があのダイナーに居るなんて偶然あるのかと 問うと、みんな知っていることだよとニックは語る。
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