9 Sep. 2003
第21話 最も残忍な殺害方法 Anatomy of A Lie
脚本/Josh Berman、Andrew Lipsitz 監督/Kenneth Fink
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サンセットパークの公園では週末ともなると家族連れの親子た
ちが楽しく過ごす場所だった。 子供たちは追いかけっこをしている中、子供が転倒するとその
子供は突然叫びだして、土が熱いという。 すぐに危険物処理班が出動する中、ブラス警部はCSIのギルや
サラに出動要請する。土の処理をしていた処理班たちがシャベ ルで掘り返していた際に肩甲骨に当たったのだという。死体に
カセイソーダを塗したのだろうという。
「灰は灰、チリはチリに」だとギル。
サラは焼け焦げた遺体の衣服からからサイフを見つける。 被害者はネバダ州に住むボブ・マーティン(31才)。サイフには
20ドルも残されていた。物取りの犯行ではないだろうとのこと。 塗膜片が一緒に現場に落ちていた。何の金属なのか・・。
午後10時に閉園になれば警備員も照明も落とされるので、 公園は死体の隠し場所には最適だという。
アルは遺体を調べる。 瘢痕組織は死後形成されているもので死亡したのは24時間前
だろうとのこと。恐らく車に轢かれて殺害されたものだとするが
ギルは車に轢かれて亡くなったのであれば斑状出血は見られ ないのではないかと問う。切り傷、ガラスの破片など体は
主に上半身に傷跡が見られるが、動脈の裂傷は見られないという。 即死ではなく、外傷を負ったのは死亡する48時間前だろうとの
こと。被害者は3日前に負傷し、出血多量で昨日亡くなったの だという。しかし現場に血痕は見られなかったとし、何処が
現場なのか。
ニックはロックウッド捜査官に呼び出されると、砂漠で発見された
遺体を調べに行く。土地管理局のヘリコプターのパイロットが 遺体を発見して通報したというもの。 被害者はステイシー・ワーナー(26才)、ラスベガス在住。
現場付近にはタイヤ痕もなければ足跡も見つからなかった。 婚約指輪をしている痕が有り、被害者の顔には眼窩骨折が見られる。
頭部を強打した跡も見られた。被害者の口からダウンジャケット
の羽らしきものが見つかる。また耳の中には虫が見つかる。
ロックウッドに遺体の下の土のサンプルの採取をするよう求める。
ボブの住所にいくと、リードという男性が住んでいた。
ボブとは同じ職場・ホテルで働いているもので、互いに妻とは 離婚していたり、別居状態の関係だという。アイツは二ヶ月も
家賃を滞納しているのだというリード。最後に見たのは月曜日 の朝で一緒に車で通勤したとのこと。ボブは写真が趣味なので
帰りは大学に行く為にバスで帰るのだという。帰らずにいたのに 通報が無かったのは何故か尋ねると、妻のシャーロットの元に
行っているのかと恵持ったという。
ギルとサラはボブが利用していたバス停にいく。
確かにボブは毎週月曜日の午後10時から大学の暗室を借りていた 事を確認する。一人の女性の写真を撮影・現像していることが
分かる。ギルはその道でシルバーの破片が散乱しているのを見かける。
遺体現場に落ちていた破片と一緒であり、更にはプラスチック片 が落ちていた。サラはヘッドライトのカバーだろうとするが、
ここが事故現場だとしても血痕がまるでないという。しかも どのようにして遺体現場まで行ったのか。
グレッグに破片を調べてもらうと、車の塗装片であり、ヘッドライト のマークからメルセデスのSクラスのものだという。
しかもサラソータシルバーという色で99年製のSシリーズにしか
使用されていないものだと分かる。その車が売れたのは、同州
では5台で、一人はL.A在住、3人は50才以上の年齢なのでひき逃げ はしないだろうとのこと。もう一人はベン・ウェストン(25才)
弁護士だと分かる。
ベンに会いに行くと、彼は一昨日車を盗まれて盗難届けを出した
という。テイクアウトの店で数分間目を離した隙に盗まれたと いう。イグナシオ高校、ネバダ州立大に通っていた地元の人間
だということをオフィスに飾られている証明証から発覚するの だった。
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