第7話 狼少女 （Formalities）

脚本／Dustin Abraham、Naren Shankar 監督／Bill Eagles

ラスベガスのホテルのスィートルームで、高校生の学園祭が催さ
れていた。主催はホテルオーナーの娘・ジャネル。そんな中
一人の女学生が亡くなり、重要参考人であるジャネルも何者かに
誘拐される。

タイトルの狼少女からして、嘘つきの少女が本当の事件に巻き
込まれるというのがドラマの全容かと思わせる作り。
しかし実際には自殺だった。

他殺か自殺かの判断が実に難しい案件だと思う。
ジャネルが縛られていた手の紐の結び方と口の中に押し込めら
れていたスカーフ、そして睡眠効果のある薬を総合的に判断して
自殺に断定した。

ジャネルが亡くなったのは、やはり両親から愛情に飢えていた
為のもので、子供からのシグナルを見落とした親の責任だ。

容疑者として捜査線上にあがるジェンセンの父親にも、十分
殺害の動機は備わっており、最後まで目が離せない展開が続いた。
なんせ風評でこの父親はマフィアと繋がりがあるとされており、
顔を見ても凄みがにじみ出ていたと思う。

ニコールの死は単なる麻薬中毒による窒息死だったのかな。

今回、コンラッドとグリッソムの確執なんかも見られた。
コンラッドの部下であるソフィアとの合同捜査でも
ちょっとした刺々しいやりとりが有ったが、今後ともこの関係は
継続していくのかな。

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

ウィリアム・ピーターセン (ギル・グリッソム) CSIリーダー
マージ・ヘルゲンバーガー (キャサリン・ウィロウズ) CSI
ジョージ・イーズ (ニック・ストークス) CSI
ジョージャ･フォックス (サラ・サイドル) CSI
ポール・ギルフォイル (ジム・ブラス) 刑事
ゲイリー・ドゥーダン (ウォリック・ブラウン) CSI
ロバード・デヴィッド・ホール (アル・ロビンス) CSI検死官
エリック・スマンダ (グレッグ・サンダース) CSI研究員

guest
Xander Berkeley (ローリー・アトウォーター) 保安官
Louise Lombard (ソフィア・カーティス) CSI
Jonathan Banks (ボビィ・ジェンセン) ニコールの父
Seth Gabel (ギャビン・レイン) "レックス"。薬を売る
Mike Erwin (ディーン・テイト) 誘拐の一人
Matthew Carey (ジャーロッド)
Kate Mara (ジャネル・マックリン) ホテルのオーナーの娘
Adrianne Palicki (ミランダ)
Marc Vann (コンラッド・エクリー) CSI。昇進
Kevin Cooney () 嘘発見器
David Berman (デビッド・フィリップス) CSI
Eric Lange (ケニー・ブリストル) 監視員
Jon Tenney (チャーリー・マックリン) 父親
Joseph Patrick Kelly (メトカルフ) 刑事
Nicole Marie Lenz (レイチェル・マックリン) 母親
Dean Shelton () 神経質な子供
Danica Stewart (ニッキー・ジェンセン) 薬中で窒息死
Ty Upshaw (ブラントレー) 刑事