第23話 死体たちの運命 （Iced）

脚本／Josh Berman 監督／Richard J. Lewis

大学の寮内で一つのカップルの遺体が見つかる。
被害者の皮膚が赤いことから、中毒死である事が予想される。
また草原で目隠しの遺体が発見される。
遺体の周りはミステリーサークルの様に草が倒れており、
遺体には目隠しがされていた。
更に駐車場で遺体が見つかる。あまりにも事件が重なったために
人数が不足するCSIは、エクリー自らが現場へと赴く。

一度に三件の事件が有るとは大忙しの回ですな。
ただ草原の遺体は草が異質に倒れていることと、被害者の周り
の足跡が一つしかないことから、ヘリコプターで運ばれてきた
ものだと分かる。
また駐車場での事件も検死の結果、心臓に持病があり、それが
死因の直接の原因となる。
ドラマとして面白いのは、この遺体がCSIの安置所から亡くなっ
たという事実だ。
葉巻やパーティグッズに包まれて発見された謎の遺体。
ドラマでは葉巻の線から遺体を持ち去った男の身元が割れた
わけだが、なんとなくしんみりとする事件だったな。
情状酌量の余地は十分に有る事件だと思う。

さてメインは大学の寮内で殺された学生カップルの事件。
ドライアイスで便器が爆発するのはあり得ることなのか?という
気がするけど、一応大学の研究生らしい殺害の仕方だったのか。
殺すつもりはなくバスケットボールの試合に出させない程度に
気分を悪くさせるつもりだったと言うが、密閉した部屋なら
十分殺せそうな気がしないでもない。
因みに二酸化炭素は濃度が 3〜4%でめまい、7%程度で意識障害を
起こすとのこと。

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

ウィリアム・ピーターセン (ギル・グリッソム) CSIリーダー
マージ・ヘルゲンバーガー (キャサリン・ウィロウズ) CSI (新主任)
ジョージ・イーズ (ニック・ストークス) CSI
ジョージャ･フォックス (サラ・サイドル) CSI
ポール・ギルフォイル (ジム・ブラス) 刑事
ゲイリー・ドゥーダン (ウォリック・ブラウン) CSI
ロバード・デヴィッド・ホール (アル・ロビンス) CSI検死官
エリック・スマンダ (グレッグ・サンダース) CSI研究員
Wallace Langham (デビッド・ホッジス) CSI
Marc Vann (コンラッド・エクリー) CSI上司
David Berman (デビッド・フィリップス) CSI (眼鏡の方) 検死
Louise Lombard (ソフィア・カーティス) CSI
Alex Carter (バルタン) 刑事。かなりクール
Joseph Patrick Kelly (ジョー・メトカルフ) 刑事
Jose Zuniga (カバリエ) 刑事

guest
James Ransone (ザック・カポラ) 大学の優等生
Alexandra Lydon (スーザン・ヘミントン) 大学生
Billy Gardell (チャーリー・ジャクソン) ビルマイヤの友人
Jennifer Blanc (ジャキンダ・ヘンドラー)
Ken Garito (タッカー)
Casey Biggs (ウィルモント) 父親
Kim Johnston Ulrich (レビン) 母親
Katie Mitchell (ウィルモント) 母親
Archie Kao (アーチー・ジョンソン) CSI
Jason Segel (ニール・ジャンセン) CSI
Jon Wellner (ヘンリー・アンドリュース)
Katherine Henryk (ビボルディ) 遺体発見者
Greg Anthony (ケビン・スタイランド) 草原で死亡。目隠し
Regan Burns (ジェームズ・ビルマイヤ) 駐車場で死亡
Lindsay Dennis (ポーラ・レビン) 大学生。死亡
Roger Ranney (モーガン・ウェンダル) ヘリの操縦士
Ross Thomas (トリップ・ウィルモント) 大学生。死亡
Paul Wilson (プレストン・スチュワート) 救急救命士。ビルの友人