CSI: 科学捜査班
CSI: Crime Scene Investigation

脚本/Jerry Stahl
監督/Richard J. Lewis

http://www.tv-tokyo.co.jp/csi6/
http://www.watch-csi.jp/csi/csi6episode.php


第15話 怒りの鞭
Pirates of the Third Reich
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砂嵐の砂漠で一人の女性の遺体が発見される。
女性の名はゾーイ・ケスラー。遺体は餓死されて捨てられて
おり髪の毛も剃られていた。右手を食いちぎられた跡があり
腕には"19"と書かれた焼き印が押されている。
すぐにDNAラボに遺体を照合。検死の結果、注射痕が残ってい
たり、肝臓が残っていなかったり、向精神薬を投与した跡も
有る。更には片方の目玉が別人の男性のものとすり替えられて
いた。目玉の持ち主はジャック・ランダース。性犯罪で捕まり
最近出所した男性だった。早速彼に接触すると、彼はロボトミ
ー手術を受けた形跡があり、片目を失っているにもかかわらず
記憶が無かった。腕には"18"の焼き印が残されていることから
も彼も被害者だと判明する。
ゾーイの自宅を調べていくと"ベッツクリニック"と書かれた
メモが残されていた。
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CSI:2 第8話 倒錯の館 (Slaves of Las Vegas)
CSI:3 第15話 永遠の別れ (Lady Heather's Box)
に登場したMelinda Clarkeが三度目の登場。
過去のエピソードでは、グリッソムと一晩だけの関係に及んだ
事もありちょっと微妙な雰囲気も流れていたが、最近見ていた
ドラマ「The O.C.」のジュリー・クーパー役同様に存在感を
見せていた。

さて今回の事件は右腕を食いちぎられていたり、片目をくり抜
かれていたりと奇妙な遺体との対面だった。

砂漠の捜索によって一件の民家が見つかり、そこがウォルフ
ウィッツのものだったこと。家宅捜索の令状が出るまでの
間にウォルフウィッツは殺されてしまうが、最初にウォリック
とニックが訪れたときに作業場にあった箱の中に入っていたの
が遺体だったのだろうか?
ウォルフウィッツの遺体は全身が凍らされていた。
固めるまでには二、三日は必要だという事だが、奇妙なことに
昨晩彼と寝たというヘザーの証言が出てくる。
今回のヘザーの使い方は如何にも事件に関わりが有りそうな
登場の仕方をしていたが、実際には娘思いの良い人だった。
「The O.C.」でも娘がなかなか反発して苦労していたからね。

結局ドラマではウォルフウィッツには双子の兄弟・スメラー
がおり、何時の頃からか彼が入れ替わって生活していたこと。
そして人体実験のような事を繰り返しており、その犠牲者だ
ったこと。

娘を殺した犯人を捜すためとはいえ、犯人と一晩だけの関係
をしてしまうヘザーの執念が凄かった。一歩間違えば彼女も
殺されてしまうのにね。最後鞭でピシピシ叩いていたところが
彼女らしいオチかも。でもグリッソムもよくあの場所に
二人が居ることが分かったね。

ウィリアム・ピーターセン (ギル・グリッソム) CSIリーダー
マージ・ヘルゲンバーガー (キャサリン・ウィロウズ) CSI (新主任)
ジョージ・イーズ (ニック・ストークス) CSI
ジョージャ・フォックス (サラ・サイドル) CSI
ポール・ギルフォイル (ジム・ブラス) 刑事
ゲイリー・ドゥーダン (ウォリック・ブラウン) CSI
ロバード・デヴィッド・ホール (アル・ロビンス) CSI検死官
エリック・スマンダ (グレッグ・サンダース) CSI研究員
Wallace Langham (デビッド・ホッジス) CSI
Marc Vann (コンラッド・エクリー) CSI上司
David Berman (デビッド・フィリップス) CSI (眼鏡の方) 検死
Louise Lombard (ソフィア・カーティス) CSIから刑事へ
Liz Vassey (ウェンディ・シムズ) CSI (DNAラボ)

レディ・ヘザー (Melinda Clarke) 母親
ジェコブ・ウォルフウィッツ (Kevin Crowley) レオン・スメラー
ジャック・ランダース (Jim Cody Williams) 海賊
ランバー (Tony Amendola) 教授
ムリガン (Jeff Sugarman) 医師
ルーベン・キャスター (Michael Patrick McGill)
ゾーイ・ケスラー (Annie Burgstede)

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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