CSI: 科学捜査班
CSI: Crime Scene Investigation
(シーズン9)

http://www.tv-tokyo.co.jp/csi9/
http://www.watch-csi.jp/csi/csi9episode.php





第10話 最後の授業[後編] One to Go

脚本/Carol Mendelsohn、Naren Shankar
監督/Alec Smight
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ハスケルが突然獄中から、ジョエルの遺体の在処を突然語り始
める。するとその近くに24時間以内に殺された遺体・
ジェフリ
・マスターズ
の遺体が発見される。これは明らかに共犯者の
仕業だとして、エクリーはバーディック判事に報告する。
被害者の体には10カ所の刺し傷があったこと。特徴はカップル
を狙うものだという。ギルがハスケスも特別講義の中で会話した
限りでは、男性はすぐに殺害されるも女性は役3日間いたぶられた
後に殺されるという。殺害されたジェフリの彼女であるモリーン
の命の猶予も三日間だとされる。

ハスケルと必ず接触があった人物だとして、ハスケルが48時間
以内に連絡を取った人物を調べると、彼が電話したのはラング
ストン
とセミナーへの電話だけだと判明する。

モリーンは目を覚ますと自分はテーブルの上で縛られているの
を知る。

一方ギルはエクリーに逢うと、エクリーからCSIは保安官の直属の
組織になった事を告げられ、エクリーは自分は副保安官に昇格
した事を語る。

そんな中、ラングストン教授がラボへとやってくる。
ハスケルの調査をしていると、彼の体格は178cm、73kgだが、
拉致した男性の殆どが90kg以上だという。大抵争った跡が有る
ハズだがそれさえ無いのは不自然だという。THCは検出される
て居るがそれ以外に薬を混入させているかもしれない事を教授は
語る。
ギルはラングストンに捜査報告をする事を約束していたために
彼にもラボで捜査に協力して欲しいと頼む。
恐らく共犯者は講義を受けていたものだとし、教授にこの
講義
を行うことを発案した人物
を訪ねると、ダン・フォレスター
という。彼は手紙をハスケルに送っていて実現したものだった。
ダンを呼び寄せ事情を聞くと、最初は気軽に答えていたダンも
事態の大変さを聞いて、マジメに答える。手紙は結果的に自分が
発送したが、何名かで書いたものだという。

ハスケルが講義に参加したVTRを調べる。
ハスケルが講義の中で誰かに合図を送っているのではないか?
と疑うところがあった。講義中にハスケルにアドバイスを求めて
いた人物は誰なのか。どうやって良いなりにしたのか質問した
生徒が居るという。トマス・ドノヴァーという生徒だと判明。
すぐにブラス警部は彼の実家へと足を運ぶと、そこには妻・
ハリー
の姿しかなかった。夫は建設業をしており、現在は不況の
為に休業中であること。現在は何処かキャンプに行っていると
いう。何処に行ったのかは聞いていないとのこと。
自宅を捜索することになる。

トマスの靴を調べるとトリバージャスティン殺害現場の靴跡
と同じ靴がある事が判明する。更にPCの中には多数の暗号化され
たファイルがある事が判明する。

その頃トマスはある山小屋にいて、モリーンを縛り付けていた
ロープを外す。自分を喜ばせることが出来れば殺害せずに逃がす
とするが、モリーンは隙を突いて逃げようとする。それを
察知して、トマスは彼女を再び縛り上げる。

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連続殺人犯が刑務所に収監されているにもかかわらず、10番目
の事件が発生する。ディック&ジェーンキラーのハスケルは、
ギルたちに最初の事件で殺害したジョエルの遺体の場所を知ら
せると、そこに10番目の遺体が有り、ハスケルには共犯者が
居る事は明らかで、しかもハスケルの講義に出ていた人物と
何らかのコンタクトを取っていたのではないかと推察していく。

犯人はトマスだったけど、トマスの妻・ハリーを尋問すれば
一番簡単な事件だったと思う。トマスの居場所を知っているよう
だったしね。

とりあえず地形や月の満ち欠け、月の影などを考慮して、撮影
された場所を特定していくというギルにしか出来ない手法で
場所を特定した形で、最後にギルの存在の大きさを知らしめる
ものがあった。

新任のラングストン博士。
とても良い感じの人だけど、最初の事件からいきなり、容疑者
を手込めにしようとして大失敗。医師としての知識はありそう
だけど、犯人との駆け引きに於いてはまだまだと言った所なのか。
この辺は捜査していく内になれていくのかも知れない。
ギルの後任はキャサリンだし、ラングストンはギルの様な
学者肌で事件解決に当たっていくのだろうか?

今回もギルと捜査上一対一の状況になるとみんながギルにお礼
を告げるシーンが有った。何と言っても一番悲しいのは、
大将と呼んでいたホッジスとの関係が終わることだ。
ホームズ有ってのワトソンであり、辞めるのは過ちだと語る
ホッジス。ギルが居ないとカオスの世界を制止できず、悪の
世界が勝ってしまうとの嘆きがなんともいえないものが有った。

キャサリンとの最後のウィンクシーンも涙無しでは見られない。
特別に別れの際に見送るなどのシーンはなく、ラボでは忙しく
仕事しているみんなの姿が有ったね。

結局コスタリカにいるサラの元に行ったけど、サラ自身は何を
しているのだろうか?寄生生物の生態調査とか、自然保護活動
でもしているのか?

ギル・グリッソム (ウィリアム・ピーターセン) CSIリーダー
キャサリン・ウィロウズ (マージ・ヘルゲンバーガー) CSI (新主任)
ニック・ストークス (ジョージ・イーズ) CSI
サラ・サイドル (ジョージャ・フォックス) CSI
ジム・ブラス (ポール・ギルフォイル) 刑事、警部
ウォリック・ブラウン (ゲイリー・ドゥーダン) CSI
アル・ロビンス (ロバード・デヴィッド・ホール) CSI検死官
グレッグ・サンダース (エリック・スマンダ) CSI研究員
デビッド・ホッジス (Wallace Langham) CSI
コンラッド・エクリー (Marc Vann) CSI上司
デビッド・フィリップス (David Berman) CSI (眼鏡の方) 検死
ソフィア・カーティス (Louise Lombard) CSIから刑事へ
ウェンディ・シムズ (Liz Vassey) CSI (DNAラボ)
マンディ・ウェブスター (Sheeri Rappaport) ラボ
ヴァルタン (Alex Carter) 刑事
ジョー・メトカルフ (Joseph Patrick Kelly) 刑事
ボビー・ドーソン (Gerald McCullouch) CSI、銃弾検査
ヘンリー・アンドリュース (Jon Wellner) CSI
ミッチェル (Larry Mitchell) 刑事
サム・ベガ (Geoffrey Rivas) 刑事
エイカー (Larry Sullivan) 刑事
デブリン (DeLon Howell) 刑事
アーチー・ジョンソン (Archie Kao) CSI (PC分析など)
マンディ・ウェブスター (Sheeri Rappaport) CSI、指紋

ウィリアムズ (Gabriel Casseus) ベガス署の刑事
ライリー・アダムス (Lauren Lee Smith) ラボ新加入
サラ・サイドル (Jorja Fox) 元CSI、コスタリカ在住

レイモンド・ラングストン (Laurence Fishburne) 西ラスベガス大 教授
トーマス・ドノバン (Jimmi Simpson) 生徒、質問する
ダン・フォレスター (Matt O'Leary) 生徒、質問する
ネイサン・ハスケル (Bill Irwin) ディック&ジェーンキラー(DJK)
ジェラルド・トリバー (Brad Carter) 共犯者
モウリーン・マーティン (Katheryn Winnick)
--- (Mark Rolston) 保安官
ハリー・ドノバン (Wynn Everett) トマスの妻
ジョエル・スタイナー (Josh Jacobson) 最初の被害者
ティファニー・コーエン (Mimi Michaels) ジョエルの婚約者

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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