CSI: 科学捜査班
CSI: Crime Scene Investigation
(シーズン9)

http://www.tv-tokyo.co.jp/csi9/
http://www.watch-csi.jp/csi/csi9episode.php





第11話 レベル1 The Grave Shift

脚本/Bradley Thompson、David Weddle
監督/Richard J. Lewis
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ギルが去った後、後任としてラングストン教授がCSIのラボに
就任する。ギルの主任の後任はキャサリンが勤めることになる。
キャサリンはラングストンが来ると、色々と現場や捜査に於ける
最低限の注意事項を聞かせる。ニックは歓迎するが、ホッジス
はイマイチ不機嫌そう。
そんな中で
イーストサイドで窃盗犯罪が起きたとの通報が入り、
ラングストンはニックと共に現場へと向かう。

現場ではエイカーズが捜査状況を伝える。
一時間前にガラス窓が割られて窃盗犯が入った後が見つかった
という。捜査を開始しようとした際に、突然現場近くからは
爆発音が鳴り響く。爆発したのは
サンライズマウンテン近くの
民家で爆発したとの事だった。

窃盗事件に関しては夫人が週末居なくなった際に起きた事件
だった。夫のヒリヤードは夫人と電話し、窃盗が有った事を
報告。主に夫人の
宝石類、時計、そしてパソコンが盗まれてい
た。高価な物だけが盗まれており、しかも荒らされた形跡が
無かった事からピンポイントで高価な物が盗まれている事に
違和感を覚えていた。その中には妻の祖母の大事な遺品が含ま
れているとして、なんとか取り返したいことを告げる夫。

ラングストンは早速ドアノブから指紋を検出。
しかし検出の為の手順が分からず、とりあえず持ってきた粉末
薬品の多くを使って調べようとする。するとニックから指紋
採取に使うのは
ブラック、磁性粉、ドラゴンツリーだけで良い
とし、それで採取できなければ全てラボに持って行くように
すれば良いとのことだった。ニックはラングストンに指紋採取
を教授する。

一方一段落すると、今度は爆発のあった民家へと足を運ぶ。
サンライズマウンテン地区の民家にはキングスレー夫婦が住んで
いたが、燃えただれた家から見つかったのは一体の焼死体だけ
だった。現場からは火災に使われた促進剤のたぐいは見つかって
いないという。

ラボにいたキャサリンはエクリーから、今後はギルのオフィス
を使ってくれと言われる。しかしキャサリンはなかなかギルの
オフィスを使う気にはなれなかった。幾ら神聖化された場所でも
このまま使わない訳にはいかないと言われる。ギルの荷物は
一部はコスタリカの施設に送り、残りはギルの自宅の倉庫に
送る手はずになっているという。

消失した家現場を調べていると、そこに妻のポーラと彼女の
アシスタントであるカーラ・バンクスが戻ってくる。ポーラは
半狂乱の状態。夫のドンは何処にいるのか?とブラス警部に
詰め寄る。しかしドンは6週間前にも大量の睡眠薬を服用して
通報している事が分かる。現場を調べるとガス管を開かれている
事から自殺したのではないか?と疑う。アシスタントのカーラに
よると財政面でかなり切迫した状況に有った事を聞く。
昨晩のアリバイについて尋ねると、妻・ポーラは
パフアンドタブ
と呼ばれるジムに言っていた事を知る。ポーラは6店舗のジムを
経営しているのだと聞く。
焼死体に関しては歯の治療紺を調べるのが一番である事をニック
はラングストンに語る。

そんな中、盗まれたラップトップパソコンからGPSの信号が検出
されているというアーチー。ライリーたちはその住所にいくと、
そこにはパレント家が住んでいる事が判明する。夫のリチャード
は離れに住んでいる息子のアレックスから話を聞く。
ベッドの下からはパソコンが見つかり、そして棚の中からは
盗まれた装飾品が発見される。アレックスから何処で手に入れた
のかと父は殴って話を聞こうとするのを見てラングトスンは
止めようとするが、ライリーがそれを止める。我々はあくまで
鑑識でありソーシャルワーカーの権利は無いと告げる。

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ギルが去った後、ラングストン教授が後任として現場で活動を
開始する。最初は指紋採取に関しても戸惑う姿が有るが、ラン
グストンは少しずつ捜査方針に適応していく。

初心に戻る言うという意味では面白いものが有ったし、
新しい人物がやってきたことで、受け入れる物の存在がいたか
と思えば、ギルを信頼していた物にとっては、なかなかその現実
を直視できないものもいる。

LV.1捜査官ということで、先日グレッズはLV.3の捜査官の姿
になった所を見ると、まさに現場ではペイペイの役割という
感じもするが、早くも大物感漂う役割で、現場を任されている
感じもする。

まだまだラングストンの特技なりスキルがどんな所にあるのか
分からないけれど、その内少しずつ頭角を現していくのかな。

今回は簡単な窃盗事件と、爆発事件を通して捜査する内容だった。
窃盗に関しては息子・アレックスによる仕業なのか、それとも
母親の仕業なのかという感じだったが、質屋に売っている映像か
ら母親だと判明。ただし、家に押し入って盗んだ物ではなく、
妻不在の週末の中で、夫が浮気していた相手がダイアンであり
その流れから盗難された様だ。ガラスを割ったのは、夫による
現場を偽装したという所なのか。

爆破事件に関しては、起爆装置を解明する流れと、容疑者の
動機を見つける為にVTRを探す中で事件の全容が明らかにされた。
殺されたドンの妻・ポーラは、夫のことを愛しながらも、
建設業者のジョシュと浮気していた事実が有り、ジョシュが
ポーラを夫と引き離すために犯行を犯した様子。

色んなところで浮気している人たちで溢れていた感じの案件で
有り、なんとも複雑。
子供に優しく接しようとしたラングストンはアレックスから
つばを吐きつけられてしまう所など、一筋縄ではいかない感じだね。

新人としてのルールなのか、みんなに朝食をおごるラングストンの姿
も印象的。
ニックはトーストに付着するハエの姿を見つけたけど、本当に食べて
しまったのでしょうか?キャサリンはカメレオン男だとして発言していた
けどね。


ギル・グリッソム (ウィリアム・ピーターセン) CSIリーダー
キャサリン・ウィロウズ (マージ・ヘルゲンバーガー) CSI(新主任)
レイモンド・ラングストン (Laurence Fishburne) LV.1捜査官
ニック・ストークス (ジョージ・イーズ) CSI
サラ・サイドル (ジョージャ・フォックス) CSI
ジム・ブラス (ポール・ギルフォイル) 刑事、警部
ウォリック・ブラウン (ゲイリー・ドゥーダン) CSI
アル・ロビンス (ロバード・デヴィッド・ホール) CSI検死官
グレッグ・サンダース (エリック・スマンダ) CSI研究員
デビッド・ホッジス (Wallace Langham) CSI
コンラッド・エクリー (Marc Vann) CSI上司
デビッド・フィリップス (David Berman) CSI (眼鏡の方) 検死
ソフィア・カーティス (Louise Lombard) CSIから刑事へ
ウェンディ・シムズ (Liz Vassey) CSI (DNAラボ)
マンディ・ウェブスター (Sheeri Rappaport) ラボ
ヴァルタン (Alex Carter) 刑事
ジョー・メトカルフ (Joseph Patrick Kelly) 刑事
ボビー・ドーソン (Gerald McCullouch) CSI、銃弾検査
ヘンリー・アンドリュース (Jon Wellner) CSI
ミッチェル (Larry Mitchell) 刑事
サム・ベガ (Geoffrey Rivas) 刑事
エイカー (Larry Sullivan) 刑事
デブリン (DeLon Howell) 刑事
アーチー・ジョンソン (Archie Kao) CSI (PC分析など)
マンディ・ウェブスター (Sheeri Rappaport) CSI、指紋

ウィリアムズ (Gabriel Casseus) ベガス署の刑事
ライリー・アダムス (Lauren Lee Smith) ラボ新加入
サラ・サイドル (Jorja Fox) 元CSI、コスタリカ在住

ジョシュ・バーストン (Michael Cudlitz) 建設会社
リチャード・パレント (Anthony Starke) 夫
アレックス・パレント (Kesun Loder) 14歳・息子
ダイアン・パレント (Amy Hathaway) 母、前科有り
ポーラ・キングスレー (Michelle Clunie) 夫人
カーラ・バンクス (Victoria Pratt) ポーラのアシスタント
ジム・ヒラード (Darren E. Burrows) 夫、売春婦を
Mrs.ヒリアード (Lisa Arturo) 妻、夫が浮気

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