第5話 ペントハウススイートの情事 （Three-Way）

脚本／Ildy Modrovich、Marc Guggenheim
監督／Jonathan Glassner

ホテルの庭で男性の遺体が見つかる。ホテルの支配人の話に
よると被害者の男性・アルマンドはホテルのプール係をして
いるという。スィートルームのカードキーを持っていたこと
から調べてみるとそこには三人の主婦が週末を優雅に過ごして
いた。

ステレオタイプに構成された話し。
カリーとデルコとウルフ、三人がそれぞれ自分が担当した
現場で被害者の血痕を見つけ犯人を割り出していく。

面白いのはホレイショは今回三人の部下達に全ての事を任せ
ているという点。内部査察が行われることを知ってその対策を
とったものだったが、部下達の腕の見せ所といった感じに
ストーリーが展開された。

カリーが容疑者としてあげたのはベス。
風呂場のタオルかけで殴った跡があり、致命傷を臭わせる
被害者の毛髪がタオルかけに付着していた事。ベスからの
自供も取れている事から、疑う余地もない容疑者だった。

デルコが容疑者としてあげたのはフェリシア。
二人が性交渉した形跡があり、ベッドに血痕が残っていたこと。

ウルフが容疑者としてあげたのはイベットだった。
ホテルの非常階段に血痕があり、上から投げ落とした形跡が
有ること。

ドラマとしては更にホテルの支配人にも疑いの目が及ぶが、
結果として犯人はフェリシアの夫だった。
掌紋が現場に残っていたのと、現場近くにいた証拠が車の
窓に付着していたのであるが、この事件犯人が亡くなる事より
も、妻達の仮面夫婦ならぬ仮面友情が驚きの要素だった。
しかも短時間に同じ男性と寝ている事実がまた凄い。

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

デビッド・カルーソ (ホレイショ・ケイン) リーダー
アダム・ロドリゲス (エリック・デルコ) CSI
カンディ・アレキサンダー (アレックス・ウッズ) 検死官
エミリー・プロクター (カリー・デュケーン) CSI
ジョナサン・トーゴ (ライアン・ウルフ) 新人CSI
ソフィア・ミロス (イエリーナ・サラス) 刑事
Rex Linn (フランク・トリップ) 刑事
Boti Bliss (マキシ・ヴァレイラ) CSI
Brian Poth (タイラー・ジョンソン) CSI・分析
Cristian de la Fuente (サム・ベルモンテス)
Brooke Bloom (シンシア・ウェルズ) CSI分析ラボ 美人職員
Christina Chang (レベッカ・ネビンズ) 州検事補
David Lee Smith (リック・ステットラー) 内部調査。サラスの彼
Shelli Bergh (ポーラ・ムロ) CSI
Eva La Rue (ナタリア・ボア・ビスタ) DNAラボ

guest
Lisa Thornhill (フェリシア・ハーディ) ベッドで頭をぶつける
Rachael Crawford (ベス・ジェイコブソン) タオルかけで殴る
Christina Chambers (イベット・トラバース) 階段から落とす
Corey Stoll (クレイグ・シーボーン) ホテル支配人
Amy Laughlin (エリカ・サイクス) TVレポーター
Grainger Hines (ジェームズ・バートン) CSIチーフ
Patrick Fischler (ヴィンス・ノーラン)
Linden Ashby (スティーブン・ハーディ) イベットと浮気
Jack Yang (シャウン・キムジー) CSI。中国系の男
Vincent Rivera (アルマンド・ディアズ) プール係。被害者
Laimarie Serrano (ブランカ・ロドリゲス) ホテルの従業員
Cassandra Creech (ジョードン) 婦警。ウルフと捜査
Greg Dohanic (フォスター) (uncredited)
Jon Hamm (ブレント・ケスラー) 医師 (uncredited)
Colette Kilroy (デブラ・ブラウリー) (uncredited)