第25話 止まった時間【後編】（One of Our Own）

脚本／Elizabeth Devine 監督／Matt Earl Beesley

マリソルを殺した犯人・リアズを追う中で、マラノーチェの
残党が殺される事件が発生する。現場検証している傍で
ジェサップ巡査は手榴弾のトラップに引っかかり殉職する。
同じ手口の犯人を調べてみると、サンティゴの名が浮かび
上がった。
その頃CSIラボでもまたある事件が起こる。
先日の一斉検挙の際、押収した1万2000ドルが紛失したという
のである。FBIがラボに乗り込んできて一人一人職員を尋問
する。

いよいよ最終回。
と言ってもTV東京では番組の編成上、7話の放送が残っている。
次にこの枠で扱うドラマは「CSI:NY」のようだから、7話では
NYのメンバーが出てくるための措置なのかな。

さて最終回と言うことも有り大清算スペシャルだった。
リアズの事件は一度は解決に向かわせたが、司法取引により
釈放という荒技を使うことで、シーズン5への布石を打った事
になる。

リアズ含めたマラノーチェ編の大清算でもあったが、シーズン4
の懸案とされていた、CSIラボ内のスパイの存在が明らかになる
話しがメインだった。

展開が入れ替わり立ち替わり、とても面白い内容だった。
ただ冷静に考えれば、シーズン4から新しく関わり合ってきた
者が犯人だという事は分かるよね。

FBIのスパイとして送り込まれたのは、ナタリーとモニカと
ピーターだった。ナタリーがCSIをよくするために送り込まれた
とするならば、モニカは崩壊させるために送り込まれたとする
べきなのか。

ナタリーはかなりCSIに溶け込んでいただけに、裏切る事への
罪悪感も大きく、職員達も衝撃だったのではないだろうか。
最後にヴァレイラに無視されるシーンが印象的だったが、
シーズン5以降、彼女のラボでの立場は相当息苦しいものに
なるだろうね。

今回の事件、マリソルとリアズが接触している場面があったが、
単なるマリファナの件で接触していたって事だけなのか?
リアズがブラジルに送検されると知って、ホレイショはブラジル
に乗り込むような事を宣言していたね。
シーズン5の1話のクレジットを見る限りではリアズが出ている
事からもブラジル編から始まるのか?

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

デビッド・カルーソ (ホレイショ・ケイン) リーダー
アダム・ロドリゲス (エリック・デルコ) CSI
カンディ・アレキサンダー (アレックス・ウッズ) 検死官
エミリー・プロクター (カリー・デュケーン) CSI
ジョナサン・トーゴ (ライアン・ウルフ) 新人CSI
ソフィア・ミロス (イエリーナ・サラス) 刑事
Rex Linn (フランク・トリップ) 刑事
Boti Bliss (マキシ・ヴァレイラ) CSI
Brian Poth (タイラー・ジョンソン) CSI・分析
Cristian de la Fuente (サム・ベルモンテス)
Brooke Bloom (シンシア・ウェルズ) CSI分析ラボ 美人職員
Christina Chang (レベッカ・ネビンズ) 州検事補
David Lee Smith (リック・ステットラー) 内部調査。サラスの彼
Shelli Bergh (ポーラ・ムロ) CSI
Eva La Rue (ナタリア・ボア・ビスタ) DNAラボ
Brendan Fehr (ダン・クーパー) CSI

guest
Michael B. Silver (ピーター・エリオット) 現金を盗んだ?
Bellamy Young (モニカ・ウエスト) 現金を盗んだ人
Mark Rolston (グレン・コール) FBI
Eric Mabius (ペリー) FBI
Vincent Laresca (アントニオ・リアズ) マリソル殺害主犯
Dahlia Salem (ヘザー・ランドレイ) FBI
Robert LaSardo (メモ・フィエロ) マラノーチェ。囚人
Lance Reddick (デビッド・パーク) FBI
Alana De La Garza (マリソル・デルコ) 死去
Kevin Alejandro (カルロス・サンティゴ) 爆弾魔
David Ackert (ラフィク・オマド) マラノーチェ殺害犯
Joel West (アーロン・ジェサップ) 殉職
Armando Valdes-Kennedy (アーロン・ピータース) CSI
Jonathan Strait ... ND Agent
Andrio Chavarro ... Manuel
Raniel David Castillo ... Police Officer (uncredited)