CSI : マイアミ (CSI : MIAMI シーズン6) http://www.tv-tokyo.co.jp/csi-miami6/ http://www.watch-csi.jp/csi_miami/

第1話 我が息子 Dangerous Son

脚本／Marc Dube、Krystal Houghton
監督／Sam Hill
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容疑者はホレイショの息子。

8時間前、立て籠もり事件が発生する。
トリップ刑事はSWATを要請し、事件の起きた家に近付くと、
中から発砲音が聞こえる。急いで家の中に侵入すると、二階か
ら保護観察官・アンドリュー・ベネットが落ちてくる。中には
一人の容疑者(リック)が飛び出し、ボートに乗って警察の手から逃げだ
してしまう。
すぐにアレックスから現場に来ると、二階から投げ出された
アンドリューは既に二階から落ちた時には亡くなっていたと
いう。部屋には40口径の銃弾が残されており、床には靴の跡、
そして被害者の爪には皮膚片が検出される。妻は資産家なのに、
何故夫は保護観察官をしていたのか。

靴の跡と爪の皮膚片のDNAから、前科のあるディランが容疑者
として浮上する。話を聞くと、アンドリューの娘・ステファニ
ーと寝室に居ただけだという彼。今まで人を傷付けたことなど
無いと訴える。
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保護観察官が突然殺害される。
彼が担当した前科者は約2000人で、その全員が容疑者となる。
果たして犯人は、保護観察中の人物なのか。それとも通報され
て刑務所に逆戻りした事のある犯人なのか。

なんと言ってもホレイショの息子がいたという事実。
今後を期待させる上でも重要なエピソードだったのかもしれな
い。「CSI:NY」では、911で失った恋人の子供と主人公が関わ
っていく話があったよね。

ホレイショの人物関係は結構後付のような形で登場することが
多いね。

さて事件そのものよりもシーズン5から6になり、それぞれに
どんな変化が有ったのかが興味深いのかも。

トリップ刑事は巡査部長に昇進したみたいだし、カリーは
休暇でアンティグア島に行き、小麦色の日焼け。それと同じく
して日焼けしているジェイクの存在。
賭博関係でちょっと問題のあったウルフは、今回スタートでは
グループディ射撃場でアルバイト中。半年間の謹慎期間中は
内務調査部によって厳しく取り調べを受けるようだ。
そしてナタリアは拳銃所持のテストを受けるために、足繁く
ウルフの勤める射撃場に通う役。ナタリアの射撃の腕は、
相当目を覆う物が有るぞ(15発中、1発しか的に当たらないレベ
ル)

さて事件としては、キャスリーンが誘拐された事で事件が
動き始めた。ホレイショは電話の声を聞いただけですぐに
カイルが犯人だと分かる辺り流石だなと思う。
大金を要求したこと、しかしその金を受け取らずに逃げている
事。

カイル自身の人生は、里親にたらい回しにされ、ディランに
脅され犯罪を繰り返してしまったという事で、かなり同情の余地
は存在している。ボートで逃げ回している際に、追わなければ
逃げないという心理を、ホレイショはこれまたよく見抜いた
なという感じ。この辺に親子ならではのシンパシーを感じた
のだろうか。

因みにカイルはホレイショがベンサコーラで偽名を使って
潜入捜査していた時に出会ったジュリア・エバリーとの間の
子供らしい。使っていた偽名はジョン・ウォールデンとの事。