CSI : マイアミ (CSI : MIAMI シーズン6) http://www.tv-tokyo.co.jp/csi-miami6/ http://www.watch-csi.jp/csi_miami/

第4話 炎の幻影 Bang, Bang Your Debt!

脚本／Barry O'Brien、Brian L. Davidson
監督／Karen Gaviola
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デイド大学の学生、ジェシカ・テイラーとブランドン・フォッ
クスは車中で関係を持っている際に、突然車に火がつく。
ブランドンは何とか外に逃げ出すもジェシカは亡くなってしま
う。
現場検証を行うと、車の下から燃焼促進剤が見つかる。

そんな中、デルコは遠くの方でかつてのCSIスタッフの一人、
ティム・スピードルの幻視を見つける。

ウルフはアレックスの元へいく。スーツ姿に身を包んだ彼は、
アレックスに検視補助として雇ってくれないか?と頼む。
予算が無くて雇えないとするが、取りあえず考えておくとの事。

車の下から見つかった液体は、グリコール・エーテル・ポリエ
チレンの混合物だった。つまりブレーキ液として使われている
物。油圧コンバータから指紋が検出され、修理工のアンドリュー
ヒルマンのものであると分かる。話を聞くとジェシカに頼まれ
ブランドンの車を見たという。

アレックスはジェシカの遺体を調べていると、体の煤を洗い
流すと肌がピンク色である事に気がつく。恐らく車外に出る
前に彼女は一酸化炭素中毒で死んでいた事が分かる。それを
知りアレックスは心中ではないか?とホレイショに告げる。

再度デルコは現場に行くと、スピードルの姿を見る。
居るはずもない彼からアドバイスを受けて焼けたホースが現場
近くに落ちているのを見つける。

一方ジェイクとカリーは、ジェシカが住んでいた学生寮を調べ
る。学生とは思えない豪華なブランド物のバッグや服が並んで
いた。ゴミ箱から使用済みのコンドーム。そして電話の留守電
からリバティ・コースト・クレジットから借金返済の催促の
電話が鳴り続けている事が判明する。

カード会社にいくと主任はキース・レイノルズだと判明。
しかしキースは令状がなければ何も話さないという。
一方デルコが見つけたホースから指紋が検出され、カード会社
の社員の一人・ゲーリー・ハードリックだと判明する。
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車中で一酸化炭素中毒で亡くなった一組のカップル。
火災になる前に何者かが車内にホースを繋いで一酸化炭素中毒
を起こそうとしていたことが判明する。
捜査をしているデルコは、突然スピードルの幻影を見ることに
なる。

久しぶりにスピードルが出てきた。
幻影とはいえ嬉しい限りの演出。
ちょっとデルコの様子がおかしいのではないかというものだ
ったけど、ケインもまた毎日見ているさという最後のセリフに
スピードルが如何に愛されていたのか分かるもの。

そんなスピードルが出てきたのも、色々医学的な理由付けが
為されていたけど、何者かがスピードルのロッカーを開けた
ことで封印が解かれたのではないかとする一面も有るところが
興味深い。
スピードルのカードが使われていた訳だけど、ウルフもいよいよ
年貢の納め時かと思わせつつ、不正使用していたのは何と
ダンだった。あんまり目立たない人だったけど、まさかここで
切られるとは・・・

事件はカード会社の人間によって死に追いつめられたのではな
いかとするものだったけど、よくよく考えれば、金を貸してい
る人物が殺しても何の意味もない訳で、カード会社を疑うのも
やや不自然なのかもしれない。

ドラマとしては後半は騒動強引な流れで、特にキャンパス内
での発射地点を探る辺りからの流れは、何の信憑性も無かった。
ブランドンがライフル銃を使ったわけだけど、何時の間に
そんなスキルを身につけていたのだかね。普通狙撃できる
程の学生なんて居ないだろうし、相当な風の中ほピンホール
ショットみたいな事をしている所がまた説得力がない。

一酸化炭素によって心中しようとしたけど、引火に関しては
偶然だったというものなのかな。