CSI : マイアミ (CSI : MIAMI シーズン6) http://www.tv-tokyo.co.jp/csi-miami6/ http://www.watch-csi.jp/csi_miami/

第6話 父子の闘い Chain Reaction

脚本／Corey D. Miller
監督／Christine Moore
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ウルリッチホテルのプールサイド。
ケリーとカーラは日焼けするために日光浴をする中、突然
日食が始まる。マイアミでは1637年以来の日食に、プールサイ
ドの客達も日食に見取れていた。しかしそんな最中、プールサ
イドで30歳のロニー・テンプルが絞殺される。

現場検証に来たアレックスはこれは悪いモージョーだとし、
占星術では悪い兆候だという。日食の際に亡くなった人は、
誰かの魂を道連れにしないと安息が訪れないと言われていると
いう。

ロニーが亡くなった傍にケースが落ちており、DNAを調べると
重罪犯マリオ・モンテロのDNAが検出される。しかしそのDNA
を見ると人間のものではなく、一部イヌ科のようなDNAの傾向
が見られるという。
マリオから話を聞くと、被害者の男はクスリに関しては何でも
販売していたとし、彼が死んでいるのを見て狼のホルモンを
盗み出したという。
遺留品からホテル従業員のIDカードが見つかり、そのストラップ
は絞殺に使ったものかに思われる。

IDはホテル従業員のショーン・ウルリッチのものだった。
ショーンによると何者かがロッカーから盗み出したものだと主張。
しかしショーンの手には絞殺した時についた様な傷跡がついて
いた。ショーンは仕事中にイスで切ったと告げる。

アレックスは十字架のネックレスをしてから検視を行う。
被害者の傷口から何らかの毛髪が付着していた。しかし開腹
したと共に彼女は意識を失いその場に倒れてしまう。
復職が決まったウルフがたまたまモルグに来ており、アレックス
が倒れているのを発見する。

第二の事件が発生する。
被害者はダイアナ・ロング(23歳)。しかし被害者は真夜中過ぎに
被害が有ったと通報が有り、夜番のCSIが捜査していた。
ウルリッチホテルの被害現場から8km。殺人の手口から連続殺人
事件である事がほぼ明らかになる。
通報者はデリバリー業者のクリント・ギルモア。ダイアナの
部屋の状態を見ると、友達が居るような人物ではなく、部屋に
こもって一日中パソコンと向き合っていた事が分かる。
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日食の日に起きた殺人事件。
連続殺人事件に発展していく案件で、果たして被害者に共通性
は有るのかどうか。

祝ウルフ復帰記念エピソード。
最初の仕事は倒れたアレックスを見つけて無事に助けたという
もの。事件とは直接的に関係はなかったけれど、良い感じの
役割で復帰。早くもサマンサに目をつける辺り、ウルフ先生
も流石嗅覚が鋭い。最後にホレイショから仲間がいないと
一人で死ぬことになると言われていたね。


アレックスを運ぶ救急車。

事件は色んな人に殺しの容疑がかかった話だった。
最も怪しいと思われるのは狼男だったが、その動機としては
弱い物がある。
アメリカにはライオン男なる整形人間が居るとの事だけど、
狼になりたいとする心理は一体何なのだろうね。

日食と言うことでちょっと奇妙な話であることは否めない。
アレックスが信心深い所はちょっぴり笑えた。
モルグに入る際に十字架のネックレスをかけていたしね。

夜にしか行動を取れない紫外線アレルギーの人物が犯人。
全ての罪をホテル従業員・ショーンになすり付けようとして
いた訳だけど、ショーンの血を手に入れたとするイスに付着
していた多形日光疹のクスリが決め手となる。
ただこのイスに付着していたというだけで、それが犯人のもの
なのかどうかは、正直関連性はない。別の時に付着したかも
知れないしね。

被害者達の行動をよく見抜いているということで、覗きして
いたであろう事が推察され、その共通する位置を割り出す辺り
はCSIっぽさが有った。
ただ被害者の自宅は8km離れていたし、chatの相手まで掴んで
いる辺りは、正直覗きの域を超えている感じだね。