CSI : マイアミ (CSI : MIAMI シーズン6) http://www.tv-tokyo.co.jp/csi-miami6/ http://www.watch-csi.jp/csi_miami/

第20話 シークレットディスク Down to the Wire

脚本／Sunil Nayar
監督／Eagle Egilsson
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119に突然男性の声で電話が入る。コーラルウェイで子供が殺害
されようとしている。
通報を受けSWAT部隊は通報のあった場所に乗り込む。ブリッグス
は家に突入し、包丁を持って近付いてくる男性・
マイケル・マドックスを射殺する。しかし奥から妻・ルーシー
が出てくると一体なんて事をするのかと激怒。夫は私を守ろう
としてくれたのだと語る。室内を調べても、人が襲われた様な
跡は一切無かった。
ホレイショは現場に駆けつけると、巡査部長のブリッグスから
話を聞く。戦術的にはこれが正解だった事を語る。
ルーシーは夫とは仕事の話をしていただけだとし、警察を告訴
すると訴える。

ウルフは119に通報の有った声を改めて再生してみる。
電話はマドックス家の隣人・ニール・ジャクソン家からかかって
きたものだという。
すぐにニールに事情を尋ねると、自分は今朝家には居なかった
し、マイケルを殺害する動機はないという。しかし家の増築の
件でマイケルといざこざが有ったことが見つかる。
ニールによると、昨日木の上に不審者が登っていた事を語る。

ニールと通報者の声紋は一致せず。
ナタリアはニール家の木によじ登っていた人物を調べると、
皮膚片からカート・ロッシというモラルゼロの私立探偵が居た
事が判明する。
ロッシから話を聞くとマイケルはとても良い顧客だったとし、
彼からルーシーの浮気調査を依頼されていたという。

ルーシーに話を聞くと、自分は浮気などしていないと否定する。
夫は何に対しても陰謀だと疑っていたという。最近はヘッドフ
ァンドを共同経営しているピーター・カレンと言い争いしていた
という。ルーシーはSWATが夫の車のバンパーを叩いていた事を
問題視する。

カリーが車を調べると、SWATによるものではなく明らかに交通
事故の跡だった。車にはイベントレコーダーが設置してあり、
映像を調べると、ぶつかったのはチャーリー・デッカーの車
だと判明する。チャーリーの車の中にはルーシーへのプレゼント
カードが有り、浮気していた事が判明する。事故は偶然で、
マイケルとも事故に関しては言い争いはなかったとするが、
レコーダーの映像からそれがウソだとすぐに判明する。
向こうから車をぶつけてきたのだとし、ルーシーと別れなけれ
ば殺すと脅された事を語る。
チャーリーの音声を声紋分析にかけるが通報者とは一致しなか
った。

ウルフは何処から通報があったのか改めて調べると、電話の変
電盤・分配機に異変がある事が判明する。工事員のダニーが
細工した事が判明。通報者はピーター・カレンのアシスタント
をしているデビー・シファーのオフィスからかけられていた
ものだと分かる。オフィスを調べるとそこからボイスチェンジ
ャーが見つかる。
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■意図的に誤報を流して、SWATに男性を殺害させる

こんな事が本当に出来るのかという感じだけど、上手く被害者
相手に不安感を植え付け、包丁を手にする状況を作る。

■電話を掛けてきたのは誰?

明らかに男性の声だったが、実際には再生スピードを変えたり
ボイスチェンジャーを使えば、女性の声でも簡単に男性の声に
聞こえたりする。
問題は通報の声がボイスチェンジャーだと分かるまでだよね。
まさか緊急を要する電話をボイスチェンジャーを使っている
とは考えないものね。

■私立探偵ロッシの存在

ロッシを演じているのは映画俳優としても活躍している
Tom Sizemore 。映画俳優がドラマに出演するってアメリカ
では珍しいよね。ただ近年薬物所持等で問題になっていた事も
事実だけど・・・

出演している映画は・・・「7月4日に生まれて」
「パッセンジャー57」「トゥルー・ロマンス」「愛が微笑む時」
「スリー・リバーズ」「ワイアット・アープ」「ナチュラル・
ボーン・キラーズ」「ストレンジ・デイズ/1999年12月31日」
「ヒート」「プライベート・ライアン」など超有名処ばかり。

そんなロッシが情報を収集していたが、デルコの事はもちろん、
ジュリア・ウィンストンとロン・サリスの事、そしてホレイショ
の情報を掴んでいるというのだから実に怖い。
デルコの件なんて、守秘義務のあるカウンセリングの盗聴
だからね。

■ルーシーは事件に関わっているのか?

ウソの証言をしたことで、ルーシーの事が一気に信じられなく
なった。ただウソの話をしていたのは浮気していたかどうかだけ
だった。
チャーリーも嘘の証言をしていたし、ホント信じられないね。

■第二の事件が発生

カリーとトリップが令状を持って容疑者・ピーター・カレンの
オフィスを捜索すると拳銃が見つかる。
令状には通話に関する事だけしか捜索できないとり決まりが
書かれていたのだろうか。銃に関しては違法捜査だと言われる
けれど、なんだか変な話だ。
しかもカリーは先日のweb掲載された事で、捜査の信憑性を
疑われる始末。

■カリーとデルコ

カリーはデルコの事を庇い、メモの件を話さなかった。
リックはカリーが操作手順を未だに覚えていないのではないか
と疑いの目を向けている。
いつも手厳しい追求をするリックも、州検事からの圧力に
あっさりと屈してしまったようだ。

■問題は共同経営の件

殺害の動機となったのは、カレンとマイケルが共同経営をして
いる件で、マイケルが共同経営を下りるとした事から発生した。
一日10万ドルの損失を計上しているみたいだけど、そんなので
成り立つ物なのか?