CSI : マイアミ (CSI : MIAMI シーズン7) http://www.tv-tokyo.co.jp/csi-miami7/ http://www.watch-csi.jp/csi_miami/

第10話 ターゲットの宿命 The Deluca Motel

脚本／Sunil Nayar
監督／Gina Lamar
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デルコが住んでいる安モーテル・デルーカ。。住民達は暑くて
嫌な朝を迎える。デルコは自分の車に何らかの仕掛けが付けら
れていないか調べつつ、自動販売機でコーヒーを買う。
氷を運んでいる妊婦のリンダに軽く声を掛ける。
デルコはカールとモリーが言い争いしている横を通り過ぎて
部屋に入ると、入った直後に突然銃声が鳴り響き、デルコの
腕を銃弾がかすめる。デルコはすぐに自分はデイド署の人間だ
と叫び、何処から発砲しているのか辺りを調べるが、分からな
かった。しかしガラスの割れたモーテルの部屋を見に行くと
そこに一人の遺体が見つかる。

すぐにCSIがやってくる。
被害者はデルコがここに来てから一度も見たことがない人間
だった。ホレイショは、デルコに何故こんな所で住んでいるのか
尋ねるが、アパートが改装中だとして適当に答える。
とても不潔なモーテルの部屋故に、鑑識泣かせだった。
窓から逃げた人物を特定するために、窓硝子に付着している
繊維片を採取する。

デルコはウルフに対して銃声を三発聞いた事を語る。
ウルフはデルコに何故こんなところに泊まっているのか尋ねる
も明確には答えようとしない。ウルフはデルコの部屋に有った
メモ紙を目にする。そこには"キュターナ、エンリコ、日曜
23時、千ドル"と書かれていた。

被害者はセス・コープランド。体中に傷跡が有り、拷問されて
いたであろう事が伺える。体内からバッヂが検出されると、
セスは学生会のバッヂを持っていたことから新入生で有り、
新入り虐めをされていた事が判明する。すぐに窓から逃げた
人物が上級生・ニールだと分かる。ニールは犯行を否定し、
単にバケツリレーをさせていただけだと語る。
発砲場所は室内ではないことからニールの容疑は一応晴れる。
弾道検査をするカリーたち。

外にいたカールとモリーから話を聞く。
すると二人は犯行を否定し、部屋に入った途端に銃声が聞こえ
た事を語る。

ウルフはデルコの様子がおかしい事をホレイショに報告する。
そしてメモが有った事を告げる。メモ紙にあるキュターナは
リトルハバナに有るちっぽけな店だと語る。
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■モーテルで殺害される青年

突然銃撃音が聞こえ、何が起こっているのか全く分からない
状況の中に始まった今回のドラマ。
デルコがその現場にいるという不自然な状況の中で、デルコ
自身までもが狙われるという事件だが、有る意味ではこの青年
が亡くならなければ、デルコが死んでいたことも考えられる
だけに、なんとも複雑な事件だった。

■安モーテルには前歴者が多い

カリーが現場で物証を調べようとするも、こういう安モーテル
は全ての証拠が前科の有る人物にたどり着くとして悩んでいた。
案の定、このモーテルに滞在していたカールも薬の売買で
手に入れていた金を隠し持っていた。

■被害者青年は事件とは無関係

悲しい事だけど、モリーがカールと争いしている中で暴発した
銃弾がセスに当たってしまった様子。
しかしそのカールの銃でエンリコが殺害された事もあり、
事件としては複雑な様相を呈していく。
しかしエンリコが殺されなければ足が付くことはなかった感じ
だし、事件の真相が分からなかったね。

■デルコの出生の秘密

キューバ人であるデルコの家族がどんな人物なのか今まで
明かされることはなかったけど、今回母・カルメンが登場。
そしてデルコの父親がアレクサンダー・シャローバという
悪人であることを知る。しかもデルコ殺害を依頼したのが
実の父親だというから何とも言えない。何故今まで父親のこと
を知らなかったデルコが狙われなければならないのか。

■現場に残っていたタイヤ痕が決め手

カンナムスパイダーと呼ばれる三輪の車に乗っていた容疑者。
容疑者がそんな目立つような特殊車両に乗っているなという
感じだけど、まぁそれもドラマだからね。
エンリコが何故殺されなければならないのかもよく分からない
けど、アレクサンダーの事を調べていた事で、地雷を踏んで
しまったのかな。