CSI : マイアミ
(CSI : MIAMI シーズン7)

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第11話 負け犬の家 Tipping Point

脚本/Brian L. Davidson
監督/Marco Black
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聖ユダの祈りのペンダントを持つマイク・オリヴォラ牧師
聖ユダは敗北者の守護聖人という意味があり、その名の通り
彼は子供達を犯罪から守るために、そして犯罪者を更生させる
為に牧師として一人活動をしていた。
しかし木箱の中に入れられ生き埋めにされ、朝の工事現場で
知らずに工事するスタッフに重機によって体を貫かれてしまう。
現場監督の
ムーアに聞くが、確かに現場に土を掘った跡が有っ
たが気がつかなかったという。
タラはマイクの体には胸に銃弾で撃ち抜かれた跡が有ることを
発見する。

現場に来たトリップ刑事は、今朝ハイアリア付近で市民情報
ホットラインに情報が寄せられていたという。恐らくマイクが
襲われた時の情報ではないかとするが、金目的の情報も多く
それが信用できる物かどうか分からなかった。
マイクは不整脈を正す為のペースメーカーを付けていた事が
判明する。心電図が無線で病院に送られてくる為に、殺された
1時間半前に襲われたであろう事が示唆された。

マイクが開いている聖ユダの家を訪ねると、
フレディという
青年が対応に出る。みんなここに居る人たちはマイクの事を
慕っていたという。しかし嫌がらせも多く、最近にも外壁に
ペンキでいたずら書きをされていたので消した事を告げる。
デルコはそれを聞いてどんな文字が落書きされたのか調べる
為T-RAYを使って調べる。するとその下から
"クラネオス・リー
ファ"
の文字と"ZAR"という文字が出てくる。クラネオスは
ここいらを仕切っているラテン系ギャング団だと判明する。

一方情報ホットラインに情報を送ってきたのは
ヨランダ・ラモス
だと判明。CSIに連れてこられたヨランダは、自分が情報元
だとばれないか心配していた。そして情報は金になるのか?と
尋ねる。情報によって50ドルから1000ドルの謝礼金が与えられる
事を聞かされると、情報を話し始める。
ウィルス通りでビラ配りのバイトをしていた時に、マイク牧師
が撃たれたという。

現場を調べるカリーとデルコは、現場で血痕を見つけ、そして
銃弾9mmを発見する。更にマイクの所持品だと思われるペンダント
を見つける。しかし水に浸かっているために証拠は洗い流されて
いる可能性が高いとの事だった。

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■牧師が襲われるという世も末の出来事

しかも牧師はペースメーカーを付けて更生活動を続けており
こんなに立派な人を襲う人がいるというのだから、なんと
いう罰当たりなことなのか。

■情報提供者・ヨランダ

情報ホットラインに寄せられる情報の殆どはウソ。
しかし今回は結構トリップ刑事は、その情報を信じていた。
ヨランダの情報だけでなく、叫び声が聞こえたとする街の情報
にも耳を貸す。叫び声を上げていたのは、グロリアという女性。
娘・ラウラの葬儀費用のことで、葬儀社とトラブルが有った
様子。果たしてマイク牧師殺害事件と関係があるのか?

■ギャング団・クラオネス

なんと事件には現役のボスとかつてのボスが関わってくる事が
判明。
子供を使って犯罪組織を構成しているクラオネスには、牧師が
少年たちに正しい道を教えることが邪魔らしい。

現役のボスは、ラファエル・ヴァルガス。
かつてのボスはヘクター・サラザール。

■水没したペンダント

デルコはかってに水没したことで証拠が採取できないと決めて
しまったけど、ヴァレイラのお陰で、そんな証拠を見逃す事
なく証拠を拾い上げた。
付着していたDNAは、ヘクターのもの。
しかし単に胸ぐらを掴んだ時に付着したものだと判明する。

■ヘクターは更生した人物の一人だった

ヘクターはマイクによって更生し、刑務所内で殺害された
トビー・ホリンズの件をきっちりと捜査したホレイショの事を
信じていた様子。ヘクターは、クラオネスを潰すために手を
貸していたことが判明。しかしかつての犯罪者なので信じる
のは容易ではないかも。

■葬儀社に文句をつけるナタリア

殺人課の仕事ではないとするが、マテオに頼まれナタリアが
自ら動く。でも幾ら葬儀社が詐欺していたとはいえ、グレード
をアップして葬儀をさせるなんて、警察でもヤバいことでは
ないのか?

■マテオが所持していたマイク殺害の銃

まさかマテオが殺していたのか?と思わせるものが有ったけど
実際にはフレディから手渡されたものだった。
フレディの指紋も検出され逮捕すると、車の中から血痕が検出。
ギャング団への土産として、マイク牧師を捧げたみたい。
でも殺そうとしたのではなく、木箱に入れたという事は、
一応見つけてくれるのを待っていたのかな。

ホレイショ・ケイン (David Caruso) CSI、リーダー(チーフ)
エリック・デルコ (Adam Rodriguez) CSI
カリー・デュケーン (Emily Procter) CSI
ライアン・ウルフ (Jonathan Togo) CSI
ナタリア・ボア・ビスタ (Eva La Rue) DNAラボ
ダン・クーパー (Brendan Fehr) CSI (s6 #4で逮捕)
シンシア・ウェルズ (Brooke Bloom) CSI
マクシン・バレイラ (Boti Bliss) CSI
レオ・ドンウェル (Josh Zuckerman) CSI、コンピュータ分析

フランク・トリップ (Rex Linn) デイド署・刑事
アレックス・ウッズ (Khandi Alexander) 検死官 (s6で辞める)
ジェイク・バークリー (Johnny Whitworth) デイド署・刑事
イェリーナ・サラス (Sofia Milos) 元刑事、現在私立探偵
リック・ステットラー (David Lee Smith) IAB
サマンサ・バリッシュ (Jessica Szohr) CSI
タラ・プライス (Megalyn Echikunwoke) 検死官 (s7 #2から)
マイケル・トラバース (Christopher Redman) ラボ職員 (s7 #3)
ジェーン・バートレット (Samantha Quan) ラボ職員 (s7 #5#6)


ヘクター・サラザール (Jon Seda) 元ギャング団"クラネオスリーファ"ボス
フレディ・グラナダ (Shahine Ezell) 聖ユダの家の青年
ヨランダ・ラモス (Cara Santana) 密告人
グロリア・ヌニエス (Michelle Bonilla) 母親、娘・ラウラが死 
ラファエル・ヴァルガス (Jullian Dulce Vida) 幹部の男
--- (Marcelo Tubert) 葬式の監督、詐欺
リッキー・ムーア (Alex Skuby) 工事現場監督
マテオ・ヌニエス (Connor Diliberto) 息子、銃を所持
マイケル・オリヴェラ (Carlos Reig-Plaza) 牧師、被害者
--- (Amin Joseph) セキュリティ守衛


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