CSI : マイアミ (CSI : MIAMI シーズン7) http://www.tv-tokyo.co.jp/csi-miami7/ http://www.watch-csi.jp/csi_miami/

第12話 悪夢の断片 Head Case

脚本／Tamara Jaron
監督／Sam Hill
--------------------------------------------------------
洋服が血まみれの男性が車道を歩いているとの通報を受けて、
警察は彼を掴まえる。本人は怪我している跡がない為に、他人
の血である事は明らか。しかし話を聞いても、自分の名前も
分からず何故ここにいるのかさえ分からないという。

AFISで血痕を調べたり、薬物検査をするも全てシロだった。
洋服の血を調べていたバレイラは、血は男性1人、女性2人の
ものだという。恐らく父・母・娘の三人の血であり、その内の
男性の血痕はミッチ・クロフォードのものだと判明する。
2006年にインサイダー取引で捕まっておりCODISでヒットする。

クロフォード家を調べると、そこには配達に来たとするウォル
ターという男性が、彼女と共にクロフォード家のプールで
遊んでいた。朝の5時に届け物をした際に、一家が逃げるように
して車で出て行ったという。
クロフォード家は、父・ミッチ、母・ビクトリア、娘・サラ、そして
フォートローダーデールで士官学校に通う息子のローガンが
居た。しかし弟は既にアリバイが確定していた。
ウォルターが届けたのは書類で、弁護士からのもの。
顧客の資金を使って投資していたが、大損害を出して11名から
訴えられていたのだと判明する。

ラボのトラバースは記憶喪失の男の靴底を調べる。すると
TNTと糖蜜が検出される。レイズ岬だと判明するも、四方5km
も有り、彼が何処にいたのか特定するのは容易ではなかった。

デルコは記憶喪失の男に、自分も同様の事になったので心配する
なと励ます。
話を聞くと、スクールバスを見たこと、そして旗が風になびく
音と、そこには犬が描かれていた事を告げる。ウェリントンに
小学校が有り、その学校に通じる道は一本だけ。それをヒント
に家を調べていくと、被害者の自宅を特定する。

家を調べると三人の遺体と共に現場には記憶喪失の男の財布が
落ちていた。男はダグ・ベンソンだと判明する。
--------------------------------------------------------

■血まみれの記憶喪失の男

ダグは記憶が無いが血まみれ。
捜査が進展していくと共に、現場にはダグの指紋やらゲソ痕
などが次々と見つかり、殺人者ではないかと疑われていく。

カリーは完全にダグを容疑者扱いしていたし、逆にデルコは
彼は犯人ではないという姿勢で挑んでいた。ライアンがクロ
だと決めつけて捜査している事に不快感を生じていたね。

■投資家ミッチ・クロフォード

なんだかとんでもない奴だったけど、こんな人に投資を一任
するっていうこと自体間違えているような気がするんだが・・

現場の外に有ったゲソ痕から長男のローガンが疑われるも、
実際には父から言われた金を取りにいっただけのようだ。

■ダグの過去

ダグはFBIの記憶障害を扱う施設で検査して貰うと、実際には
記憶が有るのではないかと疑いの目をもたれる。しかし調べて
いくと、ダグには過去に父親を目の前で殺害された事が有った
為にその時の記憶が蘇っていたようだ。実に紛らわしい。

■被害者のベルトから毛髪

カート・セービンというナイトクラブのオーナーのものだった。
ミッチに金融アドバイザーとして投資してもらい100万ドルの
損失を出したとするが、実際には猫ばばしていたのかな。
結局犯人はこの男だったけど、ダグに銃口を突きつけて、
ミッチを殺させたようだ。
一部始終を見ていた長男は、父親を殺されても警察に通報しない
所が凄い。

■デルコとカリー

デルコが落ち込んでいるところを今回カリーが声を掛ける。
デルコとカリーの関係がどうなるのか気になっていたけど、
今回少し動きがありそうだった。
デルコはカウンセリングのファイルをカリーが見たことを
知っていたんだね。ハッキリ言葉にしてくれないと伝わらない
とするカリーはデルコの言葉を待っているのかな。