第2話 過ちのグランド・セントラル
(Grand Murder at Central Station)

脚本／Zachary Reiter 監督／Scott Lautanen

朝のラッシュで混雑するグランド・セントラル駅。
突然悲鳴を上げて男性が倒れる。
彼は美容整形外科医スペンサー・ハワード。
苛性ソーダを顔面に浴びて大火傷をし、その一部を飲み込んで
気管を焼かれた。急いで病院に運ぶも、間に合わずに亡くなる。
一方、マンションの屋上で女性・エベリンが亡くなる。
彼女は盲目の女性であり、首を絞められて死亡した。

苛性ソーダを浴びて亡くなった事件。
被害者の遺体を調べてみると、服にはファンデーションが付着。
手には不自然に焼け焦げた跡。
調べてみると形成外科医である被害者の男性には、整形に失敗
した患者から3件の医療ミスによる訴訟を起こされている事が
分かり、容疑はそんな人たちからの恨みによる犯行だと思わせた。

この件、結果的に形成外科医に掛けられていた手の保険金を
狙う保険金詐欺事件が失敗した形で起こった事件で、犯人は
誰でもなく、被害者のハワードと共同経営者のサッチャーに
よるものだった。
苛性ソーダの入ったコップは、この形成外科病院に贈られたもの
であると分かることから、容疑者は絞られていくのだが、
サッチャーが当日駅に居たとする物証があまりにも頼りない。
ぬいぐるみを踏んだ靴跡が一致するとの事だが、幾らでも
抜け道が有りそうな物証だった。

一方、視覚障害者・エベリンが殺される事件。
こちらの件は意外とCSIならば簡単に解決に導くことが出来る
事件ではなかろうか。
エベリンが二股を掛けていたのは驚きだが、現場での物証が
全て。首を絞めたとするテープが現場から指紋と血痕付きで
見つかる。これが見つからなくても、被害者の頬に付いていた
アイススケート用のエッジの削りカスから捕まえられそう。

未完成の像を作者ではない別人が完成させていたが、それって
可能なのか?

そういえばレジーナ・ボウエンの件で、エイデン・バーンが
解雇になってしまった。証拠を捏造しようとしていた彼女。
一つの事件に肩入れする余り越権行為が発覚してしまった
訳だが、この事件のフォローは後の話しの中で行われるのだろう
か?

それにしてもステラは胸元が開きすぎた服を着ていたなぁ。
完全に逆セクハラじゃないのかな。

レギュラー
ゲーリー・シニーズ (マック・テイラー) CSIリーダー
メリーナ・カナカレデス (ステラ・ボナセーラ) CSI
カーマイン・ジョヴィナッツォ (ダニー・メッサー) CSI
エディ・ケイヒル (ドン・フラック) 若手刑事
ヒル・ハーパー (シェルドン・ホークス) 検死官。元ER
アンナ・ベルナップ (リンジー・モンロー) CSI
ヴァネッサ・フェルリト (エイデン・バーン) CSI

guest
Ron Yuan (エヴァン・ツァオ) 検死官。アジア系
David Julian Hirsh (ザック・シャノン) CSI
Ed Quinn (フランキー・マラ) 芸術家。ステラの知人
Todd Stashwick (イラ・ファインスタイン) ライフガード
Paul Wesley (スティーブ・サンプラス) エベリンの恋人
Larry Poindexter (スタンリー・サッチャー) 犯人。医師
Jay Kenneth Johnson (ポール・ディーコン) 犯人。
Lauren Bowles (ジェミー・ブレーク)
Francis Guinan (ロン・ミラー)
Casey McCarthy (メラニー・ハンプトン)
Aria Wallace (エミリー・ディッカーソン) ぬいぐるみ
Steve Paymer (ドナルド・スコット) 整形失敗
Leroy Edwards III ... Sax Player
Sonia Maria Martin (エベリン・ダナー) 視覚障害者。被害者
John Dove (ジョン・スカネッティ)
Sarah Scherger (ディッカーソン) エミリーの母親
Laird Macintosh (スペンサー・ハワード) 医師。被害者
Renee Darmiento ... Young Female
Scott Elrod ... Young Male
John Cappon ... EMT
Natalina Maggio ... Young Debutant (scenes deleted)
Elizabeth Ann Bennett (レジーナ・ボウエン) 被害者
Jennifer Lopez ... Herself (uncredited) (archive footage)

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