CSI : NY2

制作総指揮/ジェリー・ブラッカイマー

http://www.watch-csi.jp/csi_ny/
http://www.tv-tokyo.co.jp/csi-ny2/

第4話 企業戦士 (Corporate Warriors)

脚本/Andrew Lipsitz 監督/Rob Bailey

サン・ジェンナーロ祭で一人の男性・グレッグ・トンプソンが
5人の男達に袋叩きに合う。男達はグレッグがお供えしていた
金を盗もうとしていた罰として殴り飛ばしたもの。しかし検死の
結果集団暴行以前に、心臓に木片が刺さった跡があり、それが
直接の死因であると判明する。
一方セントラルポークのベンチで男性・ジャレット・スタントン
の遺体が見つかる。首を何かで切り落とされた跡。
更にアパートの一角で火災が起こり、留守番していたジェームズ
が一酸化炭素中毒で亡くなる。コンセントには、ポテトチップス
の空き袋の跡が残っており、何者かが放火したものとして
捜査が進む。

今回は三つの事件が混在している話しだった。
しかし展開が進むにつれてグレッグとジャレットの件は同じ
企業に勤める社員であることが分かる。

よく分からないのが殺害する動機。
この企業のオーナーもまたよく分からない性格しており、
彼の企業哲学の中に、やたらと中華思想的なものが含まれて
いる。しかもドラマでは日本の文化と中華の文化が混在して
いてよく分からない。やたらと武器に詳しいマックの姿だったり
茶道のマナーを心得ていて、お茶の注ぎ口を他人に向けるのは
失礼だというリンジーの姿が有ったり、とにかく不思議系。

結局犯人は、ジャレットを殺害したのはグレッグで、グレッグ
を殺害したのはポールだった。

一方火災の件は、友人であり家族同然の仲であるルークの仕業。
一緒に住みたいと考えているルークに対して、その考えに反対
しているジェームズ。火災を起こして家無き子にして、一緒に
住もうとする腹だったが、見事大失敗。
動機は分からなかったが、シェルドンが物証によって犯人を
追いつめた。動機は「時効警察」のネタばらしの如く、犯人に
よって語られるもの。
悪意がなかっただけに可哀想な事件だ。

レギュラー
ゲーリー・シニーズ (マック・テイラー) CSIリーダー
メリーナ・カナカレデス (ステラ・ボナセーラ) CSI
カーマイン・ジョヴィナッツォ (ダニー・メッサー) CSI
エディ・ケイヒル (ドン・フラック) 若手刑事
ヒル・ハーパー (シェルドン・ホークス) 検死官。元ER
アンナ・ベルナップ (リンジー・モンロー) CSI
ヴァネッサ・フェルリト (エイデン・バーン) CSI

guest
Ron Yuan (エヴァン・ツァオ) 検死官。アジア系
David Julian Hirsh (ザック・シャノン) CSI
Paul Schulze (ルーク・ロバートソン)
Lori Petty ... Maddy
Tony Schiena (ポール・マーティン) 経営者
Katheryn Winnick (リサ・ケイ) 社員。女格闘家
Karen S. Gregan (カレン・ウォーカー) 母親
Javier Picayo (トム・ニコス) チェスプレイヤー
Devin Brochu (ジェームズ・ウォーカー) 焼死
Ramya Pratt (ニナ・ロバートソン) チェス友達
Andrew Macbeth (ジャレッド・スタントン) 公園で死
Steve Lord ... Chess Player (uncredited)
Ricky Wood ... Fighter (uncredited)

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

inserted by FC2 system