CSI : NY2

制作総指揮/ジェリー・ブラッカイマー

http://www.watch-csi.jp/csi_ny/
http://www.tv-tokyo.co.jp/csi-ny2/

第14話 釘づけ(Stuck on You)

脚本/Timothy J. Lea、Eli Talbert 監督/Jonathan Glassner

自宅で写真の展覧会を開いていた富豪のカルロは、屋上で
ミラベラと関係を持つ中、背中から弓矢で射抜かれる。
彼女は即死、カルロも重症を負う。
一方喉に一撃を食らって喉頭をつぶされ、顔面をノリで覆われて
いる男性・ギデオンが亡くなる。

カルロの件。
意外と現場に物証が残っている事件だった。
弓矢の弓が現場に残されており、そこには指紋も血痕も残って
いる。しかし血は人間のモノではなく、腸チフスの予防注射の
形跡が残っていたことことからも、当初はカルロと共にペルー
へ狩りに出掛けたレンジャーのリック・スミスが疑われる。
彼には妻が寝取られた事からも殺す動機は十分。
しかし指紋は一致せず。
捜査に行き詰まったCSIが取った策は、弓矢が置かれていた場所
を特定するというモノ。またまた怪しげな分析装置が出てきた
ところがちょっと嘘臭いが仕方がないか。
写真芸術家の芸術作品を紐解くと、題材として使われていたのは
女性の写真。エロ怪獣と化したカルロにぞんざいに扱われた
芸術家の犯行だった。利用された事に怒っていたが、それでも
チャンスをもらえただけ良いと思うのだが、イマイチ殺しの動機
としては弱いところ。

音楽プロデューサ殺害事件。
喉の中に残されていた銃弾から何らかのメッセージがこめられた
殺人事件かに思われた。
遺体が手にしていたカッターに血痕がついていたことから、
意外と犯人特定は難しくない事件だと思う。血痕は女性という
事ですぐに犯人像も絞られる。
現場にはボタンが落ちていたり、痴漢除けのスプレーを発射した
形跡も有る。
当初はポスター貼りの縄張り争いから同業者による犯行かに
思われた事件。当たりはしなかったが、決して遠くはない事件
だった。
現場に落ちていた楽器のピックから近所の音楽店を捜査。
そこに預けられている楽器が凶器。バンド名も記載されている
事から自ずと犯人は、近くのライブハウスのバンドメンバー
だと分かる。冒頭で事情を聞いていた音楽プロデューサも
この件に関わっていたことからも、犯人のすぐ傍で捜査し続けて
いたことになる。

なんといっても今回のサプライズは、マックがジャズバーで
毎週水曜日に演奏をしていた事実。楽器の扱いに詳しいことから
リンジーが気がついた。

レギュラー
ゲーリー・シニーズ (マック・テイラー) CSIリーダー
メリーナ・カナカレデス (ステラ・ボナセーラ) CSI
カーマイン・ジョヴィナッツォ (ダニー・メッサー) CSI
エディ・ケイヒル (ドン・フラック) 若手刑事
ヒル・ハーパー (シェルドン・ホークス) 検死官。元ER
アンナ・ベルナップ (リンジー・モンロー) CSI
ヴァネッサ・フェルリト (エイデン・バーン) CSI
Robert Joy (シド・ハマーバック) 検死官
A.J. Buckley (アダム・ロス) CSI/ひげ

guest
Ed Quinn (フランキー・マラ) ステラの彼?
Cameron Dye (デーモン・ルニオン) 楽器店
Gonzalo Menendez (ガス・ドルード) 音楽プロデューサ
Jonathan Cherry (ジェームズ・ゴールデン) 芸術家
Shelly Cole (ミラベラ) 被害者
C.J. Thomason (パトリック・トンプソン) 縄張り争い
Mark Deklin (リック・スミス) カルロとペルーに旅行
Rochelle Aytes (シエナ) カルロと関係を持つ女性
Kelly A. Ogden (ステファニー・オデル)

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