CSI : NY

製作総指揮/ジェリー・ブラッカイマー

http://www.tv-tokyo.co.jp/csi-ny/
http://www.watch-csi.jp/csi_ny/


第2話 夜の獣たち
(Creatures of the Night)

脚本/Pam Veasey 監督/Tim Hunter

深夜美術館でパーティーが開かれている場所に血塗れの女性
ロビンが命からがら到着する。彼女はセントラルパークで何か
をされたようだが、その時の記憶が全くない。病院に運ばれ
何とか一命を取り留める。
まずは犯行現場を特定する為に、彼女の衣服や傷口をチェックし
犯人に繋がる情報などを集める。一方別の現場では男性が
射殺体で見つかる。腕を見るとコカインの常習の跡。足を何か
で傷つけられており、銃で腹部を一発撃たれて亡くなる。
ドラッグの取引のもつれから来た事件の線が強いと思われた。

今回の事件はレイプ事件と射殺事件。

前者はとても珍しいケースで、被害者を綿密に調べた結果、
犯人の男性は無精子症であり、DNAサンプルが採取できないと
いう難しい事件。しかも被害者は自己防衛機能が働いたのか、
被害を受けた時間帯の記憶がすっぽりと抜け落ちている。
ドラマでは衣服に付いていた花の葉からセントラルパークの
中でも詳細な場所を特定。当初、その現場から見つかるノーズ
リングとアルミホイールの残留物から、人気料理店で働く従業員
を疑う。しかし彼は結果的に落ちていた被害者のバッグを盗もう
としていただけのもの。
次に衣服に付いていたクルミの粉の原料から、銅像磨きに使わ
れる洗剤であることが発覚。当初は四人の作業員をDNA鑑定する
が、全員白。着眼点は移り変わり、その現場の近くで作業して
いた庭師である事を特定する。彼は何と言っても無精子症。
これで特定出来たと思いきや、無精子症では偶然で片付けられる
案件で証拠にはならないという。結果的に、木の樹液が下着に
ついていた事で特定できたわけだが、やや腑に落ちない事件
だった。

後者の射殺事件は、ねずみが被害者の腹から銃弾を食べてしまう
という珍しいもの。ネズミ探しに時間が割かれて、犯人捜しは
有る意味オマケという様な話だった。結果的に銃弾が見つかった
事により、強盗事件で使われたものであると判明。その犯人を
取り調べをしていた所でボロを出したことで逮捕となった。


マック・テイラー (ゲイリー・シニーズ)
ステラ・ボナセーラ (メリーナ・カナカレデス)
ダニー・メッサー (カーマイン・ジョヴィナッツォ)
シェルドン・ホークス (ヒル・ハーパー)
エイデン・バーン (ヴァネッサ・フェルリトプ)
ドン・フラック (エディ・ケイヒル)

J. Grant Albrecht (レオナルド・ガイルズ) 医師
William Russ (プレスコット)
Michele Hicks (ロビン・プレスコット) 襲われた被害者
Germaine De Leon ... A.J. Mata
David Marciano (カール・ドリュデツキ) ねずみ駆除
Frederick Koehler (ビリー・レンディッシュ) 庭師。犯人
Joseph Thomas (ドノバン・トレイシー) 肉料理
Josh Hammond (カルヴィン・モントゴメリー) 強盗。犯人
Sven Holmberg (ジョーディ・トンプキンス) 被害者
Jeris Poindexter (ジョージ・アルバーゴ)

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