CSI : NY

製作総指揮/ジェリー・ブラッカイマー

http://www.tv-tokyo.co.jp/csi-ny/
http://www.watch-csi.jp/csi_ny/


第12話 リサイクル
Recycling

脚本/Timothy J. Lea、Zachary Reiter 監督/Alex Zakrzewski

N.Yの街を疾走する自転車のメッセンジャー・マイケル・スター
リングが突然街の一角で倒れる。右足をナイフで刺された跡。
一方ドッグショー会場でドッグハンドラーの一人、エレイン・
カーティスが毛糸の編み棒に刺さって亡くなっていた。

メッセンジャーが亡くなった事件。
配達表が有ることと、運動機能を計測する心拍記録装置を身に
付けていたことで事件が解決していく話だった。
身体中に骨折の跡が有るところを見ると、N.Yのメッセンジャー
が如何に厳しい職業なのかを伺わせる。
体内に凶器の破片が残っており、そこに付着するDNAから捜査を
始める。ナイフの持ち主は、仮釈放中のセオドアのモノ。
しかし彼によるとそのナイフは無くしたものだという。当時の
アリバイもあっさり見つかり容疑者からは外れる。
今回は心拍記録装置を元に、彼が事件当時どのルートを走って
いたのかを特定するのが最大の見物だったのかもしれない。
心拍の上がり具合で坂道を特定したり、カーブを曲がった事を
証明してみたり。彼の服に付いたペンキの跡から場所を特定。
問題は誰が殺害したのか。
自転車のペダルについた被害者以外の血痕は、同業者のブレット
のもの。二人は仕事上のルートを巡りそして縄張りを巡り争って
いた様だ。ただし殺すほどのものではない。
結果的にナイフに付着していたローションが、試供品である事
から問題は解決。売店の店主が邪魔な存在であるメッセンジャー
を刺した事。事件発覚後、ステラの前を通り過ぎるメッセンジ
ャーとのやりとりが笑えた。

ドッグハンドラー・エレインの事件。
死亡時手にしていたのは自分のグルーミングステーション内に
有る薬品ケースのもの。
凶器は編み棒だったわけだが、とても運が悪く大動脈を貫いて
しまった。
エレインの事を知る犬のオーナーから話しを聞くと、彼女は
イタリア製の服を着たり、露出度の高い服を着ていたことで、
ドッグショウには場違いだったとの事。結果的にこの人が犯人
だったのだけどね。
爪の中に皮膚が残っていたり、服の下からは犬の毛が出てきたり
口の中からプラスチックの様なものが出てきたり、ステーション
内に彼女が担当する犬以外の足跡が見つかる。
薬物検査から抗鬱剤の形跡が有るわけだけど、複数の薬の副作用
が出たようで、服用を誤ったのか、故意に飲ませたのかがポイン
トになる。
結果的に犬の意識を朦朧とさせようとして仕組んだ水をエレイン
が口にしてしまった事が事件の真相だった。
まさか犯人も自分が殺人を犯していたとは気がつかない事件だっ
た。

マック・テイラー (ゲイリー・シニーズ)
ステラ・ボナセーラ (メリーナ・カナカレデス)
ダニー・メッサー (カーマイン・ジョヴィナッツォ)
シェルドン・ホークス (ヒル・ハーパー)
エイデン・バーン (ヴァネッサ・フェルリトプ)
ドン・フラック (エディ・ケイヒル)

Julia Duffy (ミリー・ハンフォード) 犬の飼い主。編み物棒
Zach Grenier (ロス・ハウエル) 発見者
Robert Costanzo (フランク・ミードウズ)
Steve Hytner (アルヴィン・マーバート)
Neil Giuntoli (マーク)
Aisha Hinds (ブレット・ストークス) 女メッセージャー
Brad Greenquist (セオドア・ゲイツ) ナイフの持ち主
Paul Carafotes (サッカー) 刑事
Hira Ambrosino (アンジー・スーン) 犬の飼い主
Sonya Walger (ジェーン・パーソンズ) CSI
Desi Lydic (エレイン・カーティス) 被害者
Matt Baker (マイケル・スターリング) 被害者。メッセンジャー

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