CSI : NY3

制作総指揮/ジェリー・ブラッカイマー

http://www.watch-csi.jp/csi_ny/
http://www.tv-tokyo.co.jp/csi-ny3/



第8話 波紋 Consequences

脚本/Pam Veasey 監督/Rob Bailey
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月夜にラファイエットの倉庫ペイントボールで対決する二人
の男性がいた。

非番中のステラはマックをバーに呼び出す。ステラは現在何者
かに尾行されている気がする事をマックに告げる。通勤の地下鉄
やショッピングをしている際に見られていたという。事の発端は
一週間前にマックの誕生日にプレゼントを渡しに行った頃から
だという。マックは警備を付けようか?とするが、そこまでしなく
ても良いという。そんなマックの元に事件の連絡が入る。

遺体が発見されたのはメイシーズの感謝祭パレード用のバルーン
が置かれている倉庫で、警備の
ノーマン・ベイカーが巡回中に
見つけたという。
現場から見て被害者はペイントボールのプロだった。
被害者の持ち物には財布やIDは無く、肩胛骨や胸に銃弾の跡が
見つかる。恐らく弾の一つはパレード用のバルーンの中に有る
とし、マックはホークスに解剖するよう頼む。

現場を更に調べていると倉庫の外にもペイント弾の跡が有る。
しかも葉っぱに付着しているのはペイント以外にも血痕が付着。
もう一人のプレイヤーが居たはずだという。更に現場に落ちて
いる岩にも血痕が付着。紙片と微細物も見つかる。

現場近くのアパートと聞き込みするも、いつもペイント弾を
打ち合う人がいたくらいの供述しか得られなかった。

バルーンの中に入っていた弾は9mm弾。線条痕をIBISで調べる
事になる。発見者で警備員のノーマンからは発射残渣は検出
されなかった事を聞く。

シドは被害者の射入口を調べると、銃創の中に黒い粉が検出
される。そして肩の銃創が歪だった。銃弾がタンブリングしな
がら当たったのではないか?という。しかし現場や遺体からは
銃弾や薬莢が見つからないことから、犯人はそれらを回収した
のではないか?という。

ペイントボールの主催者の元を尋ねる。チームを作っている
エヴァンは被害者の男性は、キム・タナカだという。昨晩9時
頃に
エントリーと呼ばれるクラブに一緒に行ったのが最後との
事。普段から
サイラス・メンロという相手とやり合っていた
という。サイラスは今日ここに来る予定だったが来なかったとの
事だった。
路地で採集した血痕は、サイラスの物であることが判明する。

遺体に付着していた黒い粉は、
ブラックコカインというものだ
った。コカインに鉄酸塩イオン、チオシアン酸鉄を混ぜて作る
事で、ドラッグテストをかいくぐるのだという。それを聞いて
マックは被害者たちは、倉庫で麻薬の取引現場に飛び込んで
しまったのではないか?と推察する。

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ステラを尾行するものの存在。

以前ステラはストーカーの恋人に襲われているトラウマから
かなり敏感になっている様子。
今回のドラマ中でも何度かそんなシーンが描かれていたけど、
最初に話を聞いていた時にはトラウマから来る妄想なのかと
思っていた。
しかし実際にそんな人物が現れたことで、妄想でないことが
分かる。

ステラを尾行していたものの正体

なんとマックの妻・クレアには、過去に養子に出した息子が
居た。マック自身もその存在を聞いて知っていたという。
クレアといえば911で亡くなってしまった人物の一人。
そんな過去の事件に今でもダメージを受けているマックに取って
彼女と似ている息子の存在に複雑な思いがしたことだろう。

何らかの関係を結んでいくかと思ったけど、リード側から
連絡を取り交わさず立ち去られていく。

ペイントボール殺人事件

サバイバルゲームとはちょっと違うけど、より先進化して
スポーツ化したようなものだね。

キム・タナカなる人物が殺害されたけど、韓国+日本の血を引く
物なのかと思ったら、全くの外国人だった。

証拠が不自然

なんと現場から薬莢や銃弾が回収されていること。
そして被害者の体からブラックコカインが検出された事。
現場近くに月の石が落ちていた事。
熊用の罠によって、サイラスが引っかかっている事。
二人の行方不明者が出ていること。

宇宙人に支配されてしまった女

これぞNYという感じの不思議な女性が登場。
夫がそんな妻を見て、私の知っている妻ではないとして、面会
もせずに立ち去ってしまう所が寂しいね。

線条痕と麻薬から犯人はNYPDの麻薬捜査課が関わっている

いつもフラックと一緒にいるけど、部署は違うんだよね。
彼が勤める職場にマックが行く事への不思議な感覚が有ったけど
彼の仲間が現場の麻薬をくすねていた事、そして今回の一件
で殺人を犯していたのを知る。

NYでの殺人事件の23%がドラッグがらみの事件との事。

マック・テイラー (Gary Sinise) NY市警CSI:主任
ダニー・メッサー (Carmine Giovinazzo) CSI、下町育ち
シェルドン・ホークス (Hill Harper) 検死局検死官
ドン・フラック (Eddie Cahill) 殺人課
ステラ・ボナセーラ (Melina Kanakaredes) CSI
リンジー・モンロー (Anna Belknap) CSI、S2#3から
シド・ハマーバック (Robert Joy) 検視官、S2#5から
アダム・ロス (A.J. Buckley) CSIラボ研究員、S2#8から

ジェシカ・エンジェル (Emmanuelle Vaugier) S3#1から
ペイトン・ドリスコル (Claire Forlani) 女性検視官、S3#1から


リード・ギャレット (Kyle Gallner) クレアの息子。里子に
ヴァーナ・ウェルケ (Erin Chambers) 宇宙地質学者
ダリン・クレイマー (Christian Monzon) 生化学者。ダンボール
エヴァン・ケルネック (Greg Siff) タナカのチームメイト
サイラス・メンロ (Robbie Alexander) タナカのライバル
デニス・ルービアン (Spencer Hill) ヴァーナの夫。妻失踪中
ラモント・タイソン (Terry Wilkerson) 麻薬売人。刑務所
ディーン・トルゥディ (Michael King) 刑事。汚職
キム・タナカ (Lewis Tan) ペイントボールのプロ


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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